日経先物オプション動向 2023年 9/30号
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日経先物オプション動向
☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆―2023年 9/30号
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■はじめに
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日経オプションの動向について分析と見通しを書いていきます。
メルマガでは主に日経平均のチャートについて書いていますが、チャートの分析に加えてオプションの動きを見るとさらに先の動きが見えてくるようになります。
まず、下のグラフの見方を説明していきます。
毎週末の時点での、国内証券、海外証券、個人のオプションのポジションを総合して直近のSQにむけたポジションを示しています。
オプションの仕組みは複雑なのでここであまり詳しく説明することはできませんが、重要なところを抜き出して簡単にまとめたのがこのグラフです。
横軸は損益分岐点を表しており、SQ日までにこの損益分岐点を少なくとも目指してポジションを立てていると考えてください。
そして縦軸は買い目線か、売り目線かを示しており、損益分岐点に対して買いの配置の場合は、損益分岐点以上になることを考えていると理解してください。
損益分岐点から伸びている矢印は、損益分岐点から最大利益となるのがどこまでかを示しており、矢印の先が最大利益となります。
円の大きさはポジションサイズを表しており、円が大きいほど大きくポジションをもっているということを表しています。
そして、重要なのは、各証券会社の個別のポジションで、日経平均を大きく動かす売買量の大きい証券会社の動向をみていきます。
とくに売買量の大きい証券会社に絞っていますが、ゴールドマン、クレディスイス、アムロ、JPモルガンの動きに注目しています。
手口の変化は日々更新していきます。
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■日経先物オプション動向:今週の相場と来週の相場展望
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・オプション動向
今週の日経平均は先週に引き続き、下落となりましたが、下げたところからは切り返しており、底堅い動きにはなってきています。
日足では連続して長い下髭を付けて下値を固めてきているような動きで下げ渋ってはいますが、逆にここを下に抜けると下落の流れがはっきりとしてきます。
今の日経平均はここが押し目となり、再度大きな上昇トレンドに入る手前なのか、ここから一旦大きな調整となる急落が起きる手前なのか、どちらになるかの正念場にきています。
今年年末にかけて一番の大きな判断ポイントだと言っていいかもしれません。
おそらくここから大暴落か大上昇か、それぞれの見方によって意見が分かれると思います。
中国場バブル崩壊、米国の政治的な不安、日銀の円への介入などいろいろな情報が飛び交っていますが、まだ憶測にすぎない情報なので現時点でわかっている事実を見ていきましょう。
今週も日経平均を、大口の手口、需給、チャートから分析していきたいと思います。
<オプション>
★★★★10/5 手口更新
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