【社会考】あなたは「新聞」を読んでいますか
0.「今日の記事のポイント」
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「情報環境は激変したよと、新聞購読数は激減しているよ」
☆「10代~30代はネットで、40代~70代はテレビだよと、コロちゃんと新聞のある生活」
☆「社会で起きていることを知りたいよと、好奇心は生きる原動力だよ」
☆「コロちゃんと新聞配達の記憶」
1.「情報環境は激変したよ」
コロちゃんの1日は「朝のワンコ散歩」と「朝食」の後は、「新聞バサバサ」が日課となっていますが、最近の若い方の「情報環境」は、コロちゃんとはだいぶ変わってきたようですね。
なによりも「新聞購読」が激減して、更に「テレビ視聴」も激減しているらしいですね。それでは、多くの皆さんがどこで世の中の事を調べているのかと言うと、もうお分かりですよね。
「インターネット利用」ですね。「スマホとネット」が、今の若い方の主要な情報収集のツールとなっているようです。
コロちゃんなんかは、もう「老眼」ですから「スマホ画面」の字はメガネをかけても見えづらいですから、やっぱり「新聞」は手放せませんね。
それでは、最初は「新聞購読」の世の中の動きから調べてみましょう。
2.「新聞購読数は激減しているよ」
今では多くの家庭でも「新聞購読」をしていない家が増えていますよね。それでは「新聞購読数」の実情はどうなっているのでしょうか。
コロちゃんが、あちこちをポチポチ調べてみると、「新聞購読数のピーク」は、「1997年の5376万部(全国紙+地方紙)」でした。
それが、昨年「2023年には2860万部」にまで激減しています。なんと2500万部減と、半分近くまで減少しています。
➀「全国紙はどこもほぼ半減しているよ」
分かりやすいように、下に書きますね。
◎「新聞購読数推移:1997年⇒2023年」
〇「1997年:5376万部⇒2023年:2860万部」
いやいや、凄く減っていますね。これで「新聞社の経営」が良く成り立っているものですね。
まあ、最近の「新聞社」は不動産業も兼業しているそうですから、そちらでカバーしているのかも知れませんね。
そして、この「新聞購読数の減少」を調べていると、全国紙の激減が目につきました。
下に書き出しますね。
◎「全国紙の購読数」
➀「読売新聞:2003年1006万部⇒2022年684万部」
➁「朝日新聞:2003年831万部⇒2022年482万部」
➂「毎日新聞:2003年398万部⇒2022年198万部」
➃「日経新聞:2003年301万部⇒2022年174万部」
おー、上記➀~④の「全国紙」の全てがほとんど半減していますね。
コロちゃんが購読しているのは「日経新聞」ですが、これも半減近い減少となっていますね。
コロちゃんは「日経新聞」は経済専門紙ですから、そう簡単には減っていないだろうと思っていましたが、予想が外れましたよ。
しかし、「お客さん」が半減してもまだ経営が破たんしないビジネスモデルって、どうやっているのでしょうか?
わっかんないなー?
(*´・д・)はて?
➁「新聞購読者は70代以上が一番多いよ」
ネットで調べた調査によると「年代別の新聞購読者」は、以下の通りとなっていました。
◎「年代別:自宅で月ぎめ新聞を購読している人」
➀「18‐19歳:47.3%」
➁「20代 :37.0%」
➂「30代 :30.3%」
➃「40代 :42.5%」
⑤「50代 :57.0%」
⑥「60代 :73.3%」
⑦「70代以上:81.3%」(コロちゃん年代)
うーむ、新聞購読者は高齢なるほど多いのね。だけど、「⑦70代以上:81.3%」が一番高いなんて、どう考えても先行きは減少する未来しか見えませんよね。
ここ5年間の「新聞購読数」は、年間200万部規模で減少していると聞きますし、このままではあと15年間で0部になるとの予測も言われていますね。
コロちゃんは、さすがに「0部」ということはないと思いますけれど、どこかの時点で「廃刊や廃業」が起きてもおかしくないと思ましたよ。
だけど、コロちゃんにとって毎朝の「新聞バサバサ」は、「日課でありブログの重要なネタ元」ですから、廃刊だけはやめて欲しいですよね。
お願い! 頑張って生き残ってね「日経新聞社様!」。
(˶ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ オネガイシャス*☆
3.「10代~30代はネットで、40代~70代はテレビだよ」
次は、皆さんが「主なメディア」をどのくらいの時間利用しているのかを見てみましょう。「主なメディア」とは「ネット・テレビ・新聞」のことです。
コロちゃんは、あちこちポチポチと探してみましたら「総務省情報通信政策研究所」が、昨年2023年に「全国13~69歳の1500人」を対象に調査したデータが見つかりました。
ここでは「10代~70代」の方たちの「テレビ利用時間・ネット利用時間・新聞利用時間」が分かります。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「総務省 主なメディアの平均利用時間(休日)」より
上記のグラフは、「総務省」が発表している「10~70歳代の主なメディアの平均利用時間」です。
比較しやすい「休日」を取り上げますね。主なメディアの種類は以下となります。
◎「主なメディア」
➀「赤色棒グラフ:テレビ利用時間」
➁「青色棒グラフ:ネット利用時間」
➂「緑色棒グラフ :新聞利用時間」
次に、上記の「➀テレビ・➁ネット・➂新聞」の、10代~70代の「利用時間」を下に書き出しますね。小数点以下は省略します。
➀「20代のネットは330分(5時間30分)だよ」
◎「10代~60代の利用時間」
➀「10代」
・「テレビ :69分」
・「ネット:285分」
・「新聞 :1分」
➁「20代」
・「テレビ :90分」
・「ネット:330分」
・「新聞 :1分」
➂「30代」
・「テレビ:153分」
・「ネット:200分」
・「新聞 :1分」
上記の「①10代~➂30代」までは、「ネット利用時間」が「テレビ利用時間」を上回っています。「テレビ利用時間」は、年代が若いほど少なくなっています。
その「ネット利用時間」が、一番長い年代が「➁20代:330分」です。
うーむ、330分というと1日に5時間30分ですか。結構な長い時間をネット利用をしていますね。これだけ長いと、他のことが出来なくなっているでしょうね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
そして、惨めなほど少ないのが「新聞利用時間」です。10代~30代までの年代はすべて「1分以下」です。
➁「60代のテレビは291分(4時間51分)だよ」
続いて見てみましょう。下記の年代からは、「ネット利用時間」よりも「テレビ利用時間」の方が長くなりますよ。
➃「40代」
・「テレビ:191分」
・「ネット:159分」
・「新聞 :5分」
⑤「50代」
・「テレビ:221分」
・「ネット:135分」
・「新聞 :8分」
⑥「60代」
・「テレビ:291分」
・「ネット:105分」
・「新聞 :15分」
ほら40代~60代になると、「ネット利用時間」よりも「テレビ利用時間」の方が長くなり、「新聞利用時間」も長くはなっていますが、それでも「60代でわずか15分」です。
そして「テレビ利用時間」が一番長いのが「⑥60代」ですが、なんと「4時間51分」とほぼ5時間ですよ。コロちゃんなんて、ほとんどテレビは見ませんよ。
➂「70代のテレビは更に長い331分(5時間31分)だよ」
最後には、コロちゃんと同じ「⑦70代」を見てみましょう。
⑦「70代」
・「テレビ:331分」
・「ネット :47分」
・「新聞 :34分」
あらら、「テレビ利用時間」が全年代で一番長いじゃないですか。
ヽ(゜Д゜; )ノアラマッ!!
331分っていうと「5時間31分」にもなりますよ。そんなに見たい番組があるのかなー?
そして「新聞利用時間」が、全年代で一番長いですね。それでも「34分」ですけど。
いやいや、驚きましたよ。「10代・20代・30代」の「新聞利用時間」は、みな1分しかありません。これでは「10代・20代・30代」の「新聞購読層」は、ほとんどいないってことですよね。
それに「高齢者」が、これほどテレビばかり見ているのにもビックリですよ。
コロちゃんと同じ「70代の高齢者」は、テレビを「1日に331分(5時間31分)」も見ているのですよ。
やはり、調べてみないと分からないものですね。コロちゃんが思っていたよりも、新聞の社会への影響力は遥かに低下していますね。
昔は「新聞は社会の木鐸※」とか、「新聞は社会のオピニオンリーダーだ※」とか言われていたのですが、今はそもそも「読まれていない」とは、力を失っていますね。
(※社会の木鐸:木鐸とは古代中国で法令などを民に伝えるに使った木製の舌を持った金属製の鈴。転じて社会を教導し正す人を指した)
(※オピニオンリーダー:人々の意思決定に大きな影響を及ぼして世論を形成する人)
4.「コロちゃんと新聞のある生活」
上記では、世の中の方々が年齢が下がるほど「新聞」から「テレビ」そして「ネット」利用へとどんどん変わってきている実態を見てきました。
それでは、ここでコロちゃんの「主なメディア(テレビ・ネット・新聞)利用」について語ってみましょう。
すでにこのブログで何度もお伝えしているように、コロちゃんは「日本経済新聞」を購読しています。料金は「宅配の紙の新聞(朝・夕刊)」+「電子版」=6500円となっています。
他の全国紙に比べると、ちょっと、お高いですよね。他紙を下で見てみましょう。
◎「全国紙:宅配+電子版:比較」
➀「朝日新聞:4900円(デジタル版:+1000円)」
➁「毎日新聞:4900円(プレミアムプラン:+550円)」
➂「読売新聞:4400円(オンライン:0円)」
読売新聞、やすっ!
(;゚д゚)エエーッ!!!
だけどコロちゃんが新聞を読むのは、社会のことを広く知ることが目的ですから、「日本経済」のことを詳しく報じてくれる「日経新聞」が一番興味深く読めるのですよ。
だからコロちゃんは、今のところ他紙に変えようとは考えていませんよ。
最近のコロちゃんは、毎朝コーヒーを飲みながら「新聞をバサバサ」と40分ほどかけて読みます。そして「電子版」は20分ぐらいでしょうか。
さらに夕刊もありますから、合計すると1日に90分(1時間30分)は時間をかけていますね。
それでは、上記で見て来た「70代の方の主なメディア利用時間」とコロちゃんを比べてみましょう。最初は上記で見た「70代」を下にもう一度書きますね。
⑦「70代」
・「テレビ:331分」
・「ネット :47分」
・「新聞 :34分」
◎「コロちゃん」
・「テレビ :20分」
・「ネット:280分」(2時間40分)
・「新聞 :90分」(1時間30分)
いかがでしょうか。コロちゃんはテレビはほとんど見ていないですね。「70代の方とコロちゃん」を比較すると下記ですよ。
「⑦70代:テレビ:331分」⇒「◎コロちゃん:テレビ:20分」
その分コロちゃんが長いのは「ネット利用時間」ですね。下記ですよ。
「⑦70代:ネット:47分」⇒「◎コロちゃん:ネット:280分(2時間40分)」
上記の「◎コロちゃん:ネット:280分(2時間40分)」は、手持ちの「アイパッド」から「設定⇒スクリーンタイム」をクリックして出て来た「1日の平均時間」のデータですから正確です。
ただコロちゃんが一番重視しているのが「新聞の情報」です。なによりも「情報の信頼性」がけた違いに高いです。下記に見てみましょう。
「⑦70代:新聞:34分」⇒「◎コロちゃん:新聞:90分(1時間30分)」
うーむ、ざっとコロちゃんの方が3倍の時間をかけて新聞を読んでいますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
また信頼性という点では「ネットの中」は玉石混交で、データを調べるには簡単に見つかるのは良いのですが、その信頼性はあてにならないものも数多いですね。
そして「テレビ」は、いつ必要なデータや内容が放送されるかの選択権が受信者にはありません。
よく「新聞1部」は「文庫本1冊分の内容が詰まっている」と言われますが、それだけ多様な情報を手軽に得られる「新聞」をコロちゃんは「推し」ですよ。
5.「社会で起きていることを知りたいよ」
上記のようにコロちゃんが「新聞」をじっくり読む理由は、社会のあちこちで起きている問題に興味があるからです。
もし「情報」を得る手段がなかったら、コロちゃんが知ることが出来る範囲は、生活圏のそれもワンコとの散歩コースの周りのことぐらいしか知ることが出来なくなってしまいます。
それが、毎朝バサバサと新聞を1部読むだけで、世界の反対側で起きている出来事も知ることが出来るのです。
コロちゃんは「社会で起きていること」を知りたいのです。
さらに、社会のあちこちで起きていることはある程度は分かりますが、ゆっくりと大きな流れで進んでいることにはなかなか気が付きません。
そのような「大きな流れ」は、新聞社では「論説委員」、他の媒体では「有識者」の発言や論考を読まなければ分からないのです。
コロちゃんは、そのような「社会で今起きている事、明日起こるかも知れない事、遠い未来に起る事」を知りたくて、「新聞、ネット」の中をバサバサ・ポチポチと毎日さ迷っているのですよ。
6.「好奇心は生きる原動力だよ」
上記のような、今のコロちゃんの生態を「変わった人だな?」という目で見ている人がいるかもしれません。
しかしね、コロちゃんは思うのですよ。人は何を目指して生きるのでしょうか。
おそらく、今の世の中で多くの方がたが目指していることを遠慮なく言ってしまえば、「金・地位・物」でしょう。
今の世の中で「多くの方から仰ぎ見られて羨望のまなざしを向けられる人」を、上記の「金・地位・物」と照らし合わせれば、下記の類型になるかと思います。
➀「金 :億り人」
➁「地位 :青年実業家」
➂「物:タワーマンション」
いかがでしょうか? コロちゃんの頭の中では、こんな類型しか思い浮かばないのですが、「現代社会の英雄」とは上記の➀~③の方々を指すのではないでしょうか。
しかしコロちゃんは、全て「うらやましくありません」。
「①お金」は日々の生活費があれば充分ですし、「②地位」はあればむしろ面倒です。「③タワマン」は維持費が高そうだからいりません。
それで、今のコロちゃんが何を求めているかと言うと「好奇心を満たすこと」です。
全く知らなかった知識に触れると、背筋がゾクゾクするような興奮が得られます。さらに好きなことを集中してやり遂げると、その完成時には何とも言えない満足感が全身を満たします。
良い例がこのブログの作成ですね。いつも調べながら9000字程度を書き終わるまでには、6~7時間は費やしています。
しかし、書き終わった後には頭の中の緊張感が解けていく感覚と、全身にやり切ったというような幸福感を憶えますよ。
いろいろとデータを調べることも、その結果コロちゃんの知識が増えるのですから、ちっとも面倒だとは思いませんよ。
今のコロちゃんが生きる目的は、上記のように「好奇心の追求」と言っても間違いではないでしょうね。なかなか面白い「老後の生活」だと思っていますよ。
なお、この「好奇心が生きる原動力」だという生き方は、あくまでも「コロちゃんの生き方」でして、他の方にお薦めするとかいうものではありません。
また「自慢」でも「卑下」でもなく、ありのままの正直なコロちゃんの告白だと思ってくださいね。
7.「コロちゃんと新聞配達の記憶」
コロちゃんは、まだ20歳になる前に数か月間「新聞の配達」に従事したことがあります。1970年代初頭ぐらいの時代でした。確か地域は「東京都の池袋の近くの住宅地」でしたね。
当時一緒に活動していた同年齢の「2人の友人」と共に、短期間の住み込み生活をして、毎朝早起きして「新聞の配達」をしました。
私たちは「三ばかトリオ」と自称していましたね。仲の良い友人たちでしたよ。いまごろどうしているのかなー?
コロちゃんたち3人の仲間は、まだキチンとした就職をする前でしたので、気楽に楽しんでいましたよ。若かったですしね。
コロちゃんは、この「新聞配達」の期間中には、毎日新聞を読める環境にあったのですが、今から思い返しても、ちっとも新聞を読んだ記憶はないのです。
コロちゃんが、なぜ今こんな話を持ち出したかと言うと、「新聞を読むにも知識がいる」ということを言いたいからです。
もちろん「新聞記事」は、よく「中学生が読んでもわかるように書け」と言われていますが、世の中の多くの問題はある程度の知識があることを前提として書かれています。
上記のまだ19歳だったコロちゃんは、新聞を読んで「事件があった」ことは分かってもも、その「事件」がどのような社会的背景のもとに起きたかなどは、到底分からなかったと思われます。
そのような多くの「浅い知識」は記憶に残らないのですよ。
それではどうすれば良いのかというと、コロちゃんがお薦めするのは「継続的に新聞を読み続けること」ですね。
同じような「事件・事象」でも、繰り返し伝えられて読み続けていると、多面的な知識が蓄積されます。
ひとつの出来事を多面的に見れるようになると、「新聞記事」もより深く理解することが出来るようになり、面白くなってくるのですよ。
それが進むと、ネットでの「検索ワード」をどのような言葉を選んで調べればわかるようになり、さらに楽しくなってきますよ。
それに「新聞」ですと、「書評欄」や「文化欄」などの普段ならばあまり関心のないジャンルの記事も、眺めて流し読みすることもできるのですよ。
上記のような理由の他に、新聞を読むことは「老後の趣味」としては、安上がりでしかも飽きないという利点もあります。なにしろ毎日違った文面が届けられるのですからね。
だからコロちゃんは、声を大にして言いますよ「新聞を読みましょう」と。
なお、コロちゃんがお薦めしたからと言っても「新聞購読料金」はご自分でお支払いください。
なーに、それで読んだ方の「知的レベル」がグーンと上がることを考えれば、月6500円は安いもんですよ。
また「新聞社」から拡販に協力したお礼がありましたら喜んで受けとります。
( ̄▽ ̄)V
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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