うちの子の最近の口ぐせとその意味を考えてみた
言葉って思いを伝えるのに必要なツールですよね。
家族間でもやっぱり何を思っているかわからないので「言葉でちゃんと伝えてね」と言っています。
でも我が子と会話をしていると言葉をそのまま受け取るだけじゃなく、
その奥にある非言語的なところを見るのって大事だなとよく思います。
うちの子が最近よく言う言葉
うちの次男(小6)が最近よく使う言葉をご紹介
「もう死 にたいわ」
「どうせ〇〇(次男)なんか死 んだ方がいいんや」
こんな言葉を時々使います。
初めのうちはどれくらいの意味合いでいっているのかわからなくて
何か困ってることでもあるのか?
本当にそう思っていたらどうしよう。。
と母としては罪悪感のような寂しい気持ちになっていました。
でもそこまで思い詰めてる様子はないし、
言葉の持つそのままの意味ではないのかもしれない。
今回はこの時の次男の心情を見てみようと思います。
どんな時にこの言葉を使う?
彼はどんな時にこの言葉を言ってるだろう?
ちょっと思い返してみました。
①自分が発した言葉に思ったような反応が返ってこなかった時
次男はどうでもいい事でもふんふんと話を聞いといてほしいタイプ。
自分の意見や話に共感してほしいだけなのに
わかってもらえなかったと感じる時に言うことが多い
②そんなつもりでやった訳じゃないのに責められちゃった時
なんか知らんが責められてバツが悪い&罪悪感
どうしていいのか自分でもよくわからなくなった時につい出ちゃう。
③思ってた通りに進まなくてイライラしている時
悔しさやらなんやらでどこに怒りをぶつけていいかわからない時
この苛立ちを何とか表現したくて出てしまう。
発してる言葉と伝えたい気持ちは違う?
こうやって見てみると
本当に言葉通りの意味で言っているのでなくて
発した言葉はただの枕詞でその先に
本当の気持ちが隠れているのかもしれない。
ただ(死 にたいと思うくらい)
悔しい
悲しい
わかってもらえなくて寂しい
直接こんなことは恥ずかしくて言えないけど
ほんとのほんとに伝えたい本音はこっちなんだと思います。
本音に気づくとその後の接し方も変わる
この本音の部分に気づけると
そのあとのコミュニケーションの取り方も変わってきます。
最初の方は私も言葉そのものに反応していたので
「そんな大げさな」とか
「そんな言葉つかわないで」と
どちらかというと次男に対して否定モードで接していた気がします。
でも本音の部分を見るようにしたら
気持ちの方に目を向けるので、
そこまで否定的に捉えなくなり、
肯定的に話を聞けるようになりました。
言葉の先の非言語的な部分に目を向けたい
言葉があるから思いを伝えられる。
でも言葉で直接気持ちを伝えるのは素直になれず
時には心とは裏腹なことを言ってしまう時もある。
だからその言葉通りの意味で受け取ってしまわず
その言葉の先にある、非言語的な部分に目を向けて
私はこれからもコミュニケーションを取っていきたいと思いました。