ターナー症候群と診断されて
※ここから、検査結果と妊娠人口中絶を決意するまでの経緯を記載していきます。センシティブな内容のため、ご自身で判断して読み進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。
カウンセラーの先生からの電話
羊水検査の後、3日後の夜20時頃。
会社に出社して仕事をしていたところ、
電話で検査の結果がカウンセラーの先生から来ました。
ターナー症候群の場合、無事に妊娠して生まれてくる可能性が1%のこと、
生むことを決意しても、今回の私の赤ちゃんの場合は心臓のところにリンパ液が溜まってしまっているので、心臓の合併症のリスクが高く、大きなICUや大学病院などの施設で出産しなくてはいけないこと、
もしお別れするときの手順など…
簡素に、淡々と、事実を伝えていただきました。
次の週ぐらいまでに判断して下さい、
とのことで、後日、詳細の結果は別途郵送で届きました。
私たちの決断
そこから数日間、私たち夫婦は2人で何度も話し合いました。
最初に子供を産むと決めたときは、どんな障害があっても、何があっても、2人で必ずその子を幸せにしようと、強く、約束をしていました。
しかし、99%はお腹の中で流産・死産となってしまうこと、
この時点で18週という判断を遅らせることで、今後の母体への影響、
どんどん赤ちゃんの心臓の周りに溜まっていくリンパ液を見過ごすことができず‥‥
今回はお別れすることを決断しました。
辛く、悔しく、どうして私たちが?という気持ちもありましたが、
むしろ1度は母親にしてくれた、妊娠を経験させてくれたこと、
私たち2人を選んでくれた奇跡に感謝しています。
カウンセラーの先生も、
「今だったらまだ赤ちゃんも痛みを感じずにお別れできる」
そう後押ししてくれて、
どこか客観的に、空虚な気持ちで、淡々と入院の手続きを進めていきました。
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