【旅の失敗談】「後悔しきり」飛行機の事前座席指定…
今回お話するのは、
飛行機に乗る際の「事前座席指定」にまつわる失敗談です。
ブログやメディア連載でリクエストが多かった「旅の失敗談」
実はあまり大きな失敗、というものはないのですが、ちょこちょこ、ないわけではありません。
もっとも、m3.com編集担当さんからは、
失敗のレベルさえ高いですね。
より良い旅を追求されるからこそなのですね。
言われとりますが🙄
身の回りの「当たり前」に、もう少し注視していかないと、ダメですね…🙄🙄
今回ぜひともこの場でシェアしたいと思います。
失敗その1: 「あの手続きを忘れたのに気づかず搭乗」
国内線、確か羽田-松山便でしたか。
いつも2泊3日~3泊4日程度の国内旅行のときは、オンラインチェックインを済ませ、荷物も預けないので、空港に着いたらそのまま手荷物検査に向かってしまうのです。そこの自動改札機のような、ゲートみたいなところで搭乗券のQRコードなりを読み込ませると、座席やゲートを書いた紙が出るわけですよ。ですがその時、出てきた座席の番号とアルファベットがあまりに見慣れない数字でしたので、ビックリして、二度見してしまいました。
国内線ではいつも大体、かなり早くの段階から座席指定をするので、座席の番号は一桁か、10番台であることがほとんどなのに、このときは40番台の数字が書かれて出てきたんですよ。しかも母親と番号が離れている。ここでやっと気づいたんです。事前座席指定をし忘れていたのだ、と。
しかも2人とも3人席の真ん中になってしまいました。
短いフライトとはいえ、もう切なすぎでした。
当然、帰りも座席指定がされていないので、行きの時点で慌てて座席指定を試みましたが、後方の真ん中ばかり。もう後悔しきりです。
が、数時間前からアップグレードの予約ができたり、最上級会員向けの前方の席が、直前になって開放されたりするので、まだ望みはあります。この時も、いったんは後方の真ん中の席を指定したものの、直前になって救済された記憶があり、なんとかなりました。
やっぱり、こういう失敗って「ちょっと気が緩んだとき」にやりがちなんですよ。「わかってたはずなのについうっかり」。こんな目には2度とあいたくないので、今ではもう、航空券を購入したら「必ず」その場で事前座席指定、です。
失敗その2: 「富士山と逆サイドに座席指定」
国内線フライトの楽しみの一つに「飛行機からみえる富士山」というものがあります。
東海道新幹線では、雲に隠れてなかなか勝率が低い富士山鑑賞ですが、飛行機ですと「アタマを雲の上に出し」状態で、ほぼ確実に楽しむことができます。
さらに、冬になると、雲が一つもない状態で、裾野までクッキリ見渡すことができますので、この時期に窓側を指定すると、それはそれは幸せな気分になれます。
が、
なんとなく、日本地図をみて、こっち側かな、と座席指定をしてしまったところ、見事、富士山とは逆サイドであったことがありました。しかも、よりによって雲一つない、冬の日に。
ちなみにこちらがその日の「富士山とは逆側」のお写真ですがね。南アルプスかなんかでしょうか。こちらもキレイはキレイでしたがね(泣)
実はそんな私のような客のために、各航空会社では「富士山、どっち側に見える」的なページが設けられていて、航路別に、左右どちら側で富士山が見えるのか、調べられるようになっており、事前座席指定の際、非常に重宝できるものとなっております。
このエピソードはその存在を知らぬころのお話だったのでした。
以上「事前座席がらみ」の、旅の失敗談でした。
実は、失敗するのって、こうして最大限に警戒しているときじゃないんですよ。
何度でも言います。
失敗するのは「あまり警戒していないとき」
ちょっと気が緩んだときこそ、注意しないとダメですね。
┃補足:
航空会社の「事前座席指定」とは
国内、海外旅行ともに、旅行のクオリティーを左右する「事前座席指定」
過去に『カレンダー通りにしか休みが取れない人向け!旅予約必勝法』でも書かせていただいたのですが、私はかなり早い段階から飛行機を押さえることが多く、連休が絡む旅行は半年以上前に手配することもあったりします。
LCCは極力使用せず、上級会員資格(※詳細は末尾のリンク参照)を有するワンワールド(JALが所属)、スターアライアンス(ANAが所属)といったアライアンスに属する「レガシーキャリア」を利用するのがほとんどだったりしますので、予約手配と同時に、座席も指定してしまうことがほとんどです。
ナゼまた座席指定を、と申しますと、一番の目的は「三列並びの一番真ん中に座らずにすむように」つまり窓際か通路側、どちらかの席を確実に確保できるように、です。
いち早く降機して、ホテルなり、観光なりに向かいたいときは通路側
(あ、そういうときは荷物を預けないか、上級会員特典でいち早くターンテーブルに乗るか、どちらかです)、
窓から景色を味わう余裕のあるときは窓側。
上空からの富士山を味わったり、撮影が許されている国の上空ですと、離着陸の瞬間を写真や動画に納めたりするのも一興。
飛行中も、現実のものとは思えない、素晴らしい景色が撮れたり、オーロラがお目見えしたりすることもあります。
スイスの上空あたり?でとらえた「アルプス山脈!?」的な景色
上級会員になりますと、今まで指定できなかった前方の席を指定できるというメリットがあります。
国内線ですと、座席指定料がかかってこないので、前方の席を押さえると、おそらく、ですけど周囲も旅慣れた上級会員の方である確率が高く、彼らが道中、どのような振る舞いをしているのか、ですとか、飛行中のマナーですとか、到着後の荷物の出し入れも阿吽の呼吸と言いますか、スムーズに行くことが多いのです。
ということで皆様!「事前座席指定」侮れません。ぜひ忘れることのないように!
<参考記事>