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Photo by
soeji
母のリハビリ 422日目 転んだ! ポータブルトイレを使ってください!
朝6時、台所にいると母がトイレに来た。
夜だけは部屋にポータブルトイレを置いているのに、母はなかなか使わない。
また、トイレに来たな。
部屋に戻るときに台所に顔を出し、
「おはよう。7時まで寝るね。」
とやりとりをした。
そして母が部屋に戻った頃、部屋から物音がした。
慌てて見に行くと、
「転んだ」
「ここが痛い」
目の下を押さえている。
目の下をベッドサイドに置いたポータブルトイレの肘掛けにぶつけたようだ。
「靴下が滑って、ポータブルトイレにつかまろうと思ったけど、転んだ」
そう言いながら、きょうは自力で立ち上がり、ベッドに戻った。
母の目の下は、みるみる腫れてきた。
救急病院に行くか、朝まで待って整形外科に行くか。
母は
「骨が折れてたら、もっと痛いから大丈夫。整形外科に行く」
とのこと。大丈夫かなあ。
朝一で整形外科に行き、レントゲンとCTを撮ってもらった。
骨には異常なし。
ほんとうに良かった。
母は、リハビリ病院から退院後、自宅で何度も転んでいる。
そのたびに骨折してないかとハラハラするが、今のところ免れている。
骨密度検査によると、同年代の人と比較すると120%の骨密度だと言われているので、それが幸いしているのかもしれない。
ただ、ほんとうに転倒は怖い。
しばらくは会う人会う人に、どうしたのと聞かれることだろう。
きょうも訪問リハに来てくださったPTさんに
「ポータブルトイレを使ってくださいね」
と言われていた。
お母さん、夜はポータブルトイレを使ってください!!