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ChatGPTに教えてもらえばAIアプリだって作れる様になるはず! 11.Hello, World!(Python CLI)
はじめに
このブログでは、ChatGPTで作成した「AIアプリを作れる様になるまでの100個のアプリ案」を実際に作り、学んだことや失敗したこと、感じたことを記していきます。
記事は、簡単なアプリ紹介、コードのポイント、感想、ChatGPTによるStep by Stepガイドの順番に記載しています。
アプリを作るにはChatGPTによるStep by Stepガイドをフォローするだけで十分ですが、このアプリを作る上で学べることが分かりにくいので、コードのポイント、感想は参考になることがあるかもしれません。
(※本ブログはマガジン「ChatGPTに教えてもらえば」にまとめてあります。)
今回のアプリ "11.Hello, World!"(Python CLI)
概要 :"Hello,World!"を表示する簡単なPythonスクリプトを作る。
狙い : Pythonの環境(インタプリタ、ファイル、スクリプトの実行)に慣れる。
今回からプログラミング言語がSwiftからPythonに変わります。それに伴い、開発用ソフトウェアもXcodeからVS Code(Visual Studio Code)に変わります。VS Codeのインストールについてはネットにたくさん情報があるので、割愛します。
アプリの機能は学習始めの定番であるコンソールに"Hello,World!"と表示というものです。次回以降の学習を進めていくための動作確認を兼ねています。
コードのポイント
print("Hello, World!")
コンソールにHello, World!と表示されます。プログラミングの基本ですね!
python3 hello.py
pythonのファイルを実行する時にコンソールに入力します。pythonファイルがあるディレクトリに移動してから実行する必要があります。
感想
今回はコード自体というよりもpythonの環境整備、動作確認が主な狙いでした。PythonやVS Codeのインストールなど環境構築の方に時間がかかりましたが、比較的スムーズに完了しました。
VS Codeの起動後、ソフトに促されてPythonの拡張機能をインストールしたのですが、Data Scienceのチュートリアルが紹介されたので、そちらをやってみました。
Data Scienceの例題でよく目にするTitanic問題に対してMachine Learningを使う体験をすることが出来ます。Data Scienceの流れを感じることが出来、楽しかったです。
今回からPart BのPython fundamentalsに入りました。だんだんと慣れてきたSwiftの書き方を忘れないか少し心配な反面、Data Sciene、AIを扱うための基礎ということでワクワクしています。
ChatGPTの回答
以下は、プログレッシブリストのプロジェクト#11にあたる 「Hello, World! (Python CLI)」を作成するためのステップバイステップガイドです。このプロジェクトは非常にシンプルで、コンソールに**「Hello, World!」**と表示するだけですが、これによって:
Pythonの環境を整える
CLI(コマンドライン)でシンプルなPythonスクリプトを実行する方法を学べます
今後のPythonスクリプト開発の下地になる最初の一歩です。
1. Pythonをインストール(または確認)
1. Pythonがインストールされているか確認
• macOSやLinuxであれば、ターミナルで次を入力:
python3 --version
“Python 3.9.7”のようにバージョンが表示されればOK。
• Windowsの場合:
python --version
または
py --version
もし未インストールなら、python.orgからPython 3.xをダウンロード/インストールしてください。
2. (オプション) Anacondaを利用
• Anacondaを使うとPythonや科学技術計算用ライブラリがまとめて導入できますが、最初は標準Pythonで十分です。
2. Pythonスクリプトを作成
1. テキストエディタを開く
• VS Code, PyCharm, Sublime Textなど、お好みのエディタでOK。
2. ファイル名をつける
• 例: hello.py
3. コードを記述:
# hello.py
print("Hello, World!")
• この1行で、コンソールに「Hello, World!」と表示するスクリプトになります。
3. CLIからスクリプトを実行
1. ターミナル/コマンドプロンプトを開く
• hello.pyがあるディレクトリに移動(cdコマンド)。
2. 実行
• macOS/Linuxなら:
python3 hello.py
• Windowsなら、環境によって:
python hello.py
または
py hello.py
3. 出力を確認
• 次のように表示されます:
Hello, World!
• これが表示されれば、最初のPython CLIスクリプトが正しく動いた証拠です。
4. 発展(オプション)
1. ユーザー入力を追加
name = input("What's your name? ")
print(f"Hello, {name}!")
• ユーザーから入力を受け、出力する簡単な対話型スクリプトを試せます。
2. ファイル移動や改名
• hello.pyを別のフォルダに移動したりリネームしても、正しく実行できるか試してみましょう。CLI操作に慣れるのに役立ちます。
3. Shebang/実行権限(UNIX系システム)
• ファイル先頭に #!/usr/bin/env python3 を書き、chmod +x hello.pyすると、./hello.pyで直接実行できるように。
5. まとめ
この**「Hello, World!」** (Python CLI)プロジェクトは極めてシンプルですが:
• Pythonが動く環境が整っているかを確認し、
• エディタでファイル編集→CLIで実行の流れを練習できます。
次のPython基礎プロジェクト(#12~#20)に進む前に、まずはこの最初の一歩をクリアしましょう。