数百年前の祖先を想う
中学生の頃、自分の名字が地名由来だと思い、どこに地名があるかを地図帳で調べました。すると、山形県に名字と同じ市がありました。山形県は訪れたことがありませんが、何百年前からこの地に我が祖先がいたのかと想像しておりました。雪大変そうだなとか思っておりました。農民だったのかなと思っておりました。ところがどうも、想像していた祖先とはちいとばかし違うということが発覚しました。
『名字でわかるあなたのルーツ 佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺のヒミツ』という本に、我が名字が登場しておりました。古代豪族である土師(はじ)氏の末裔である大江氏は、武家で活躍したそうです。その大江氏の子孫は、武士となって色々な氏を名乗っていますが、我が名字もその一つにありました。
まさか、我が祖先は日々剣技を磨き、戦に備えていたのでしょうか。まあ、武士だろうと農民だろうと、子孫である私を見たらがっかりしてしまいそうなのには変わりありませんがね…。