【La Mer ラ・メール】 円安ハワイ最強!「ラスボス」レストランで最後の晩餐を
いよいよハワイも最後の夜、恐るべし「ラスボス」が我々を待ち受けておりました……(!)
コロナ禍を乗り越え、2019年以来、5年ぶりにハワイを訪れ、ホノルルはワイキキでレジデンスホテル6泊、豪華リゾート3泊、合計9泊11日の旅。
「やっぱハワイしか勝たん」
週末ソウルに並び、年1回のハワイ(ワイキキ・アラモアナ)滞在が私の「旅生活の原点」であったことを再度実感させられる「原点回帰の旅」となりました。
が、
今までと圧倒的に違ったのが「円安」&「物価高」。
正直どうなっちゃうかと思いましたが、ホテル代以外は意外となんとか切り抜けられました。ここまでは。
ハワイの「外食」総決算!? 「最後の晩餐」はハレクラニ!
久しぶりのハワイだったので、たとえ料金が2倍以上したとしても、「ここは行っておきたい!」というレストランを以下の3種類から厳選して行ってまいりました。
ハワイでしか味わえない、中の上~上の下くらいの価格帯(!?)の、プチ・ラグジュアリー感のあるレストラン(→ 円安でも行きたい!ハワイの「プチ贅沢」レストラン)
アメリカや日本でお馴染みのチェーン店(→ 円安だから食べてみた!「ファミレス」「チェーン系」)
文句なしに高級すぎでぶっ飛び価格のホテルダイニング
今回、ご紹介するのは上記の3.にあたるレストラン、つまりは「ラスボス」。
それがこちら、
後半3泊したハレクラニホテルのメインダイニングであり、ハワイにおけるフランス料理レストランの最高峰であられます『ラ メール』
でございます!!!
言わずと知れたハワイ最高峰ホテル、ハレクラニのメインダイニング。全米自動車協会によるレストラン格付けでは、最高のファイブダイアモンドをハワイで一番長く獲得し続けるなど、輝かしい評判でも知られています。
ハワイの名だたるシェフが一度はここで修業をしてから独立していることを考えても、名実ともに素晴らしいレストランでございますからね。なんたって、ロケーション、味、サービス、どこをとってもハワイNo.1クオリティ。ハワイでオシャレなディナーとなれば、必ず訪れたい場所なのです。
が、
この円安。なんたって、お部屋のお値段が1泊20万円に跳ねあがっちゃっておりますから(汗)、そりゃあ、レストランのお値段だって、ね。相当な覚悟ですよ。
ということで、まずはマーケティングの基本、「相手を知る」ことから始めようではありませんか。
お値段のリサーチ
ハレクラニホテルのレストランは、ご親切にも、ホテルの公式ページでメニューを掲載してくださっておりますので、まずそこをチェック。
お目当てはやはり、「ラ メール」らしさをひとしきり味わえる、代表的なメニューがそろうコース、Menu Dégustation(8品)
なんですが、こちら、
2019年に訪れた際は209ドル(約22,572円 ※2019年の円相場の年平均・108円で算出)だったものが295ドル(約43,315円 ※2024年6月の円相場の月中平均・157円で算出)に値上げwww
我々が訪れた6月は、よりによって円がこの上なく安かった、1ドル160円時代でございましてね……これはもう、あえて計算するのやめました(泣笑)。
ここはもう、腹をくくるしかない。
まずは、お食事に加えて請求されるアレでございますよ、アレ。こちらにつきまして、ひょんな偶然から、レストラン前にお部屋で「前処置」できることになったのです。
事前の「仕込み」が功を奏する!?
実は、ハレクラニにチェックインした時、私のバースデー(宿泊の1ヶ月後ですけどw)のお祝いでいただいたこんな立派なボトルがございましてねww
これをディナー前に開けよう!となったわけでございます。
これがまた、サイコーなのですよ。ラナイ(テラス)に出ちゃって、心地よい風をあびながら、カンパーイ♪なんてしちゃって。
眼下のオーシャンフロントダイニング「ハウス ウィザウト ア キー」(そういえば今回は滞在中1回も行きませんでした・泣)でハワイアンミュージックとフラダンスの演出が、ちょうど始まった時間でもありましてね。
いやあ気持ちいい~。普段、食べ物がない状態でお酒なんて、絶対に飲まないんですけどねw こんなに気持ちのいい状況だと、進む、進むww
母と2人でガバガバ飲みまくってしまいまして(笑)。
我々にはめずらしく、ボトル3分の2ほど消費いたしまして、
決して酒に強いわけではない我々、食事の前にすでにいい~感じに「デキあがって」しまったのであります。
いざ出陣!
ラ・メールが誇る、オーシャンフロントの店内は、ホテル名が意味する「天国にふさわしい館」そのもの。
お部屋のラナイから「前処置」がてら楽しませていただいた、ダイニング「House Without a key(ハウス ウィズアウト ア キー)」でのハワイアンミュージックとフラダンスのステージですが、「ラ メール」からも眼下に望むことができ、これまた絶好のロケーション。
予約時間をサンセット時刻30分前に設定したのが大正解でございました。
ちなみに部屋で飲んだお酒で、これ以上は危険である、というレベルの、ある意味「臨界点」に達することができましたので、お店で頼んだのは乾杯のカクテル(私)と、赤ワイン一杯(母)、あとはと炭酸水オンリー。
窓越しに眺めるワイキキビーチ、時間とともに変わりゆくサンセット前後の景色や空の色は、言葉にならぬ美しさ……。
そしてマジックタイムにお月様の大サービス!
あとは何も考えずコースを堪能するのみ!
ハレクラニでも精鋭中の精鋭、接客のプロ中のプロでありますステキなおじさまギャルソンが終始おもてなししてくださいますので、身をまかせるのみでございます。
往年のメニューは衰えることなく……
5年前は割と無理なく完食していた記憶があるのですが、月日を経ると胃袋ってこんなにも弱くなるものなのですね……と実感したボリューム感。食材はもちろん、ピカイチでございます。
母が楽しみにしていたチーズワゴンも健在。
私はデザートの目玉、スフレまで!
なんとか完食。
料理が出てくるまでの待ち時間がけっこう長く、トータルで3時間弱かかったのですが、これは特に母が、ここ5年の間で時間に対する「耐性」が下がっておりまして。「2時間以内で終わってくれる食事じゃないとキツい」ですと。そんなオチ!?
まあとにかく、このコロナ禍で日本国内のさまざまなお宿で、美味しいものや最上級のサービスを味わい尽くしてしまった結果(特に『望洋楼』…末尾リンクに記載しておきます)、5年前に訪れた時ほどの感動はなかったみたいです。
そりゃさすがに、そこと比べては、ねえ……。
そして……「お値段」ハウマッチ?
コースと飲み物と、あと「チップ」、これがまた地味に効いてくるのですよね。
昨今のハワイは15%というわけにいかず、20%~25%くらいを想定せねばなりません。
ということで、この日のお値段875ドル、
円に換算すると約14万(!!!)。
さすがラスボス、なかなかの破壊力、
ですが実は我々、1人10万は覚悟して臨んでいたのでw
なんか思ったより安く済んだかも! お部屋の「前処置」、アレが良かったね!ってなもんで、もう金銭感覚バグりまくりw
一瞬冷静になって「それにしたって1人7万って、充分にオカシイ値段だけどね」となりましたが、しかしそれ以上に想定の予算を下回る結果にホッとする気持ちのほうが大きく(笑)。
ちなみに、このコース、ワインペアリングは175ドル、プレミアムワインペアリングが240ドル、でしたので、この道を選ぶとえらいことになってましたね。最も、ワイン8杯も飲めないよ、ってなもんですけれども。でもグラスワインが軒並み5,000円くらいでしたので、仮に数杯飲んだだけ、としても、えらいことになってたと思われます。
いやあしかし、こうして全て終わってみて、
円安ハワイの「食」に悔いはなし!
「外食は本当に行きたいところだけにする」と感覚を研ぎ澄ました結果、体重はそんな増えなかったし(笑)、金額的にも納得いく結果に終わりました。
この本質のみを追求するやり方、複業にも活かせそうな気がしますww
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