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コロナ禍後初の長距離&長期間海外旅行!無事に帰国しました

8月末~9月上旬にかけて,

とうとう6年ぶり(!?)に「長距離フライトリハビリ」を敢行したであります。

旅のプロはこうやる! お盆ど真ん中の海外航空券手配必勝法』でご紹介したソウル仁川→ヘルシンキ→成田のマイレージ航空券(行きは海外発券のオープンジョー旅程)を利用しての韓国(済州島+仁川)+ヘルシンキ、合計9泊12日の旅から帰国してまもなく、この記事の執筆に着手いたしております。


久々の長距離フライトだし、ヨーロッパだし、おまけに旅程は複雑だしという盛りだくさんの海外旅行。


で、記憶が新しいうちに速報させていただこうかと思うのであります。


ハワイはハワイでも、
ハワイ違い(東洋のハワイ=済州島)です、すみませんw




3枚の航空券での旅行

今回の航空券を購入した順にご紹介すると、次の3枚となります。

1. 仁川→ヘルシンキ→成田(片道 フィンエアー)
2. 東京→ソウル金浦(片道 JAL)
3. ソウル金浦←→済州島(往復 アシアナ航空)

1.と2.がマイレージ航空券、最後に3.の韓国国内線を自腹で購入しました。


まず、最初に購入したのがヘルシンキ行きのオープンジョー航空券(往路の出発地と復路の到着地が異なる​​航空券)です。
オープンジョーとはこのほか、往路の到着地と復路の出発地が異なる場合​​などのことも言うのですが、詳しくは末尾にANAさんの解説ページを貼り付けておきますので、そちらをご覧ください。


オープンジョーになってしまったのはたまたま運良く、帰りに成田に直行する便のマイレージ航空券が見つかっちゃった、というだけであり、本来は仁川←→ヘルシンキの往復航空券を探していたのであります。
(ちなみに母のJALマイルが有効期限間近につき、来年7月、白夜狙いで仁川←→ヘルシンキ特典航空券を引き落としました。私は同区間を自腹で購入するかもしれませんが東京←→ヘルシンキの3分の2のお値段です)


ただ、オープンジョーともなると、問題になるのが、日本からソウルまでのの片道航空券。ここは「知識」がいります。

自腹航空券をJALやANAで探そうと思うと、片道より往復のほうが安かったり、片道だけだとLCCに乗らなくてはならなかったりして厄介なのです。マイレージ特典航空券で、といっても、ANAの国際線航空券は往復でしか特典が利用できず、片道でも利用できるのはJALのみとなります。

今回「フィンエアーのビジネスクラスに乗る」ことがメインテーマ、でしたので、フィンエアーとアライアンスを同じくする(=ワンワールドに加盟している)JALさんとの相性が良く、行きのソウルへの片道切符をJALマイレージ特典で引き落とすので問題ない、しかも羽田出発時にJALラウンジでカレーも食べられるし(『大枚叩いといて結局コレ!?医師のベスト空港ラウンジ食​』参照)というアタマで、オープンジョー航空券の発券に踏み切りました。


と、いうことで、仁川→ヘルシンキ→成田の旅程をまず決め、それからアタマにくっつける東京→ソウル便のマイル特典航空券を探すんですけれども、もちろん、韓国のどこかしらで数日遊んでからヘルシンキに行く算段ですのでそれを踏まえて(笑)、JALは便によって必要マイル数が違うので、最安値の便で、と探したら、ちょうど仁川からヘルシンキに出発する便の3日前の便が見つかって、これにて、

羽田→ソウル(金浦)→(韓国国内移動)→ソウル(仁川)→ヘルシンキ→成田

という旅程を作り込んだのが3月アタマのお話だったのでした(笑)。


あとは、韓国のどこに滞在するか(ソウルはすごく暑いからなw)、ヘルシンキに着いてから北欧周遊するのかしないのか(多分しないけど)、というところをゆっくり考えよう、ってなもんでございます。


どうしてヘルシンキ?

実はコロナ禍中で、国内しか旅できていない時から「長距離リハビリはヘルシンキ」と、漠然と決めていました。理由は、

・マリメッコが好き
・ホテル代が日本と同じ
・スリの心配をしなくていい
・水道水がミネラルウォーター

そして何より、『カレンダー通りにしか休みが取れない先生向け!旅予約必勝法』で、ちょろっと書いてましたが、私、2018年のロシア旅行のオプションでヘルシンキに数日だけ立ち寄った時、たまたま5月1日のメーデー(祝日)だったことを知らずに、お目当てのマリメッコのお買い物がほとんどできておらず、絶対リベンジしたいと思っていたのです!!

マリメッコとなると、さすがのソウルやハワイでも、安く買えないですからね!
(マリメッコって、なにそれ、美味しいの?って方はググってみてください……笑)

そして念願の「爆買い」!


実際はこれに加え、

  • 北欧の人って意外と「きっちり」してる

  • 日本の常識が通じやすい

  • 英語が通じやすい

  • 国民の皆さんの幸福度、絶対高い。自信にあふれてる

といった、現地に行ったからこその「空気感」もキャッチしてきました。この辺りは後日必ず記事にしようと思います。


どうして済州島?

アタマに韓国3泊4日の旅をくっつけてみたものの、韓国も日本と同様「猛暑」であり、都会での街歩きはキッツイだろう、と。


となると、韓国内で北海道的なポジションの江原道か、もう思いっきりリゾートに振り切って「東洋のハワイ」とも言われる済州島か、という選択になります。

調べてみたら、済州島には、リゾートと言っても釜山の海雲台的な「シティリゾート」を体現しているエリアやホテルがありますし、国内線の航空券が安かったので、決めました。


観光はほとんどせずに、ホテルでテレビを見ながら韓国語の勉強やPC作業をして、時々プールに行って、お腹が空いたら済州黒豚を1人1食500~600グラムを平らげてました。最高w


「航空券別々」で感じたこと

まず、羽田でJALに荷物を預けた時に

「日本に帰る便はお決まりですか?」

という、いつもはされないだろう質問をされて、「あ、そうだ、片道切符だったんだw」って気づきました。


日が離れていたので乗り継ぎ時間やロストバゲージの心配はなかったんですが、なにげに8月末って、台風シーズンで、日本から韓国に行く便や、韓国国内線が運休になるリスクを考えていなかったな、とか思いました。


というのも済州島にいた時、まさに台風10号が日本国内を席巻していた時期でしてw
ソウルだけだったら全く関係なかったんですけど、想定より西に行っちゃって、済州島は、ニアミス、だったんですよね。

ここからソウルに飛べないとなると、話がややこしくなるので、シャレになってないな、とヒヤヒヤしていました。

幸い、雨は1日目だけで、その他の日は晴れてまして、無事にソウルに飛べました。

ソウル金浦から仁川に行く列車ホームで、
これでほぼ間違いなく ヘルシンキ行きの便に乗れるだろうと、ホッと一息


ですがこれは「たまたま」であり、いざとなったらアシアナ航空やフィンエアーと交渉だな、英語か、あるいは絶賛勉強中の韓国語をいやでも駆使する時がくるのか!?などと、いろいろ想定してはいましたよ。これが個人旅行の醍醐味でもありますね。


無事に乗ることができた、フィンエアーのビジネスクラス、冒頭の写真がそれですが、とても快適で気に入ってしまいました。やはり13時間は最低でもビジネスクラスでないと、ですね(汗)。こちらも後日、レポートの予定です。



そして気が緩んでまた「やらかす」

「治安のいい地域にリハビリ旅行だから」というのをいいことに、気が緩んでまたやらかしましたよ、パスポート。


済州島の滞在ホテルで、チェックイン手続きをした時、パスポートを受け取らないまま、スーツケースを預けて外出しちゃいました。ホテルに戻ってきて軽くパニック。

ロビーのソファーで手荷物を全部ぶちまけても見つからず、こりゃあ、フロントで持っていてくれなかったら、この旅行、終わりだな、と思ってフロントに行ったら、ちゃんと荷物タグと一緒に取っておいてくれてました、パスポート。


国が国なら絶対アウトですよね。まあ、国によってはこんなに気持ちが緩んだりはしないだろう、とは思うのですが。


そんなこんなとありましたが、9泊12日、ってこれまた、ここ10年そこらではおそらく最長の旅程でしたけど、無事、終わらせることができました。ありがたや。


実は今回、最初からではなく、後半のヘルシンキから合流し、ともに東京に帰国した母の逸話など、まだまだたくさんあるのですが、こちらは追い追い、話していけたらと思います。楽しみにお待ちください。


<関連サイト>

ANA オープンジョーとは
https://www.ana.co.jp/be1/int/jpn/others/eco_openjaw.html



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えりお@フリーランス女医
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