S660はじめての追突事故②
事故翌日、埼玉から柏、自宅へレンタカーが回送されてきた。ただ朝から首だけでなく背中も痛い。事故の後からどんどん痛いところが出てくるというのは本当だった。この後、数ヶ月の間に痛み、痺れ、めまい、吐き気などオンパレードのように出てきた。
月曜日、やはり背中から腰が痛み、再度受診することにした。最初の受診ですらロキソニン錠と湿布の5日間という処方も意味がわからなかったので、きちんと診てほしいとも思った。またレントゲン検査。こんなに連続して放射線浴びていいんだろうかオレ・・・と思いながらまた一時間待ち合い。「特に事故で起きたというような所見はないのだけど、まあリハビリすればいいよ」と。なんか事故のせいにしたらまずい事でもあるのかなこの医師と思いながらリハビリで1時間。土曜日から三日間、事故のせいでまともに仕事も勉強も買い物もできない。病院、薬局を終えてとぼとぼ駐車場に向かっていると、狙っていたようにソ○ー損保から電話。
「今回、担当となりました○○です。おけがの具合はいかがでしょうか。またレンタカーの確認なのですが」とすごい早口で言われた。こちらとしては土曜日の顛末から入るのかと思ったら、全く無視してくるので、「どういう引き継ぎを受けたかわかりませんが、御社の土曜日の対応の不手際は滅茶苦茶でした。10:0の追突事故で争いもない状況なのに医療費も自己負担、レンタカーだけ手配すればいいのですか。連絡も御社から事故対応としてすぐにいただけるのかと思っていたのですが、全くお電話がないので、こちらからソ○ー損保事故受付ダイヤルに電話をしてる状況です。それについてまずは謝罪をするべきではないですか。」
「いえ、事故の連絡を受けてから当社とては対応を始めますので、事故後すぐの通院には間に合わなかったと思います。」
「事故発生時間は9時、現場検証や調書作成を受けても11時には、所轄警察による事故処理は終わっていました。私の加入している三井住友海上さんは以前経験した事故の際、事故現場にいる時点でこちらにも相手方にも電話が入りましたよ。警察官のお話ではすぐに加害者さんは保険会社の方へ連絡を入れると言っていたとのことで待っていたのですが。」
「はあ、今回、加入者の○澤様からのご連絡は事故直後いただいてはいたのですが、正式に事故連絡として被害者様のご連絡先情報などはいただいていなかったので」
「ちょっと言ってる意味がわからないのですが・・・では○澤さんからソ○ー損保さんに連絡があったのは何時なのですか?保険会社では電話履歴の記録はとっていますよね。」
「はあ、私のところにある情報ですと、13時50分に、加入者様に事故の発生と被害者を確認とあります。」
「それでは13時に私が御社の事故受付ダイヤルに電話してから、御社が加害者に確認を行ったということではないですか?事故の発生連絡をしていなかったということではないですか?」
「はあ、まあそういう形にはなります。」
もうなんだよこのめんどくさいヤツ的な扱いです。誰のせいでこんな目に遭ってるのか、その代理交渉として保険会社が立ってるのだから、担当のあなたが誠意をもって対応するものじゃないのか、と言いましたが、馬の耳に念仏でした。要するにこんな軽い事故で怪我もたいしたことないのだから、治療費と修理代払ってやるだけでもありがたく思え的なお考えでやっているのでしょう。この対応、あの医師が全治二週間で診断書を作ったのが元になっているのを知ったのは後日でした。