7064 ハウテレビジョン
今回は、外資就活ドットコムを運営しているハウテレビジョンを分析していきます。外資就活ドットコムは、いわゆる上位校の大学に所属する成長意欲の高い学生の多くが登録している就職サイトです。学生の頃の私は、ユーザーとしては縁の薄いサービスだったかもしれません。
冗談はさておき、分析していきます。
総合分析
成長性と収益性、大化け性が期待できそうです。割安性が若干低いように感じられます。それぞれの状況を確認していきます。
成長性の分析
売上は、急成長を続けている。2021年売上成長が急激に鈍化したことにより、営業益、経常益、1株益が赤転したが、すぐに盛り返している。
2021期第1四半期から2022期第3四半期までは、販管費増大により赤字となっている。
来期も順調な成長が見込まれている。
収益性の確認
2021期の営業損失からの見事な回復、収益性が向上している。
割安性の確認
PERは15.5倍で実績PER高値平均27.3倍、約ね平均7.6倍からすると現在は平均的な数値といえる。ヒストリカルPRE17.02倍で割安でもなく割高でもない。
安全性の確認
自己資本比率は年により、上下するが40台を維持しているので、安全圏といえる。
営業損失がでていた2021年とその前年はフリーキャシュフローがマイナスとなるが、今季はプラスに回復した。
大化け性
ハウテレビジョンの目標株価は予想PERを30として7090円としました。
過去の実績PER高値平均が27.3倍、業界平均が42倍と十分達成可能な数値といえると思います。
下降トレンドを形成しまいますが、今年のマザーズの動きをみれが致し方ないともかんじられます。ここにきてトレンドラインに接近してきています。
年末株高のアノマリーに乗るとすれば、ここで下降トレンドをブレイクすれば上昇に転じる可能性があると思います。そしてちょうど一目均衡表の雲を抜けてくるポイントと一致します。
買いポイントは直近で3390円を超え上昇を維持したら、エントリーしたいと思います。
損切りライン
最近の安値は8月18日の2931円、次の安値はこれを割らずに9月8日3035円です。
直近で下降トレンドラインをブレイクすれば、ちょうど9月8日3035円あたりが、下値10%ととなるので、損切りラインを3035円に設定するのが妥当だと考えました。
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