厚生労働省剣友会の概要(発足及び経緯)
厚生労働省剣友会の概要(発足及び経緯)
労働省剣友会(以下「剣友会」)は、昭和55年(1980年)に、吉本實労働省労働基準局長(当時。その後、労働事務次官。平成20年4月逝去)を会長に、労働本省若手職員濵田直樹、東園盛男、神田良昭を幹事に会員20名(うち、初心者が半数近く)で発足をしました。
当時、労働省庁舎は千代田区大手町にありましたので、稽古は近くの千代田区体育館剣道場で、週に2~3回(その他、平日の昼休み時には、労働省庁舎の屋上で素振り等)行っておりました。
剣友会発足後、省内の広報誌での紹介記事等により会員も少しずつ増加し、地方に支部も設置されました。昭和58年に坂本三十次先生(範士七段、衆議院剣友会長)が労働大臣に就任されたのをきっかけに顧問に就任していただき、定例稽古会を毎月第四水曜日に衆議院道場で行うようになりました。
さらに、昭和58年からは、毎年、都府県支部持ち回り(東京都支部と各府県支部と交代)で、全国合同合宿・稽古会、平成元年からは全国合宿に合わせて全国大会を開催して来ています。
これまでの合宿・全国大会の開催状況(工事中)
また、平成2年からは剣友会の活動記録及び会員相互の交流の場として、会報「遠山」を毎年発行しています。
平成13年(2001年)1月の中央省庁再編により、厚生省と労働省を廃止・統合して「厚生労働省」が誕生したことを受けて、当局の了解を得て、同年4月、「厚生労働省剣友会」と改称し、今日に至っています。