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こころの心残りとアシュラマン

クリスマスが終わり年末が近づくにつれ、街の装飾やテレビのお正月特番の告知を目にする機会が増えてきました。
この時期は年末のお仕事や飲み会、大掃除などで皆さんそれぞれお忙しいと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか?

昨夜は事務所のボスと担当マネージャーさんとの食事会があり、日ごろの感謝の気持ちと今年中に解消したい私の中での心残りがあった為、私からお誘いさせていただきました。
お店に向かう為にタクシーに乗り込み、暫くしてからふとカバンに目をやると「あれ…?」いつもカバンの隅にしっかり嵌っているはずの財布が見当たらない。「うわ!!お財布忘れた!!戻ってもらえますか!?」と言った瞬間、運転手さんがすぐさまUターンをし、そのファインプレーでなんとか予約していたすき焼き屋さんに10分前に到着することができた。「ご馳走させて下さい!」と私から2人に言ったのに、非常に気まずい状況になる所だった。
私が席に着いてすぐに来たマネージャーさんに笑いながら先程のエピソードを話すともう慣れてますよみたいな空笑いをされた。

席についてお酒と食事を楽しみながらボスとマネージャーさんに今後幅広く演技のお仕事をしていきたいこと、文章を書くのが好きなこと、ステージやファンの方についてのお話など沢山させていただいた。
また、前回の食事会でボスに仕事に対する気持ちを上手く伝えられなかったことが心残りであることも伝えた。

まだ起きても無いことにも不安を感じる私に同じように考えすぎなボスが「考えすぎ!」と笑い飛ばしてくる。その言葉に少しだけ心が軽くなる。
ボスは完璧主義者で、私と似ている部分が少しある。私と明確に違う部分はボスはその完璧を追求しつつも、目に見えない地味な努力と華やかな挑戦の両方を実直にこなしている所だ。
私は自信の無さと完璧主義から「完璧にできないからもうやりたくない」と自ら蓋をしていた。
そんな自分を心の中で叱責した。
他愛もない話を挟みつつも、ボスとマネージャーさんは私に必要なアドバイスや、私に足りない部分、自分では気づけていないことを一つずつ丁寧に教えて下さり、その言葉を真摯に受け止めた。

メインのすき焼きや他のお料理をすごく喜んで下さり、お店選びに何日間も悩み、迷いに迷っていた為とてもほっとした。


ご馳走されたお礼にとボスが台湾マッサージに連れて行って下さり心も身体もリラックスし、とてもあたたかくて楽しい夜だった。改めてこの事務所に辿り着いて本当に良かったという気持ちになった。

最後に
担当マネージャーさんがすごく私に合ったマネジメントをしてくれるという話をボスにした所
「アシュラマン」というあだ名を付けられていました。

~完~

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