連絡しよう:感染の手前「もしかして濃厚接触者になるかも」からの意識の大切さ

__感染の可能性の段階で

ここ1週間以内に、自分(家族)と密になった可能性がある人が「濃厚接触者」となった段階で、



1.家族、学校、職場、友人の中から濃厚接触の可能性がある人を選別

濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は、
1.距離の近さと
2.時間の長さ
必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q3-3 (厚生労働省 3-問3)

2.噂や批判を恐れずに「私が濃厚接触者になるかもしれない」ことの連絡をする。


〈「脅すわけではないが、もしかしたら」の声が届くだけで意識を高め、リスクの高い基礎疾患のある方や高齢者との接触を控えることができると思う〉

*我が家も、ママ友からの早い連絡がいかに大切だったかを強く感じています。もしこの連絡がなければお兄は間違いなくあと2日間学校に行っていました。実際、1日だけ登校したその日にクラス内の生徒に感染させています。しかも濃厚という意識がない中で。

*20分程度食事を共にしたメンバーももれなく対象者となった。

⇒学校、職場としては「濃厚接触者ではない人」を強制的に休ませる決まりがないため、症状がない場合は最上級レベルでの感染予防をして行動する意識を持ってほしい。学校については、出席停止扱いとなるので感染リスクがあるのならば休ませてほしい。


__感染が分かってから

1.本人の学校、職場に連絡

・陽性の報告
・陽性確定日
・症状の有無、あれば発症日
・濃厚接触の可能性がある人の熟考、報告
・最低限休むべき日(保健所の指示)の報告

2.「濃厚接触になるかもしれない」と連絡をした人に連絡

・陽性の報告
・保健所からの行動歴であなたの名前を伝えていること
・保健所の判断で濃厚接触となれば、保健所からあなたのところに直接連絡が行くこと
・濃厚接触者になった場合、健康観察の義務、外出制限があること
・現在の自分の症状の有無、あれば発症日、症状の共有

保健所から行動歴を詳細に確認されるので、自分が濃厚接触者かもしれない…と思う人は間違いなく「濃厚接触者対象者」とされると思われる。対象者かわからない場合は保健所の方が丁寧に対応して選別してくれるので相談すればよい。

3.濃厚接触者となった家族の学校、職場へ連絡

・家族が感染し濃厚接触者となったことの報告
・外出制限があるので保健所の指示通り休むことの報告
(保健所が指示して日程を伝えてくれます)
・PCR検査の予定、日程、結果がわかる日の報告

4.家庭内の食事、買い物のお願い

家庭内に感染者が出るとほぼ1歩も外に出る環境がないため、頼れる人がいるのなら食事や買い物を頼める人を決めておこう

【買い物やネット注文で大事なこと】
・配送業者や友人が配達に来てくれた場合、家族との接触を避けるため、置いてもらうところの指示や配達したらチャイムを鳴らすだけの指示も決めておこう。

・注文から配達までにどれくらいの時間を要するかの確認を忘れずに。

・お願いした買い物の支払いリストの作成をすることで、支払い忘れを防ごう。



《親が感染し食事を作れない場合》
・町のお弁当配達依頼
 (振り込みか後払いができるところがいいね。)

・コープ配送、明治の宅配などの定期便の確認
 (約2週間キッチンに立てないことを想定して、間に合う注文はしておこう。また、家が留守になる環境であるならば配送停止の連絡)

《料理はできるが食材がない場合》
・ネット注文
 (レトルトカレーやカップ麺、レトルトご飯、ドリンクなど日持ちがするものの注文)

・友人に依頼
 (肉・野菜類、牛乳、粉ミルクなどでどうしても必要なものだけは友人に頼んで置いて行ってもらうようにしよう。支払いを忘れずに誰に何を頼んだかをメモ、LINEなどに残そう。)

《外出制限の一家がなくなると困る消耗品》
・トイレットペーパー
・箱ティッシュ
・生理用品
・灯油などの暖房設備関連
 (ネット注文できるものはネットで、人を頼らなければいけない物は友人や身内に頼もう)

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