5年ぶりにメガネを買います

 メガネをお手入れしようとして鼻パッドの部分を外しました。そのとき、ネジがとんでいったのですが、どこからもでてきません。物質が消失することはあり得ないと思いますが、アインシュタインが質量はエネルギーと等価であると言っていたので、なにかしらのエネルギーに変換されてしまったのでしょう。

 さて、鼻パッドがないということは、剥き出しの金属部分が鼻付近に接触しているということです。例えば人にぶつかってメガネが顔にめり込みそうになったとき、鼻付近に穴が空いてしまうほどのダメージを負ってしまいます。剣の切先を常に突きつけられている恐怖感です。

 ということで、島外のメガネ屋さんに出向き、メガネを購入しました。メガネ買い替えるのは5年ぶりです。値段は18000円ほどです。手痛い出費です。しかも、完成が1週間後なので、また取りに行かないといけません。フェリー代も往復約4000円かかります。これなら、鼻に剣を突きつけられている方がマシかもしれません。いと辛いです。

 店員さんが、メガネ購入後に、「今お掛けのメガネも綺麗にしますね」とおっしゃってくださいました。「鼻パッドもなくなっているのでつけておきますね。」えっ、鼻パッドタダでくれるんですか。

 メガネ屋さんは大変混雑していました。ゆえに、タダで鼻パッド交換するのを店員さんに伝えるなんて、「この忙しいときに、交換なんていうんじゃねえよ。」と思われてしまいそうです。モジモジくんの私にはできません。お金を払ったというパワーを利用することで交換もお願いできたので、致し方ない出費でしたと、自分に言い聞かせておきます。