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日経先物オプション動向  2023年 5/27号

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日経先物オプション動向

  

☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆―2023年 5/27号

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■はじめに
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日経オプションの動向について分析と見通しを書いていきます。

メルマガでは主に日経平均のチャートについて書いていますが、チャートの分析に加えてオプションの動きを見るとさらに先の動きが見えてくるようになります。

まず、下のグラフの見方を説明していきます。

毎週末の時点での、国内証券、海外証券、個人のオプションのポジションを総合して直近のSQにむけたポジションを示しています。

オプションの仕組みは複雑なのでここであまり詳しく説明することはできませんが、重要なところを抜き出して簡単にまとめたのがこのグラフです。


横軸は損益分岐点を表しており、SQ日までにこの損益分岐点を少なくとも目指してポジションを立てていると考えてください。

そして縦軸は買い目線か、売り目線かを示しており、損益分岐点に対して買いの配置の場合は、損益分岐点以上になることを考えていると理解してください。

損益分岐点から伸びている矢印は、損益分岐点から最大利益となるのがどこまでかを示しており、矢印の先が最大利益となります。

円の大きさはポジションサイズを表しており、円が大きいほど大きくポジションをもっているということを表しています。

そして、重要なのは、各証券会社の個別のポジションで、日経平均を大きく動かす売買量の大きい証券会社の動向をみていきます。

とくに売買量の大きい証券会社に絞っていますが、ゴールドマン、クレディスイス、アムロ、JPモルガンの動きに注目しています。

手口の変化は日々更新していきます。

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■日経先物オプション動向:今週の相場と来週の相場展望
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・オプション動向

今週は週前半で下落となり、ここまで大きく上昇してきただけに、急落が始まるといった警戒感が出ていたように思います。

しかし、週後半に切り返して週の終値としては最高値を更新し、強い動きとなりました。

バブル以降の最高値を更新していますが、この上昇波に買いでついていけているのはなかなか難しいのではないかと思います。

高すぎるから見送りならまだいいですが、逆張りで空売りを仕掛けている人にとっては踏み上げ地獄で恐ろしい相場に見えるでしょう。

この上昇の仕方を見るとそのような売りの踏み上げもかなりの原動力となって上昇しているように思います。

この上昇をテクニカルだけで判断するのは難しく、大口の手口と需給をみなければおそらく単純に株価が高いから買えないでしょう。

これを知った上で相場に臨むかどうかは大きな違いで、大口の手口を見ないことは目隠しをした状態で戦っているようなものです。

今週は大口の動きにも変化が出てきていますので、じっくり分析していきましょう。

<オプション>

・国内/海外/個人

★★6/2 手口更新

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