60歳がくる!7
この日曜は5歳の娘と幕張豊砂の「カンドゥー」という職業体験施設で遊んできました。で、午後の部を予約したので午前中の娘のカット予約同伴を妻に依頼。すると30分後、モンチッチに激変した5歳児が帰還しました。ずっと伸ばしていて収拾がつかなくなった髪をボブにしたのが先月。それでもボサボサ感が抜けず(娘は天パなのです)、業を煮やした妻が担当のピアス男子に「思い切ってバッサリやっちゃってください!」と頼んだところ、予想以上に短くなってしまったとか。
美容室でかわいいともてやはされたからか、遊びに行く前は上機嫌だった娘。ところがカンドゥーについてから、テンションが下がる事件が…。カンドゥーでは消防士だの道路工事だのポケモンセンターのスタッフだの色々な職業を体験したのですが、ぼんやりした男子スタッフ(おそらくバイト)の幾人かが「お兄ちゃん」呼ばわりをするのです。
いくら短髪だからといって明らかに女児向けのTシャツを着ているのに、なんにも見ていないんだな…と愕然。ちなみに女性スタッフで間違えた人はひとりもいません。こちらも気を使って最初に「女の子です!」と紹介しているのに、結局は「お兄ちゃん」呼ばわりをする男子スタッフも。あいつらは本当に……そういうとこだぞ(イライラ)。
少しずつ表情が曇っていく娘。でもってトドメは「モデル」を体験したこと。周囲の女の子はかわいくヘアメイクしてもらっているなか、ベリーショートの娘は手の施しようがなく、親のひいき目に観てもドレスが似合わず……。予約争奪戦が行われる人気アクティビティなのに、ほとんど笑顔ナシ。これにはまいりました。
それでもカンドゥーで遊ぶこと自体は大好きなので、閉店まで楽しみ、20時過ぎの京葉線で中野まで1時間かけて帰宅。
熟睡してしまった娘を抱えて駅から家まで抱っこして、55歳父へとへと。
次の日
起き抜けの娘が突然泣き出し「保育園に行きたくない」と言い出す。こんなことははじめて。どうやら短い髪の毛をみんなにはやしたてられるのが嫌なのだとか。「もうそんなことを気にする年齢になったのか」と成長を微笑ましく想う余裕などなく、昨夜に続いて15kgを抱きかかえ、徒歩で保育園に行くハメに。しかも本日は灼熱。娘は涙で、父は汗で脱水状態になる月曜の朝。
こうなると半日は動けない… 仕事にならない… あゝ
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