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日経先物オプション動向 2023年 5/20号
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日経先物オプション動向
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■はじめに
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日経オプションの動向について分析と見通しを書いていきます。
メルマガでは主に日経平均のチャートについて書いていますが、チャートの分析に加えてオプションの動きを見るとさらに先の動きが見えてくるようになります。
まず、下のグラフの見方を説明していきます。
毎週末の時点での、国内証券、海外証券、個人のオプションのポジションを総合して直近のSQにむけたポジションを示しています。
オプションの仕組みは複雑なのでここであまり詳しく説明することはできませんが、重要なところを抜き出して簡単にまとめたのがこのグラフです。
![](https://assets.st-note.com/img/1684544694496-4lHA5R49Py.jpg?width=1200)
横軸は損益分岐点を表しており、SQ日までにこの損益分岐点を少なくとも目指してポジションを立てていると考えてください。
そして縦軸は買い目線か、売り目線かを示しており、損益分岐点に対して買いの配置の場合は、損益分岐点以上になることを考えていると理解してください。
損益分岐点から伸びている矢印は、損益分岐点から最大利益となるのがどこまでかを示しており、矢印の先が最大利益となります。
円の大きさはポジションサイズを表しており、円が大きいほど大きくポジションをもっているということを表しています。
そして、重要なのは、各証券会社の個別のポジションで、日経平均を大きく動かす売買量の大きい証券会社の動向をみていきます。
とくに売買量の大きい証券会社に絞っていますが、ゴールドマン、クレディスイス、アムロ、JPモルガンの動きに注目しています。
手口の変化は日々更新していきます。
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■日経先物オプション動向:今週の相場と来週の相場展望
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・オプション動向
今週は5月SQを通過し、新たに大口が6月SQに向けた手口をだしてくる重要な週でしたが、日経平均は30000円を超えてさらに上昇し、バブル以降の最高値を更新する上昇となりました。
日本の将来的な経済成長が期待される、とか、ファンダメンタルから日本市場が割安で買われている、など、いろいろ解説がされているかと思いますが、結局のところ上昇した後で後付けの理由を探してきているだけかと思っています。
上がった理由は海外の大口が買っていたから、というだけのことです。なぜ買っていたかはわかりませんが、今買っているのも6月のメジャーSQまでの動きなので、それ以降はどうなるかはわかりません。
大衆と逆に動かしてくるのが大口なので、日経平均がバブル以降の最高値という盛り上がるニュースが話題になって新規に参入する個人投資家や、売りから買いに転じてくる投資家が増えてくると、この上昇も一旦ピークをつけるでしょう。
周りの雰囲気に左右されず、素直に手口の情報から考察していきましょう。
<オプション>
★★5/26 手口更新
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