店員さんは私の正体を暴く
人付き合いが苦手である。特にファーストコンタクトが苦手である。例えば、お店でのオーダーであったり、受付での対応の際に天賦の才を発揮する。
誰かと二人でお店に行くとき、店員さんは私に話しかけない。人は本能的に分かるのだろう。どちらに話しかければ、円滑にやりとりできるかを。私と誰かという組み合わせでは、確実に誰かに対して話しかけられる。
負のループである。私は話しかけられない、ゆえにコミュニケーションの練習ができない、ゆえにコミュニケーション力が向上しない、ゆえに話しかけられない、以下繰り返し。
私より、コミュニケーションに自信がない人と出かけなければならないが、そんな人はいない。