記念日には写真をしっかり撮りましょねオバサン
世の中的に今日という日は「ハロウィン」らしいのだが、子供を産んでからそういうものとは全く縁がなくなった我が家の夕飯はミートスパゲティですぜ。ということでハロウィンとは全く関係のない話。
先日、神戸の食フェスへ行こうと車に乗り込んだ夫と私と息子であったが、唐突に夫が
「今日Tちゃん(イトコの女の子)が七五三なんだってさ。」
「それと写真撮らないんだって。スタジオとかでも。急だけど私ちゃんに少しだけ撮ってもらえないかなーって言ってたけど、急だし腰痛めてるから無理だって断っといたわ。」
とか言い出すから~さぁ大変。
いやね、実際腰も痛めてたし無視して行く予定だった神戸へ出発してもよかったのだけど、なんとなく心がザワザワしてしまう。
七五三とかまあまあ大きいイベントなのでは?
せっかくの日に写真を撮らない…
写真はスマホで撮った写真だけとか…
(アカン!アカンでぇぇぇ!)
「時間はまだ大丈夫?写真撮りに今から行こう。カメラとってくるわ。」と言って降りた階段をまた上がる私。ついでに使うかどうかわからない三脚も持った。結局使わなかったけど。
いやこういう時、正直めちゃくちゃ面倒臭いという思っているのに、使命感のようなものがムクッと顔を出してきて、結局撮りに行っちゃう自分がいる。
結局そのまま神社へ行き、15分位でチャチャッと撮った(というかそのくらいの時間しかなかった)写真10枚くらいを、今せっせと現像してフォトアルバムするべくレイアウトしていたりする。
ほんと何回目だろうか。
友達やイトコの結婚式でもそう、撮らなくていいはずなのに結局出されたご飯も食べずに撮っちゃう。こういう現象何回目?
きっと、昔やっていたブライダルスナップカメラマン時代に染み付いてしまった
「記念日にはしっかり写真を撮りましょね」
の後遺症であると思う。
そしてそれらの写真は撮っておいて絶対に後悔しないから撮るべきなんだよね。
なんとなくの使命感で撮っているくせに、すっごい面倒臭いくせに、少しのワクワクと少しの楽しい気持ちもあるから困るんだよなぁ。
楽しいよねぇ写真撮るのって。
赤の他人の思い出を背負うにはちょっと無理だとしても、友達や親戚に「記念日にはしっかりプロの方に写真を撮ってもらっておいたほうがいい」と布教することくらいはしていこうと思う。
あとがき。七五三の写真を撮ったあと神戸の食フェスにもちゃんと行ったし、Mr.タコスのミートタコスがめちゃくちゃ美味しくて泣きました。