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日経先物オプション動向  2023年 6/10号

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日経先物オプション動向

☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆―2023年 6/10号

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■はじめに
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日経オプションの動向について分析と見通しを書いていきます。

メルマガでは主に日経平均のチャートについて書いていますが、チャートの分析に加えてオプションの動きを見るとさらに先の動きが見えてくるようになります。

まず、下のグラフの見方を説明していきます。

毎週末の時点での、国内証券、海外証券、個人のオプションのポジションを総合して直近のSQにむけたポジションを示しています。

オプションの仕組みは複雑なのでここであまり詳しく説明することはできませんが、重要なところを抜き出して簡単にまとめたのがこのグラフです。


横軸は損益分岐点を表しており、SQ日までにこの損益分岐点を少なくとも目指してポジションを立てていると考えてください。

そして縦軸は買い目線か、売り目線かを示しており、損益分岐点に対して買いの配置の場合は、損益分岐点以上になることを考えていると理解してください。

損益分岐点から伸びている矢印は、損益分岐点から最大利益となるのがどこまでかを示しており、矢印の先が最大利益となります。

円の大きさはポジションサイズを表しており、円が大きいほど大きくポジションをもっているということを表しています。

そして、重要なのは、各証券会社の個別のポジションで、日経平均を大きく動かす売買量の大きい証券会社の動向をみていきます。

とくに売買量の大きい証券会社に絞っていますが、ゴールドマン、クレディスイス、アムロ、JPモルガンの動きに注目しています。

手口の変化は日々更新していきます。

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■日経先物オプション動向:今週の相場と来週の相場展望
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・オプション動向

6月のメジャーSQ値を通過しました。

SQ週というだけあって、今週は上下に乱高下がけっこうありました。

ザラ場中に500円近く動いたりと、久しぶりにボラティリティーの高い相場でデイトレーダー向きの相場だったかと思います。

SQ値は32018円となり、前日の終値が31600円くらいだったことを考えると、直前でかなり戻してきたという感じです。

やはりSQ狙いの特有の大口の手が入った動きでテクニカルだけでは説明できないような大口に振り回される難易度の高い動きでした。

メジャーSQを通過後もしっかりとした買いが入り、再度高値を取りに行く動きが続いています。

SQ通過後の大口の次のメジャーSQを見据えた先物ポジションなども見ながらこの先の動きを手口から探っていきましょう。

<オプション>

★★6/16 手口更新

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