アパレル商品の納品方法について
今回は、弊社で行っている商品納品の方法についてお話しします。実は、納品にはいろんなやり方があって、商品の特性やお客様のご要望によって最適な方法があります。今回はその選び方やメリット・デメリットを詳しくご紹介します!
納品方法は主に2つ
まず、納品方法は大きく分けて2つあります。
箱便
ハンガー納品
それぞれどんな特徴があるのか、詳しく説明します。
1. 箱便:一番手軽な納品方法
箱便は、商品を箱に詰めてお届けする方法です。以下のようなスタイルがあります。
単品袋に入れる
商品1着ずつ袋に入れて、それを箱に入れて納品する方法です。簡単でリーズナブル!でも、シワが付きやすいのがデメリット。後でシワ取りが必要になることも多い。着荷後の検品がやりづらいですハンガーにかけて納品
商品をハンガーにかけて、ハンガーカバーを付けて箱に入れます。ハンガーはブランドの指定があればそちらに、特にない場合は弊社が用意した黒の再生プラスチックハンガーを使います。シワは付きにくいけれど、2つ折りや3つ折りにして箱に入れるので、やっぱり多少のシワは出ます
どちらの方法も、運送コストが比較的安いです。箱に詰めて運送便でお届けするので、どこへでも送れるのもポイント。
2. ハンガー納品:シワや型崩れが気になるとき
「シワや型崩れが心配…」という場合は、ハンガー納品がオススメです。商品をハンガーに吊るしたまま、ハンガートラックで運びます
メリット
全くないわけではありませんが、シワや型崩れがほとんどなく、ジャケットやドレスなど、デリケートな商品でも安心。箱便と違って、たたむ必要がないので、商品はそのままきれいな状態でお届けできますデメリット
ハンガー納品は配達地域に制限があります。住宅街やトラックが入れない場所には、お届けできません。また、運賃も箱便より割高で、時間指定ができない点も注意が必要です。意外と保管方法にも悩みます。
倉庫が無いブランド様は事前にスペースの確保が必要です。
その他の納品方法
もうひとつ、少量の納品なら「ハンガーBOX」という選択肢もあります。
これは、箱の中にバーを設置して、そのバーにハンガーを掛けて納品する方法。引っ越しとかでよく見るものです。箱に入れるけど、吊るした状態なのでシワは多少抑えられます。しかし、通常の箱便よりはコストが高めで、ハンガーボックス代が必要です。またひと箱にかけらてもジャケットなら10着位と少量です。
また、弊社では仕上げ業者と提携しているので、仕上げ後にその業者のトラックで美しい状態のまま納品することも可能です。こちらは少量でも対応できますが、配達地域が限られているので、こちらも事前確認が必要です。
どんな納品方法がベストか?
それぞれの納品方法には、メリットとデメリットがあるので、商品の種類や状況に合わせてご相談いただければと思います。
箱便が向いているケース
シワになりにくい商品、小ロットでコストを抑えたいとき、または急ぎで必要な場合に適します。Tシャツやサンプル品などは箱便が向いています。ハンガー納品が向いているケース
高価格帯の商品や、シワになりやすいコート、ジャケット、ドレスなどは、ハンガー納品がベスト。特に、見た目が重要な商品や、型崩れしやすいアイテムは安心です。
最後に:納品方法に関するご相談も承ります
以前は、佐川急便もハンガートラックでの納品サービスがあったのですが、人手不足の影響で残念ながら終了してしまいました。
ですが、弊社ではこれまで同様、納品方法のご提案から美しい状態での納品まで、柔軟に対応させていただきます。
運送業者の人手不足の影響が広がっている今こそ、最適な納品方法をご相談ください。商品を可能な限り最高の状態でお届けするために、どうぞ!
以上、納品方法についてのご紹介でした
どの方法が良いか迷われた際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
クリエイターやデザイナーの皆様にとって、商品がよりよい形で届くお手伝いができれば幸いです。