家族の反応~私だったらどう声をかけるか?~
3回目の妊婦健診で、嚢胞性ヒグローマ(cystic hygroma)、
「染色体異常の可能性が高い」と診断され、
その日のうちに両親と兄夫婦に結果を伝えました。
「どんな決断をしても、私たちは応援しているからね。」
家族に打ち明けたあと、涙を浮かべながら、そう励ましてくれました。
私たちの2人の意見を尊重してくれて、とても感謝しています。
”どんな決断をしても、応援しているよ、
家族、親戚みんなでその子を育ててあげようね。
きっと世界で一番かわいい子が生まれる気がするよ。”
今でも母親の言葉を思い出すを胸がキュッとします。
相手をの意見を尊重して、そっと寄り添う。
頭で理解していても、なかなかその現場にいるとできないことですよね。
”大丈夫、大丈夫だよ”と何度も声をかけてくれましたが、
もし、自分が家族側だったらどう声をかけてあげられるかな?と考えてしまいました。自分の感情は嚙み殺して、それでも娘に笑顔で勇気づけてあげられるのかな・・?
ネットの情報の少なさ
そして、この時に1番辛かったのが、とにかくネットで検索しても情報が少なく、正しい知識を得ることができなかったことです。
「cystic hygroma」「染色体異常」などと検索しても、
1990年代の古い学術論文が出てきたり、ブログを漁っても、
なかなか妊娠中期で同じような症状の方の経験談はあまり見つかりませんでした。
このネット社会で「検索してもわからない」ということが普段過ごしているとあまりないので、わからないことに対する恐怖が大きかったです。
結局、次のクリニックの検査まで何もできず、
ただただ、不安が募っていきました。