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【韓国】厳寒のソウル…身も心もとろける「オンドル部屋」おこもりステイ
というのも、実は2024年12月の上旬~中旬にかけての時期、ソウルに行ってましてw。だってここしばらく12月だってのに暖かいことが多かった(?)じゃないですか~。
なのでソウルも12月も前半だったら、そこまで寒くないんじゃない?とか思っていたわけですよ。
甘かったww。
今年のソウルは11月下旬に初雪、しかも前代未聞のドカ雪から冬が始まり、私がソウルに行った時期は東京より5~7℃程度低く、最高気温5℃、最低気温-2~-3℃的な!? まぁ、その頃まだ東京の最高気温は10℃を超えていたので、行ってもちょっと損した気になる気候だったわけですよ。
しかーし! 功を奏したのが「厳寒の韓国」において「テッパン」とされるキョーレツな板の間&床暖房=オンドルのお部屋をとっていたこと。
そしてまぁ~これが、人をダメにする(笑)。
そもそもインドア派なワタクシ、「外に出たくない病」をもれなく発症してしまったわけなのですが……。
まあもうとにかく、早速ご紹介させていただきます。
和洋室ならぬ韓洋室!? 韓国ホテルのオンドル&ベッドルーム
まずちょっと先にお見せしてしまいます。こんなお部屋です!
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日本が畳なら、韓国はオンドル。
この板張りに、床暖房がほわんほわん(ご年配の方はサウナかよ!ってほどガンガン暖めるらしいがw)と効いているんです。韓国で言うところのいわゆる旅館=韓屋(ハノク)ホテルですと、ここにお布団を敷きますが、このホテルではベッド、ということなので、日本でいうところの和洋室、みたいな位置付けになるかと。
ここのところ、ソウルでは安心と安定の「ロッテシティホテル麻浦」にお世話になるのがテッパンでしてね。
フタを開けたら2024年の1年間で、ここを含めたロッテ系列のホテルに年間28泊していまして、今年ゴールド会員になっちゃってたりするんですけれどもw
そんなこのホテルにオンドル部屋というものが存在する、なんてことを知ってしまって以来、ず~~っと気になっておりましてね。
ここに泊まるために、12月上旬のソウル行きを決めた、と言っても過言ではなく…(笑)。
外のあまりの寒さに多少後悔はしましたがw
外が寒いからこそ「オンドル部屋ステイ」ができて満足、ってのがこの記事のコンセプト。順を追って説明してまいります。
「人をダメにする部屋」その全貌
お部屋に入って、この電源&温度設定スイッチを見て「んほっ♪」ってなりまして。
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そもそも暑がりなので、温度設定を30℃にしてみました。
これが室温、ということなのか、その辺りはよくわかりません。が、30℃設定で室温は30℃までにはならなかったとは思います。でも部屋の中ではタンクトップを着て過ごしてました。
ちなみに、これとは別にエアコンもあるんですが、オンドルの電源を入れた状態でエアコンをつけると冷風が出てきたのでw 「そういうことなんか」と思い、滞在中はエアコンのお世話にはならずに過ごしてました。
スーツケースはそのまんま、床に広げてみました。その写真は撮ってないんですけれども、ちょっと時間が経ったら、スーツケースと中のものが「ほわわん」と温かくなっておりましたね。
ちなみに、オンドル式、というか、韓式?なのはメインのお部屋だけで、
水回りとかは他のお部屋と一緒なんですよ~。
洗い場付きバスタブにウォシュレット完備(´∀`)(まさにそれが「常宿」たる理由です)。
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あと、簡素なミニバーや湯沸かしポットもあります!
ここに泊まるのは空港鉄道&地下鉄2路線直結というチョー便利な立地と、先述した洗い場付きバスルームがあるからというのも大きいのですけれども、
オンドル部屋も水回りは安心と安定のこのタイプですので、そういう意味でもハードル低めで試せてしまえました。
ちなみにオンドル部屋ではない「普通のお部屋」はこんなんです。
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価格はいつも一泊一室1万~2万円。このオンドル部屋も2万円ちょいでした。
足もとぬくぬくの作業場
お部屋にはこうして、デスクと思しきものも設置されておりまして、
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PCを置いた状態での撮影をどーしてしておかなかったんだよ、という(泣)。
まあ、それだけ脳みそとろけた状態でダラダラしていた、とも言える事態なのでございます。
しっかし、大小2つ重ねて置かれたイス?台?と座布団2枚、これ、どういう配分で使用すべきか、結局正解はわからずw
取り急ぎ、胴の長さに合うのが大きいほうでしたので、そっちに座って、小さいほうは横に出して、ものを置いていました。
ちなみに通常、こうした形式の机ではなく、板の間にちゃぶ台みたいなテーブルが置かれ、座布団を敷いて座り、下からぬくぬくを味わうのが、オンドル部屋本来の形式となります。
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(→【これぞ海外!】夏に鍋、冬に冷麺!? あべこべ食体験 参照)
ちとね、この状態でPC置いて長時間の作業ともなると、どこかに褥瘡できちゃいそうな感じだなとか思っていたので、ホテルのお部屋でデスク形式になっていたことには、安堵いたしました。
寝てみて納得! なぜ布団でなくベッドなのか?
ベッドより布団のほうが、床暖房の恩恵にあずかることができるのでは?と思うじゃないですか。
ところが、この、ちょっとだけ低め設定のベッドで、大正解!
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床からの「ソーシャルディスタンス」が絶妙で、マットレスが人肌くらい!?の絶妙な暖かさ。これね、進みますよ、二度寝とお昼寝が(笑)。
もうね、いったん中に取り込まれたら出てこられない心地よさ。こうしてどんどん人としてダメになっていくのでした。
ダメ人間まで秒読みだったところを「救出」してくれたのは
そもそも年間30泊も渡韓してりゃ、ソウルで「せっかく来たんだから」とせかせか外出することなんざ、そうないわけなのですがw
今回はそれどころか、お部屋のお掃除も1日しかお願いせず、原稿書きとか、メールチェックとか、フツーに友達にLINE返すとか、なんつーか「普段やること」までもなんかめんどくさくなっちゃうくらいのグダグダっぷりだったんですけれどもw
そんな生活から救済(!?)してくださったのが、6日間の滞在のうち、後半3日間で合流してくれた(けどお部屋は別々なw)腐女子仲間の歯医者さん「丸の内カス子」ちゃん(仮名)でございましてw
いやはや、現地集合&現地解散の友人合流システムが、こんなところで役立つとは(笑)、恐れ入りました。
そんなこんなで、総じて、2人で取り分けでしか食べられないあったかメニューやら、各種焼肉やら、ちょこちょこ食べることができましたので、これはまた追ってご報告したいと思います(こうして書ききれないネタがあふれていくw)。
お楽しみに~♪
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