自分にはこれしかないんだなと思った日
今日は画材を買いに近くの画材屋さんへと赴きました。
最近はもっぱら油絵ばかりを描いていたのですが、たまにはアクリル絵の具で絵を描いてみようと思ったからです。
画材屋さんから帰ってきて、早速絵を書くのに取り掛かり、絵の具を混ぜ、水で柔らかさを調整して塗りはじめました。
絵を塗っているとき、私の心には一つの言葉が浮かんできました。
「ああ、自分には“これ“しかないのだ。」
そんな言葉でした。
絵を描くという行為しか、私にはなかったのです。
とはいえ、こうして文字を書くことも好きですし、別の場所で自分の言葉を録音して音声配信などにも挑戦したり、「自分のことを表現する手段」を出来るだけ研究してはいます。
でも、どの手段よりもやはり絵を描くことが私にとっては天職というか、「絶対に必要であり絶対に揺るがない行為」であるのだと言う確信が胸に湧き上がってきたのです。
とある私の好きな漫画家が、昔に「自分には漫画を描くことしかなかった。」と言っていたのを思い出しました。“これしかない“という絶壁に立ち、そしてその手段のためにあらゆる研究をしつくす。
その漫画家さんの言葉がとても格好良くて、でもあまりにも鋭利で茨を孕んだ言葉だと私は当時思っていました。
けれど今、私もきっとそうなのだという風に思いました。どんなに飢えようと、苦しくなろうと、死にたくなろうと、私には絵を描くことしかないのです。
残された道には、筆と絵の具しか落ちていませんでした。
地べたにでも、肉体にでも、描いてやる。多分そういう貪欲さが、私の最後の砦であり絶壁の胸中にあるのだと思います。
“これしかない“と思ったのならそこがスタートで、あとは死物狂いで突っ走ってしまうだけ。私は新たに覚悟を決めて、絵と向き合うことに決めました。
死んでもお前を離すものか。そんな気持ちで生きるのです。食らいついて、しがみついて、絶対に離さないからな。
ということで、今後も精進してまいります。
最後に、長々クソ真面目に話しましたが…良かったらインスタやThis is gallery(絵画閲覧·販売サイト)に絵を見に来てくださると嬉しいです。
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