台湾旅行に行った話
おはよう、熊のころくまです。
先日父と台湾旅行に行ってきた。
本当に楽しい旅行であった。
素敵な思い出は忘れてしまわないようどこかに書き留めておくのがいいからそうする。
てか良い写真いっぱい撮れたからみんな見て!
妙に緊張して眠れなかった旅行前夜、我が盟友枝豆スカイは平常運転であった。
〜1日目〜
BE KOBEみたい
であのBE KOBEはなんだったんだ
学友たちとBE KOBEの前で写真を撮った記憶はあるけど結局あれが何だったのか未だにわかっていない
ともあれ台湾に到着した。
台湾旅行は昨年末以来2度目。
ほんとに大好きな場所です。
枝豆スカイを落単させる。
ダジャレ自体は親父にもウケてた。
前よりは混んでなくてよかった。
全fallout4プレイヤーの夢(当社調べ)
ペントコスト司令と同じ飲み方のできる錠剤
台湾のバス、日本に比べると運転が激しいので車酔いしやすい人は酔い止め必須です。
パシリム好きなので怪獣に反応してしまう。
前回の旅行でも立ち寄った晴光商圏で昼食をとった。
山椒のよく効いた味でめっちゃ美味しかった。食べたあとしばらく下がピリピリするのが初めての感覚で面白かった。
あと味噌汁の出汁がいつも日本で飲むものより貝多めな味でよかった。
でっかい孫文がいるところ(台湾では孫中山という呼び方がポピュラーっぽい?)
孫文に関する展示が多くあって良かった。
なんだかんだで一度も行ったことないので次は行ってみたい。
きれい
デカい。中正紀念堂のデカい蒋介石くらいデカい。
逸仙も孫文の呼び名の一つらしい。
この時代の人物を調べていると複数の名前を使い分けていたり通名が時と場合によって違ったりすることが多いように感じるのだがそれが何故かわからんので知りたい。
ここに孫文が滞在していたらしい。
中は撮影できなかったが孫文の書いたと思わしき中華革命党の綱領などが置いてあってよかった。
前回の台湾旅行から興味を持ち、近代中国史を少しだけ学んでいたので逸仙公園や国父紀念館に来た時は胸が熱くなった。
歴史に対しては一定の敬意をもって接するべきであるとは当然思うけれど、やはり教科書の文章や写真などでしか知り得なかったものが過去実際に生きた人々と共に存在したものとして実体をもって目の前に現れるとなんとも言えない感慨深さがある。
台北の歩道だいたいこんな感じ。
めっちゃバイク走っててすごかった。
なぜバイクが多いのかめちゃくちゃ気になってるので詳しい人いたら是非教えてください。
日本で言うところの国会らしい。
病院とは思えない建物の重厚感
散歩しているとき偶然見つけた台湾博物館に入った。
博物館に入ると見るのに夢中になってあまり写真を撮らないんだよな。
台湾各地に住む民族にフォーカスした展示が多く、台湾の歴史とその奥深さの一端を見たように思う。
あと台湾民主国の国旗とか見れてよかった。
台湾で飲める大好きな炭酸飲料。
森の素材だけで作ったドクターペッパーみたいな味がする。すごく美味しい。
夕飯を食べるのはお待ちかねの夜市だった......!
ホテルの近くの雙城街夜市に来た。
ここに来るのが台湾旅行の一番の目的と言っても過言ではないくらいには楽しみにしていた場所だ。
前回台湾に来たとき、同じ場所の朝市で食べたご飯がとても美味しかったので夜市も行ってみようということになった。
牡蠣オムレツを食べた。
もちもちのオムレツとソースがうまくまとまっていて、牡蠣と一緒に食べるとめちゃめちゃ美味しい。
前回の旅行からすっかり台湾料理にハマってしまい、京都の台湾料理屋に足繁く通っていたので日本では一度食べたことのある料理だが、夜市で食べるともっと美味しくなる気がする。
苦手だった牡蠣を好きになれた料理なので台湾で食べられてうれしかった。
臭豆腐を食べた。
前回は匂いが強くて手を出せなかった料理だったのだが、今回の旅行では知らない料理を食べようと父と約束していたのでチャレンジした。
強い匂いとは裏腹に味は豆腐に似ていて、揚げたスポンジのような食感の臭豆腐と酢の味がする野菜を合わせて食べるとこれが本当に美味しい。調理がめちゃくちゃ上手いんじゃないかな。
今まで食べていなかったことを後悔したし、食わず嫌いはなるべくやめようと心から思った。
あと一度食べると臭豆腐の匂いがあまり不快に感じなくなった。人間って不思議。
前回の台湾旅行のあと、ここに暮らす人達の生活や文化に興味が湧き、台湾や中国に関する創作物に触れていたのだが、その中で見つけた玉子麺という料理がとても美味しそうでいつか食べてみたいと思っていた。
それが雙城街夜市にはあった!!!!
伝わったのかすら不安になる手持ちの言語とボディランゲージで注文して食べたそれは衝撃的な美味しさだった。
少し不細工な形の麺だけど、卵の風味が感じられてすごく美味しい。
麺はもちもちの食感で優しい味のスープや海鮮の具と合わさるといくらでも食べられる。
ボサボサしていて、少し粉っぽい感じもするが、口内で感じるそういう感覚がむしろ味を引き立てていたように思う。
今回の旅行の中でもトップクラスに美味しかった料理です。
魯肉飯も食べた。
とても美味しい。
一口目はカレーみたいな味がするのにしばらく食べているとカレーではないたくさんの味が感じられるようになる不思議な料理です。
もちろん他にもいろいろあるけど八角の風味を感じると台湾に来たって感じがするので良い。
あまりにも良い場所だった。
美味しいご飯と活気!楽しいところです。
〜2日目〜
また晴光商圏で朝食をとった。
すごく美味しかったのでまた来てしまった。
新しいものをいろいろ食べたいと思って来たけど、何度も食べたくなるくらい美味しいものがたくさんあって困る。
字面のインパクトがすごい。
前回の旅行ですごく気に入ったのでまたお茶を飲みに行きたいという話になり、少し時間をかけて九份の阿妹茶樓に来た。
お茶が美味しいところです。
こっちのお茶は淹れるときにお湯を捨てたりするから新鮮だった。
お茶菓子がどれもお茶と相性のいい感じの味で、やはり違うお茶には違うお茶菓子があるんやなという話をしていた気がする。
山芋の味がして美味しい。
こちらのお茶菓子などはどれも甘さ控えめで素材の味が強く感じられる。
たくさん食べて疲れたお腹にちょうどいいやさしい感じ。
九份は山間にあり、観光地全体が一つの大きな坂道のようになっている。
一通り観光できたので九份をあとにし、台北中心部へ帰った。
西門町という繁華街に来た。
ゲ謎すきです。
POP MART好きなのでめっちゃ楽しかった。全部かわいい。
lolのやつがあったので買った。アッシュがでた。
松山慈祐宮という廟に来た。
媽祖を祀っているらしい。
めちゃくちゃ大きくて綺麗な建物だった。
中には多くの人がいて、手を合わせたりしていた。
生活と信仰の関係に関して自分はあまり詳しくないので色々と興味深いものを見ることができたと思う。
夕食はすぐ隣の饒河街観光夜市でとった。
以下しばらく廟の中の写真(台湾の信仰に関して知識がないためあまり書けることがない)
台湾を含む中華圏の信仰や文化について興味があるので初学者向けにおすすめの書籍などあればXでもdiscordでもなんでも構わないんでマジで教えてください(かなりざっくりしたオーダーで申し訳ないけどそれくらい知識がないです)
酒蒸しみたいな感じでめっちゃ美味しかった。
だいすき。
スパイスのよく効いた味で美味しかった!
見た目以上に辛かった。
味の想像できない料理を食べるのは海外旅行の醍醐味だと思う。
父が食べてた。
ぼくはキノコがめちゃくちゃ苦手なので一口も食べられなかった。
それはそうと最近ハマっていたcitizen sleeperというゲームの作中でめちゃくちゃ美味しそうにキノコを食べてるシーンがあったせいで少しずつキノコへの興味が湧いてきつつある。
いつかキノコと和解できればいいな。
台湾の夜市はいくつか行ったがどれも個性があって面白い。
どれに行っても街の生活と観光が混在しているのだがその比重が夜市によって違うように見える。
饒河街観光夜市はその名の通り観光の色が強くお祭りみたいで楽しかった。
ポン・デ・リングみたいにもちもちでおいしかった!
店頭で味を伝えて注文するとその場で味のついた粉をプレーンなドーナツにかけて出してくれるスタイルでおもしろかった。
飯の提供方法が予想外なのも海外旅行あるあるかもしらん。
〜3日目〜
台北以外の都市にも興味があったので今回は日帰りで台中に行った。
雰囲気が京都駅みたいだった。
台北駅は難波の地下みたいな雰囲気してるから結構違う。
駅の前がおしゃれエリアで見てて楽しかった。
台中の観光スポット、宮原眼科という場所に来た。
日本統治時代に実際に眼科だった建物を改装して観光スポットにしたらしい。
趣ある建物でいい場所だった。
中でお土産買ったりかわいいアイス食べたりできる。
九份で飲んで美味しかった茶葉が売っていてめちゃくちゃ共有したかったのでお土産にした。写真を撮っておくのを忘れたけど茶葉の入れ物もかわいかったので好き。
めちゃめちゃおしゃれ
どこをどう撮っても映える無敵スポット
ユニバのホグワーツみたい
これマジでめっちゃ美味しかった。
下層は生きてるけど上層が死んでる建物、どういう経緯でそうなったのか知りたい。
近くの孔子廟に行った。
日本にいるとあまり触れることのない文化に近づくことができた。
孔子廟は明らかに外とは違う厳かな雰囲気だった。
寺社も教会も孔子廟も、場が表現しようとしたものが残されているのはとても良いことだと思う。
ぼくのような学のない人間でもその場の美しさや雰囲気からそれをなんとなく感じ取れるからすごいことだ。
寺院も行ってきた。
全体的に建物が大きかった。
寺院の中はたくさんの人が行きかっていてとても普段の生活と近いように思えた。
仏像や建物の意匠など、日本で見られるものとは違ったものが多く勉強になる。
日本のそれと比べると台湾のバスは運転が大変荒い気がする。
急停車と急発進が繰り返されるので何かにつかまっていないと飛ばされそうになる。
実際車内のおばあさんが飛ばされそうになっていてドキッとした。
特に台中の道路は車通りが比較的少ないので台北より激しいバスの運転を見ることができる。
台中駅を出てすぐのところに旧台中駅舎がある。
現在は台中駅鉄道文化圏区という名で旧駅舎とホーム、当時の車両が保存されている。
車両がカフェや土産屋に改装されているなど、過去のものをただ遺すだけはなく、今の人々の生きた活力と文化が混じり合う場所として存続していて、とても素敵だと思う。
今の暮らしって本当に便利になったんだな。
というのは置いておくとして、いつかここを経て台中を往来した人たちがいたと考えると、言葉ではうまく言い表せない寂寥の感に胸を打たれた。
もちろん書き方は違えど同じ漢字を使う国同士なのでなんとなく何が書いてあるかわかるときがあって面白い。
他の国へ行ってみて思ったけど標識や看板に中国語が書いてあるだけでも観光のハードルはかなり下がる気がする。
安直にこういう言葉を使うのはあまり好きでないが、とてもエモいと思う。本当にエモい。
カフェに改装された車両。
「MAMONAKU」って名前のカフェが旧駅舎の車両にあるのめちゃくちゃ粋じゃない?ほんと大好き。
DEEMO2の世界観とかが好きなので雰囲気も非常に刺さった。来てよかった。
この本がたくさん入ってるやつが何なのか気になってるので識者がいたら教えてほしい。
日中だけの訪問だったが、台中はとてもいい場所だった。
台北に比べると、より生活が前面に出た都市という様子で興味深かった。また絶対に来たい。
夕飯は一日目の夜と同じく雙城街夜市に来た。現地人っぽい人と観光客がいい感じに入り混じった場所で本当に面白い。
この旅行で最後の夜だったのでいっぱい楽しもうと思っていろいろ食べた。
めちゃおいしかった。
香辛料の味が良い。見た目以上に食べやすく簡単に平らげられた。
父と炒飯食べてみようぜという話になり食べられそうなお店に入った。
厨房より奥に食べる席があるの台湾ではよく見るけど新鮮。
炒飯がマジで美味しすぎたので忘れたくなくて急いで書いたやつ。
過去一美味しい炒飯でした。
この旅行で一番の料理と言って概ね差し支えないのだが、本当に美味しかったのでうまく伝えられる言葉がない。
ただとにかく一番美味しかった。
これが今回の旅行の最後の夜だったので、どうしてももう一度食べておきたかった玉子麺を食べた。
何度食べてもマジで美味しい。日本でも食べられたらいいのにな。
ここの肉まん美味しかった。
味はもちろん素晴らしいし、普段食べるものよりも肉を食べているという感じが強くて良かった。
ぼくの知っているぜんざいより甘みが少なくて素材の味が活かされたスイーツって感じがする。
お腹いっぱい食べた後には甘さ控えめの優しい味がめちゃくちゃ沁みる。大好き。
この中から2つか3つくらいスープにいれる具材を選べる。
スイーツなのにキクラゲとかも置いてあって不思議な感じがした。
右の方に見えるお店で美味しいフルーツのジュースが飲める。
ドラゴンフルーツのジュースが好き。
本当に良い景色だ。
人がたくさんいるところはいろんなものが見れて楽しい。
最高に楽しい夜だった。
一通り食べた後は父と別行動することになったのでdiscordの通話で友人たちに台湾の夜市を見せるなどしていた。
いつか絶対に台湾の夜市を一緒に歩きたい友人がいるので行けるように頑張ってお金を稼ぎたい。
ホテルに帰って一日を振り返っていたとき、父が忘れられないことを言った。
もちろん台湾の夜市で食べるご飯は美味しいが、ただ美味しいというだけではなくて、家族で、旅先のあの活気溢れる場所で食べられるからこそ、より美味しく感じられるのだと。
本当にそうだ。この日この場所に、父と来た旅行じゃなきゃ得られなかった喜びは絶対にある。
とても良いことを知れた。忘れたくない。
少し話が逸れるが、魯迅が著作で表した懐かしい思い出や原風景に対する強い思いとは本質的にこういう感情のことなんじゃないかとなんとなく思った。
~4日目~
最終日だ。
4日目は父の提案でそれぞれ別行動で観光していた。
あまり時間がなかったのと台北を離れるのが本当に寂しかったのでずっと市内を散歩していた。
写真を見返すだけでとても寂しい気持ちになる。
まさか生まれ故郷以外の場所をこれほど恋い焦がれることになるとは。
関羽を奉る関帝廟という種類の廟らしい。
中はなにか行事をしているようだったので写真を撮っていないがめちゃくちゃたくさん人がいた。
都市部の中に突然大きい寺院があったりする。
孫中山(孫文)からとった地名なのかな。
台北市内を観光してると民権とか中山とか中正とか中国近代史でなんとなく聞いたワードが地名になっているのがわかっておもしろい。
車が多いし運転も結構激しいように見えたけど、歩行者優先だけは守ってくれる人が多かった記憶。運が良かったのかな。
この先に晴光商圏という朝食をとっていた市場がある。
大通りを逸れてこの道に入ると途端に美味しい食べ物の匂いが漂ってきて幸せな気持ちになれる。
最後の昼食はやはり大好きな晴光商圏でとることにした。
かなり胃が疲れていたので軽くスープを注文した。
既に三日間酷使してきたお腹に染み渡るめちゃくちゃ美味しいスープだった。
食後はドロドロしたゼリー状の仙草茶に具材を入れた焼仙草というスイーツを食べた。
白玉と山芋を入れてもらった。
温かくて濃い薬草のようなお茶の味にめちゃくちゃ癒やされた。あまり甘みはないのだが、優しい味がして大好き。おいしい。
これまで食べた台湾のスイーツで一番好きかも。
昼食を済ませたら荷物をまとめて空港へと向かった。
空港の写真を全然撮っていなかったのだが、いいお土産をたくさん買えたのでよかった。
昔は心にしまっておけばいいと思っていたのであまりしていなかったのだが、なにか思い出せるものが残っていると少しでも大好きな場所や思い出と繋がっていられる気がするので、最近はたくさん写真を撮ったり自分のためのお土産を買っておくようにしている。
帰りの飛行機はあっという間だった。
本当に楽しい旅行だった。
台湾が大好きになったのでまた絶対に行こうと父と誓った。
感謝しか無い。
帰りの飛行機で遊んでいたゲーム。
まだ日本はまだ寒い時期だったが、台湾はとても暖かかったので帰国してから気温差で日本がめちゃくちゃ寒い場所に思えた。
帰国後、父子共に激しい空腹に見舞われていたためギリギリ営業時間だった空港のガストで夕食をとった。
父のお言葉に甘えて、ぼくはねぎとろ丼を食べた。
もちろん美味しかったが、それよりも色の薄れてしまった日常の一幕に帰ってきたという実感が大きく湧いてきて、胸が苦しかった。
本当に楽しかった旅行の後って寂しい気持ちになるよね。
ぼくは下宿先の家で炒飯を食べてみたが、ゆうべのような旨味はなかった。
まったく、それからずっと今まで、ぼくは本当にあの晩のようないい炒飯を二度と食べたことはなかった。
あの晩のようないい屋台も二度と見たことがなかった
台湾旅行は本当に楽しかった。
絶対に忘れられない思い出になったと思う。
いつかこれを読んだ友人たちが台湾の良さを知ってくれることを願っています。
書きたいことが渋滞しているのでまたそのうち追記すると思う。
ここまで読んでくださったあなたと最高の旅行に連れて行ってくれた父に最大限の謝意を。
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