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売れない文章&売れる文章【稼ぐ文章の書き方】

セールスライティングとは、人を操る文章だ。

と、僕はこれまで何度も言ってきました。

・複数ではなく一人に向けて書く
・読者を質問攻めしてはいけない
・商品購入後の未来を魅せる

これはセールスライティングで最も大事な基礎であり、文章で稼ぐ人なら誰でも軸にしている構成です。

セールスライティングを勉強している方なら、下記のような解説は、よく目にするでしょう。

ネット記事において、複数人に書いてもそれはただの八方美人。1人を狙った一点集中型の文章を書く事で、同じようなターゲットにブチ刺さる。
悩みを解決したい読者に、悩んでいませんかと聞くのは愚問。病院に行って「風邪できつくないですか?」と聞かれるのと同じことだ。
読者とは商品の良さや価格で購入を決めるわけではない。購入したあとの、幸せな未来に金を出す。

ただ、これを実際にやろうとすると、なぜかうまくいかない。

プロの文章をみて、自分もできる気になって、ただの勘違いだったと気づく。これは当たり前の事です。

プロは何を考え、どのように読者の心を読み、どのように言葉を並べているのか。

汎用性重視のテクニックはいくらでもみれるが、実際のセールスライティングを片っ端から解説してもらう機会なんてないからだ。

・箇条書きにしよう
・文章は短くまとめよう
・ターゲットは1人に絞ろう

こんな言葉は、もう聞き飽きた。これが率直な意見だと思います。

今日は、そんな汎用性テクニックに一歩踏み込んだ、完全実践型の「セールスライティング解体編」として、実際に現場で使われているセールスライティングとはどんな構成で、どのような言葉選びで、どのようなターゲティングのもとに書かれているのか?

という、一歩踏み込んだ話をしていきます。

✓読者のみなさんの反応

この場を借りて、他にも応援メッセージやレビューをしていただいた皆さん。本当にありがとうございます!

さて、本題の「一歩踏み込んだ完全実践型のセールスライティング解説」ですが…ここで役に立つのが、これまで僕が発信してきたあるシリーズツイートである。

僕を昔から知っている方なら、誰でも知っているであろう「こうしましょツイート」。

誰でもやってしまう売れない文章。それを一瞬で売れる文章へ書き換え、こうしましょ。とみなさんへ発信しているツイートである。(※いつもいいねやリプをくれるみなさん、本当にありがとうございます。)

今日は、あのツイートの中から特に役立つ例文を抜粋し、解説していこうと思う。

例えば、これ。

まず一文目。
これの何がダメなのか?

「最近有名なこのニキビ対策化粧品、知ってますか!?実際に購入してみたので、レビューしていきます!」

①最近有名な〜○○、知ってますか!?

→読者は商品を知っているから記事を読む。「知ってますか?」なんて質問をする必要はあるか?いや、全くありません。読者の心情を全然読み取れていないと、こうなります。なので、不要。

②実際に購入してみたのでレビュー〜!
もう全体的に内容が薄い。ペラペラ。読者にとっては「記事の筆者が商品を買ってるのは当たり前の事実」だ。それをレビューするのも当たり前。当たり前の事実しか、この文章には書かれていないのである。

こうしてみると、上記の文章は下記のような構成になっている。

①読者への無駄な質問
→集中力が低下
②当たり前の事実を凄そうに述べる
→内容が薄そうなので、興味が湧かない

上記の文章は、360度どこからどうみても、読者に苦痛を与える導入文(※リード文とも呼ばれる)、いわば記事の入り口である。

ここで読者の心を掴み損ねれば、文章というものは絶対に最後まで読まれない。

では、どうすべきか。先ほどのツイートから修正した導入文を見てみよう。

この化粧品は正直万人向けではないかも。私には効果ありでしたが、あまりおすすめはしません。理由は下記。(※理由を箇条書き)

ちょっとツイートの文章では、文字数が足りないので箇条書きは省略しました。

もう少しわかりやすくすると、こうなります。

この化粧水は正直万人向けではないかも。

私には効果ありでしたが、あまりおすすめはしませんね。

理由は下記の通り
・友人が使ったら肌が荒れた
・使用開始から1週間は肌が荒れる
・急激に肌質が改善したが、1週間ほどの慣らしが必要

まずここで理解してほしいのが、導入文を書く時に最も意識すべきことは「続きを気にならせる事」に全集中する事だ。

そこで、この文章では読者を惹きつける3つのテクニックを使っている。

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