思わぬメリット
約3週間前、髪をバッサリ切った。
胸にかかるくらいの長さから、顎下くらいまで切った。
最初のうちは新しい髪型が馴染まず、切ったことを後悔する瞬間もあった。
ここ数年は鎖骨より上まで切ることはなかったので、久々にバッサリ切って毛先が馴染んでいない感じがした。
セットもうまくできず、困っていた。
ギリギリ結べる長さではあるので、いっそのこと再び伸びるまでは髪を下ろさず常に結んでやり過ごそうと思ったりもした。
しかし、徐々に馴染んできてセットにも慣れ、切ったことを後悔する瞬間もなくなってきた。
後悔する瞬間がなくなってきた理由としてもう一つある。
職場において、出勤すると毎回誰かしら髪型に言及してくれて、何かしらの褒め言葉をくれるのだ。
切って約3週間経つが、いまだにほぼ毎回誰かしらが髪型について言及してくれる。
今までにもバッサリ切ったことは何回かあるが、切って数週間経っても一つのコミュニティの中で褒め言葉をもらい続けることは今回が初めてだと思う。
髪型単体を誉めてくれているのか私のその他の要素も含めて誉めてくれているのかはわからないが、どちらにしろ嬉しい。
本心なのかお世辞なのかについても真相はわからないが、どちらにしろ嬉しい。
誉めてもらうというのは、こんなにも嬉しいことなのかと改めて感じた。