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二日酔いに優しい街OSAKAの立ち食いうどんセレクション
二日酔いに苦しみ、もう酒は飲まないと誓った回数10000回。
こんにちは、学習しない ただのアラサーです。
大阪のうどん文化
地方から大阪に出てきて早十数年。
環境や文化の違いに驚いたことは数あれど、その中でも嬉しい違いと言えば
うどんが安い!そしてうまい!
街に出るとあるわあるわ立ち食いうどん屋さん。
ただ正直なところどのお店も、イマドキキラキラ系女子には入り辛い佇まい。
は〜〜私キラキラ系女子じゃなくて良かった〜!
おひとりさまを極めに極めているため、私にNGなお店など無い。あるなら建物ごと持ってこい。
そんな鋼メンタルアラサーなので、多少小汚くても大将がコワモテでも治安の悪い地域でも気になれば入店します。
大阪のうどん屋の特徴
数々の立ち食いうどん屋さんを経験して、大阪のうどん屋さんの共通点を見つけました。
・安い
・提供までが早い
・だしが感動的にうまい
・店員さんの手際が抜群に良い
簡単に言うと、安い早い美味い。
大阪人はこの三拍子で延々踊れるとかなんとか。(誰かに怒られそう)
そしてなんと言ってもこれらの特徴は、
二日酔いの俺たちにはありがたい。
二日酔いの時は何も考えずにサッと胃を癒してくれるあったかい汁物がほしいやん?
あとあんなに昨晩お酒と一緒におつまみも食べたのに信じられへんくらい腹減ってるやん?(飲んだ翌日腹ペコ現象とも呼ぶ)
そんな時のうどんは五臓六腑に染み渡り、日本人であることをあらためて誇りに思うよね。
そしてそんな回復食をどこでも気軽に食べられるのがそうOSAKAなのである。
ガチ通い立ち食いうどんセレクション
今日も今日とて二日酔いの私が通っている、もはやパワースポットとも言うべき立ち食いうどん屋さんをご紹介します。
胃に優しそうなうどんの写真コレクションを見るだけで回復するね!(気のせい)
①王冠@天王寺
駅に向かう踊り場でうどんをすするというせっかち感がたまらない。
人はどうして卵でとじたものに魅せられるのか…
卵でとじてしまえば全てが優しく、受け入れやすく、温かい。
苦手なあの人のことも卵でとじてしまえば付き合いやすくなるのだろうか…そんなことを考えつつ、出汁を飲む。
は〜〜優しい。水筒に入れて持ち歩きたい。
一杯330円で海苔付き。この海苔も良いアクセントでありがたい。
②つくもうどん@天満
こちらは麺を楽しむスタイル。
しっかり噛みごたえのある麺も好き。
この日ももちろん二日酔いで来店。
酒の残った身体、回らない頭で注文し、人としてほぼ機能していない状態で食べようとした瞬間、
盛大にコップのお水をぶち撒けました。
店員さんは2人。来客も続いており確実に忙しいタイミングでの 完全にやらかした客の私が降臨。
もはや酔いも醒めてしまった私がアワアワ掃除をしていると、急いでおしぼりを持ってきた店員さん…
「お召し物大丈夫でしょうか?こちらで拭きますから大丈夫ですよ(100点の笑顔)」
あなたが神なのですね…
優しすぎて全私が泣いた。
接客が本当に素敵。このお店に通うきっかけとなった出来事でした。(水ぶち撒けたことは毎度反省)
ちなみにこのうどんは400円という破格。
人としての素晴らしい何かを貰ったにも関わらず400円しか払わない私はきっと天罰を食らうであろう…
③立喰いうどん 河内うどん@八尾
どこが立喰いやねん、全席座れてもうてるやん
という嬉しいツッコミを入れたくなるこちらのお店。
とろろ昆布一袋入れてる?というくらいの昆布モリモリこぶうどん。
そばもアルヨ。相変わらず卵でとじてしまう。
どちらも350円でお財布にも優しい。
そういえば東京のランチの相場って1500円と聞いたような…
あれ…大阪って異国なのかな…
このお店は味も価格ももちろん素晴らしいのですが、店員さんのチャキチャキっぷりが一番の魅力。
いわゆる大阪のオッチャン、オバチャン達の分業が完成されすぎている。
きっとここの店員さん達でバケツリレーをすると消防車よりも早く火事の火を消せます。
安い早い美味い、三拍子の原点をあらためて感じることができるお店。
もれなく毎週通っているので、お酒の匂いが漂って二日酔いっぽい奴がいたらきっと私です。
以上、本気で好きなお店のご紹介でした。
OSAKAという街全体がパワースポット
二日酔いの胃を癒やしてくれる、二日酔いに優しい街OSAKA。
それだけでなく、人懐っこい店員さん達に元気も貰える街OSAKA。
この街で思う存分お酒を飲んで生涯を終えよう
と誓うのであった。