なぜか誰も語らない「ライティング独学」
はじめに
数万円払って小難しいノウハウを学ぶより、『ネットに転がるプロの業』で勉強した方がコスパ良くない?というnoteです。
ども、ニートからアフィリエイターになってフリーで生きてるコロブです。
某ウイルスの関係もあって、ここ数年で副業ブームが結構きてるわけですが。それに乗っかって、副業初心者向けビジネスを展開してる人、むちゃくちゃ多いですよね。
そして大半が「ブログ、アフィリエイトで稼ごう」と言ってるのを見て、一念発起でブログを始めた人がたくさんいると思います。
となると、誰もがぶち当たるのが「セールスライティングの壁」。
今のあなた
①副業やらないとな…。
↓
②ふーん、ブログならできそうだ。
↓
③よーし、ブログで稼いでやるぞ!
↓
④あれ…?どうやって物が売れるんだ…?
↓
⑤なんだこの怪しいテレフォンショッピングみたいな売り文句…。
はい、だいたいこうなります。というか、みんななると思う。
流れるような商品誘導と、圧倒的表現力を、息をするように書き連ねるプロの業を見ると「自分には一生無理かもしれない」と自信を無くす。
早く上手くなりたいから、商材が気になって買ってしまう。高ければ高いほど、魅力的に感じてしまう。
そうやって結局、商材を買っただけで終わってしまった。
そんな悩めるあなたの羅針盤になれたらと思い、僕の独学法をnoteに記録していこうと思います。
(一部有料コンテンツも紹介していますが、推奨している方法は、全て完全無料の独学で学べます。)
では本題へいく前に、結論から言います。
「現場で稼いでる文章から学べ」ってことです。
・稼いでいる文章を見つける
さて、まずライティングで飯を食う人は、一体どんなものを書いているのか?を考えてみてください。
・SEOアフィリエイト広告(ブログなどで商品を売る)
・ネイティブ広告(サイト内の記事一覧などに広告を出す)
・リスティング広告(検索エンジンにお金を払って広告を出す)
ガチで文章で飯を食ってて、なおかつ初心者でも吸収しやすいものを書いているのは、だいたいここらへんです。他にもありますが。
カタカナばっかですいません。優秀アピールです。
①SEOアフィリエイト広告
こんな感じで、検索エンジンやSNSからユーザーを集めて商品へと誘導するアフィリエイト。これは「仮想通貨 おすすめ 取引所」というキーワードで上がっていたサイトです。明らかに個人が書いているものではなく、業者がアフィリエイト事業として作成しているものですね。
この場合、一行目で「実際に10万円を投資していたとしたら、たった3ヶ月程度で60万円以上になっている計算になります」という文章で、読者に具体的なイメージを与えています。
なぜおすすめなのか?よりも、読者が購買意欲を感じるポイントをしっかり押さえて執筆されているので、かなり良いお手本になるでしょう。
このように、高額な商材を買わずとも、第一線で活躍している現場のライティングが一目瞭然で学べるのがSEOアフィリエイトです。
②ネイティブ広告
これはBuzzFeedという大手(ニュース)サイト?に掲載されている広告です。
ネイティブ広告とは、そのメディアに表示されている記事一覧などに並んで表示される広告形式の一つで、まるでそのサイトの記事の一つであるかのように見せることで、効率よくユーザーを獲得していきます。
(ちなみに昔、ネイティブ広告で100万溶かしたことがありますw)
この広告では、いかに記事一覧の中で目立てるか?というのも重要な視点なので、画像、タイトルなどが特に勉強になる場合が多いです。
上の広告を見ると、一件普通のビールの写真のようですが、その”普通”に多くの秘密が隠されていることがわかるでしょうか?普通なら、もっと公式っぽい綺麗で魅力的な写真を採用しがちなんですが、上の広告では明らかに「自宅で撮ったようなビールとおつまみの写真」が掲載されています。
つまり、綺麗な画像を使うより、こういう「誰かの日常を覗き見するような画像」の方が、読者の目を惹くことができる。という学びがあるんです。
加えて、タイトルにも「ちょっと待って」という言葉が最初に使われている。これも多くの場面で応用できると思いません?
・ちょっと待って?仮想通貨買ったら資産10倍になったんですが…。
・ちょっと待って?楽天で買ったベビーグッズで子供が全く夜泣きしなくなったんだが…!
・ちょっと待って?激重PCに◯◯繋いだら爆速ハイスペックPCになったんだが…!?
これはあくまで、即興で僕が考えた一例ですが、こんな感じで幅広く応用が効きます。
③リスティング広告
Google検索でお金を払って検索上位に表示させることで、広告収入を稼ぐモデルです。これを見ている多くの人が、「広告嫌い」だと思うのでほとんどの人があまり見ないでしょう。
しかし、なぜこのような広告配信が行われるのか?を考えれば一目瞭然です。そこにお金が発生しているから。
つまり、広告嫌いで、疑いの目で記事を見るユーザーですらお金に変えてしまうほどの圧倒的訴求力を持っているというになるのです。
上の画像は、最初に紹介したリスティングの1番上に表示されていたものです。1番上にある=より多くの広告費を払っているということなので、儲かっていると考えていいはず。
では、なぜ儲かっているのか?
まずタイトルをご覧ください。「おすすめの取引所はコチラです!」という前に、「ビットコインはまだまだ上がるのか?」というユーザーが検索していないけど気になっている根本的な疑問を先頭に書き出しています。
つまり、キーワードが「仮想通貨 おすすめ 取引所」だからといって、「おすすめの取引所はこれですよ!」と最初に書く必要はない。もっと具体的な疑問を最初に書くことで、読者を記事の虜にすることができる、ということなんです。
リスティング広告の場合、順位があがれば上がるほど多くの広告費を払っているので、基本的に上位を見た方が無難でしょう。
注意点としては、公式サイトを除外することですね。1番上には公式サイトが載っている場合が多いので、それは全くライティングに関係ない資金力の話になってくるので、あくまでリスティングを参考にする場合は「記事型広告」に絞って見ていきましょう。
具体例の徹底解説は、こちらの記事に掲載しています↓(1,000円です)
「現場で学ぶ」ということ
このように広告を扱うなら、この3つが代表的なライティング広告になります。
よく「Twitterで稼いでる人の記事を参考にしてます!」って人が多いですが、それはあまりよろしくない。
SNSの稼いでるアピールはあまり参考にならない上、すぐに高額な情報商材を売られる可能性も高く、内容はどこも似たりよったり。
ではどうするか?
現在進行系で現場で稼いでいる、お金が回っている広告を見て、そこから自分のものにできる言い回しや構成などを考えていくのが最適解。
「有料級」という言葉が流行っていますが、本当の有料級は企業の広告です。
企業広告には「何百万円、何千万円の広告費分のノウハウ」が集約されてるということを忘れないでください。
というワイもnote売ってるんで、こんな事言うと損なんですけどね。大損。それでも隠せないほど、紛れもない事実なんです。
そして、ここで重要になってくるのが良質広告の見分け方。
・良質広告の見分け方
それでは、上で紹介した3つの広告の、それぞれの見分け方を見ていきましょう。
✔アフィリエイト広告の場合
除外すべきサイトの特徴
・ライター記事量産サイト
・運営主がインフルエンサーのサイト
・稼いでるアピールをしているサイト
基本中の基本ですが、この3つに当てはまるものは真っ先に除外します。
「ライター記事量産できるって事は儲かってるし、インフルエンサーも儲かってるし、稼いでることを公言してるのは信頼できるじゃん?なんで除外すんの?」
と疑問に感じると思いますが、こういうこと↓
✔除外すべき理由
ライター記事量産サイト
→資本力のある企業運営サイトが多く、あまり参考にならないゴミ記事で溢れている。資本力のない個人が学ぼうとすると、良質記事を発見するだけで時間がかかるのでNG。
運営主がインフルエンサー
→インフルエンサーは、正直リンクを貼るだけでも売れてしまうので、判断が難しい。スキル+影響力で売れている場合、無名の個人がいくら真似してもうまくいかないことが多いので、ここでは除外。
稼いでるアピールをしているサイト
自身のサイトが稼いでることを公言すれば、ほぼ100%ライバルが急増します。百害あって一利なし。なので、稼いでるとアピールしてサイト公開してる時点で、99%裏があります。よって除外。
では、どんなサイトが参考になるのか?を考えましょう。
これは簡単なので、5つにまとめます。
1.タイトルが秀逸
2.シンプルなデザイン
3.色文字だけで内容が理解できる
4.紹介している商品が欲しくなる
5.人格を感じられる文章
1.タイトルが秀逸
タイトルは筆者の実力が顕著に出るため、判断材料として重要。検索順位に囚われず、個人的にビビッと来るタイトルを書いた記事はチェックしていこう。
個人的にタイトルを学ぶなら、バズフィードです。
2.シンプルで見やすいデザイン
ライティングに自信がない人は、デザインでカバーしようとする傾向が強い。シンプルで綺麗なコンテンツを生み出す人は、中身で勝負している場合が多いため、デザインのシンプルさも意外と重要です。
▼ このブログとか、めちゃ参考になります。
3.色文字だけで内容が理解できる
色文字だけを読んで書いている内容がだいたい理解できる場合、筆者は少なくとも中級者以上であることは確定します。色文字を読んでも理解できない場合は、サッと閉じて次を探しましょう。
例えば、下記文章の太文字を見てください。
①良い例
「文章力をあげるには、まず最初にすべきことは読者の共感を得ること。読者は、自分の悩みに共感してくれる記事を探している場合、ここが欠落すると誰も読んでくれません。」
②悪い例
「文章力をあげるには、まず最初にすべきことは読者の共感を得ること。読者は、自分の悩みに共感してくれる記事を探している場合、ここが欠落すると誰も読んでくれません。」
太文字が一箇所違うだけで、伝わり方は雲泥の差です。
①の場合「読者の共感が欠ければ誰も読まない」というのが伝わる
②の場合「何が欠落すると読まれないのか」が全く伝わらない
「神は細部に宿る」というように、書き手のレベルは、こういう細かな箇所に見えてくるのです。
▼ 上と同じですが、この記事とかめっちゃわかりやすい
4.紹介している商品が欲しくなる
初見の商品でも、ライティングが上手な人が書けば興味が湧いてきます。実際読んでみて、おもわず「欲しい」と感じてしまった場合、そのコンテンツは要チェックしておきましょう。
これは人それぞれ違うので「気になる商品名+レビューorブログ」で検索をおすすめします。
5.人格を感じられる文章
「この人、こんな人なんだろうなあ〜」と、を文章を見るだけでイメージできるもの。下手な人は、無理に役を演じたり、機械のように感情のない文章を書きがちです。自然体で人格を想像できる文章は、上手いです(シンプルに頭悪そう、などはNG)
これに関して言えば、マナブさんは一見「、」が多くて読みづらいかと思いきや、独特な味が出て意外と読みやすかったりするのでおすすめです。
すいません、長くなってしまいました。
ここまでが、アフィリエイト広告の文章で参考にすべきサイトの特徴です。
では、次にいきましょう。
リスティング広告・ネイティブ広告
さて、ここからが超重要項目です。
リスティング広告とネイティブ広告。つまり、
お金をかけて運用している広告の当たり外れを見分ける方法は、こうです。
①あらゆる広告をチェック(フル画面pdfにして保存)
②1週間〜2週間で内容が変わったもの、変わっていないものに分ける。
これをやってください。
特にお金をかけている広告ほど顕著に出る特徴なのですが、数週間で内容が全く変わらないもの、変わらない部分は、良い成果を出している証拠です。
逆に、内容がコロコロ変わるものは、あまり反応がよくない証拠。
なぜそう言い切れるのか?
それは、広告運用の現場では「ヒートマップ」というツールが使用され、幾度となく改善が繰り返されるからです。
▼ヒートマップ
ヒートマップでは、ユーザーの反応を色で計測することができるため、効果の高い訴求とそうでない訴求の区別が簡単にできるのです。
よって、
「たくさん配信されている+内容に変化がない=良質広告」という判断ができる。
なので、ずっと変わらない広告ほど、完成度の高い広告ということになります。
逆に、コロコロ内容が変わっていたものが、突然動きがなくなればそれも成果が安定した際に出る反応なので、フル画面でスクショしておいた旧バージョンとの変化を比較し、何がそんなに変わったのか?を自分なりに仮説を立てて、己の業として落とし込んでいく。
これを繰り返し、より細かい点まで見分けられるようになれば、それは実力がついた証拠です。
見分けられない場合も、今の自分ができる範囲でいいので、学んでいきましょう。
どこを見て学べばいいのかわからないって人は、
・構成
・色使い
・文章表現
・リンク配置
・ターゲット層
・画像
・画像の配置
・テンポ(話題の切り替わり等)
これらを注目して見てください。必ず何か発見がありますから。
例えば、
「40代女性の腰痛に効果バツグン!○○がヤバい」
→「健康な40代女性100人に聞いた!腰痛改善に欠かせない○○」
などに変更されていた、なんて場合。
それは「○○の悩みにはコレが効くよ!」という表現よりも「健康な同年代100人の声」の方がユーザーに刺さると考えます。
それで落ち着けばそれが正解だし、また変更されればそれは不正解です。
このように、広告出稿側の仮説を予想することで、自分の能力値もグングンと伸びていくので、仮説立てはたくさんこなしてみてくださいね。
※注意点
自分だけの主観で「この表現いい!この画像いい!」と判断しないこと。全てはデータに基づいて、広告の動き、変化の傾向によって判断してください。あなたが良いと思ったからといって、ユーザーに刺さるとは限りません。
おまけ:裏技紹介
意外と知らない人が多い裏技も軽く紹介しておきます。
ちょっと上級者向けですが、広告代理店出身の人は結構やってる方法ですね。
①ASP、広告代理店に売れ筋商品を聞く
②LPが複数ある場合、売れてるLPを教えてもらう
③そのLPに使われているセールスを徹底的に分析して勉強する
これはライティングというより、LPを作る時によく使う方法になります。
セールスライティングの腕がグンッと伸びるので、ASPの担当者とかついてる人は、これだけに集中してもOK。
2.自分の文章タイプ(適正)を知る
ここからは、少し抽象的な話になるので、わかる人だけ参考にしてくれればOKです。
人の文章には、大まかにわけて2つのタイプが存在します。
それは、感情論タイプと理論タイプ。ちなみに僕は感情タイプです。
✔感情論タイプ
親しみやすく読みやすい、人格を表に出した文章が得意。
✔理論タイプ
数字やデータを基に、感情論ではない理論的な文章を書くのが得意。
これはどっちでもいいんですが、大事なのは自分がどのタイプなのか?を知っておくこと。
わからない人は、学生時代自分が文系だったか理系だったかで判断すれば、だいたい答えが出てくると思います。
では自分がどっちのタイプなのかを判断したら、それぞれの課題と方向性を見ていきましょう。
別に間違っててもOKです。
<感情論タイプ>
①女性向けの記事から書いてみましょう
②無駄に自分の感情を語ることを避けましょう
③無理に読者に寄り添おうとするのをやめましょう
④無駄に共感を集めようとするのをやめましょう
⑤キャラ作りを意識しすぎるのをやめましょう
感情論タイプは共感性が高く、読者の感情をうまく読み取って文章化するのが得意です。
代わりに、感情を読みすぎて頭が混乱し、自分は何を書くべきなのか?を見失いがち。すぐに迷子になるので、キャラ作りや言い回し、表現などのテクニック的な面ばかりで欠点を補おうとする癖があります。しかし、あなたのやるべきことはシンプルなのです。
読者が求める内容を書き出し、わかりやすい流れで構成を作り、必要のない一言を避け、淡々とニーズに合わせたものを書く。
わかりやすい構成などは、先程紹介した方法で学んでいけばOK。
これを徹底してください。
<理論タイプ>
・男性向けの記事から書いてみましょう
・読者を見下すのをやめましょう
・「これくらいわかって当然」を捨てましょう
・文章に感情を乗せて、読者からの親しみを得ましょう
・常に「ここまで読んだ読者の感情は?」は意識しましょう
理論タイプはデータが正確で、とても有益なコンテンツを生み出すことに魂を注ぎます。
ただ共感性が低く、正しいデータを示せば理解するだろうという頭の固さが問題。難しい話をすれば場を和ませたり、自分の失敗談を語り読者に親近感を与えるなどの寄り添いが必要です。
理論タイプがやるべきこと、いや考えるべきことは「人は理論で動くが感情の方が動く」という考えを持っておくこと。
聞かれてないことまで、理論で説得しようとする癖を治してみましょう。
まとめ
自分の文章タイプがどちらかを判断した上で、より自分にあった書き方、構成、色使いなどを、現場の広告から身につけていってください。
よく、PASONAの法則に従うとか、「結論・理由・具体例」で書くなんて言われますが、そんな小難しいことはあとでOKです。
とにかく、金が回る現場で生きている業を、その身に落とし込んで、叩き込むことだけ考えて学んでいってみてください。
ふぁいてぃん(*^^*)
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