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日経先物オプション動向   2023年 7/15号

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日経先物オプション動向

  

☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆―2023年 7/15号

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■はじめに
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日経オプションの動向について分析と見通しを書いていきます。

メルマガでは主に日経平均のチャートについて書いていますが、チャートの分析に加えてオプションの動きを見るとさらに先の動きが見えてくるようになります。

まず、下のグラフの見方を説明していきます。

毎週末の時点での、国内証券、海外証券、個人のオプションのポジションを総合して直近のSQにむけたポジションを示しています。

オプションの仕組みは複雑なのでここであまり詳しく説明することはできませんが、重要なところを抜き出して簡単にまとめたのがこのグラフです。


横軸は損益分岐点を表しており、SQ日までにこの損益分岐点を少なくとも目指してポジションを立てていると考えてください。

そして縦軸は買い目線か、売り目線かを示しており、損益分岐点に対して買いの配置の場合は、損益分岐点以上になることを考えていると理解してください。

損益分岐点から伸びている矢印は、損益分岐点から最大利益となるのがどこまでかを示しており、矢印の先が最大利益となります。

円の大きさはポジションサイズを表しており、円が大きいほど大きくポジションをもっているということを表しています。

そして、重要なのは、各証券会社の個別のポジションで、日経平均を大きく動かす売買量の大きい証券会社の動向をみていきます。

とくに売買量の大きい証券会社に絞っていますが、ゴールドマン、クレディスイス、アムロ、JPモルガンの動きに注目しています。

手口の変化は日々更新していきます。

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■日経先物オプション動向:今週の相場と来週の相場展望
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・オプション動向

今週7月のSQがあり、SQ週ということもあって大きく動いた一週間でした。

直前で大きく上下し、特に7/14の前日から寄り付き前後で大きく動いたことで、最終的にSQ値は32484.24円となりました。

SQ直前の動きを見ても、買い方、売り方が激しくぶつかり合っていたことが分かります。

特に海外勢の中で個別に見たときに、買い方と売り方が大きく分かれていて、海外全体としての方向性が薄くなっていたのが難しいところでした。

そのため、海外の中でも個別では明暗が分かれるような結果となりましたが、それでも、オプションの手口を見ると、各社の思惑があってここだけは

割りこませたくないというところではしっかり反発し、SQらしい動きをしていたように思います。

SQに向けて大口はどのようなポジションをとっていたのか、今週の大口の動きを見ていきましょう。

<オプション>
★★★★7/20 手口更新

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