【『孤独のグルメ』登場店掲載】台湾といえば豆乳!?バラエティ豊かな食べ方を楽しんで!
1月、2月と立て続けに台湾へ。冬季は「日本より暖かい国」台湾に「避難」させていただいておりました。
さて、今回書かせていただくのは、豆乳。台湾では豆漿(トウジャン)と言います。いや日本で食べられるじゃん!?って、そのレベルの知識でわざわざ記事にするわけ、なかろうw
ソウルに30回近く行っている医師ともなると、まだまだ貴重がってもらえるのではないか、なんて書いてますが、台湾も、ちょうど10年前、2014年のGWにデビュー以来、数えたらこの2月で13回目のワタクシ、皆様の想像より一歩先を見据えてお送りするざますよ。早速まいりましょう。
朝ゴハンの定番!
台湾で豆乳といえば朝食! 店名に「◯◯豆漿」と名乗る店がたいへん多く、人気店には早朝から行列ができます。
台湾へ旅行に行かれたことのない方がここまで聞くと、なぜ豆乳にそこまで!?となるかと思います。それはそもそも台湾における豆乳文化が、我々日本人のそれとは大きく違うからなのです。
まず、我々日本人に一番馴染みのある形態が「豆乳をそのまま飲む」スタイル、ですよね。こちらに「近い」のが
甜豆漿(ティエントウジャン)
です。日本だと「調製豆乳」としてアレンジが加えられておりますが、台湾は無調整の新鮮な豆乳に砂糖や香料が加えられ、ほんのり甘味がある感じです。
日本で豆乳といえば、冷たくして飲むのが一般的かと思うんですが、台湾ではアイスでもホットでも(!)飲むことができるんですよ。私はホットが好きだったりしますね。
お持ち帰りスタイルで、紙カップでそのまま飲むのもいいんですが、店内で、というと器によそってもらえて、レンゲがついてくるんですよ。そこに揚げパン=油條(ヨウティヤオ)を浸しながら楽しむのもよき。これが美味しいんです!
これだけで終わらないのが台湾ですよ、みなさま。
もう1種類、これは飲み物というより完全食事向きな「しょっぱい豆乳」、
鹹豆漿(シェントウジャン)
というものがございます。豆乳を酢のチカラでおぼろ豆腐状にちょこっと固めてあることが多いですね。お店によってはさらにちょこっとラー油的なスパイスがかかっていることもあります。
鹹豆漿にも油條が、コレまたピッタリなのですが、オーダーするとすでに浸かっていることが多いですね。なのでよほどパリパリな状態で食べたい!といったことがなければ、鹹豆漿のみオーダーし、油條は追加しないことが多いです。
台湾の豆漿にはこのほかにも黒豆を使用して作られた豆漿「黑豆漿」、ココナッツ風味が加えられた豆漿「椰漿」、抹茶豆漿などというバリエーションもあるみたい!?(でも私は一度も試したことはございません)
さて、
お気に入りのお店
ですが、
王道中の王道はここ
「阜杭豆漿」
記事トップに使用しておりますお写真が、こちらの甜豆漿&鹹豆漿でございます。コロナ禍がまさに始まらんとしていた2020年2月の終わりに訪れていましたが、もちろん今でも絶賛営業中のようです。
もう平日だろうが、土日だろうが、早朝だろうが、遅かろうが、長蛇の列ww
ちなみに、列に並んでると隣のお餅屋さんがお餅を配りにくるという、便乗商法!?が楽しかったですが、今はどうなったでしょうか……。
ほかには、前回(【やっぱ台湾は小籠包】王道からあの具材まで!?網羅すべし!)、朝っぱらから小籠包を食べられる、ということでご紹介した
「鼎元豆漿」
朝ごはんとして提供している豆漿が本来の看板メニューです。小籠包との組み合わせ、ゼッタイ試してみていただきたいです。
1人でこれ全部平らげましたが、何か?
※現在も営業中のようですが、情報はコロナ禍前のものです。
あと
「五湖豆漿」
ここは今年の台北旅で見つけたお店でちょっとマニアック! ガード下にあるお店です。お店のお兄ちゃん、英語話してくれてすごく親切だった(涙)。
余談ですが、最近ワタクシ、台北駅や中山駅の近辺には泊まらず、「五湖豆漿」の近くにあるマンダリン台北やレ スイーツ 台北 チンチェンに泊まるのが「オハコ」ですから。
この辺り、ほかにもグルメスポットが満載ですし、日本人にもそうそう会わないのでめっちゃ穴場感もあってオススメなんですわよ。
スイーツにも豆乳!?
朝ごはんだけじゃありません。3時のおやつにも豆乳!? ですです!!
というのも、豆乳で作った杏仁豆腐的な!?豆乳プリン 「豆花(ドウファ)」 というスイーツがあるのですよ~! 砂糖水や黒蜜と一緒に提供されたり、さまざまなトッピングが添えられたりと、バリエーション豊富なのです~。
お気に入りのお店
は2つございまして、まずは気づいたらしれっと日本に上陸していた
「騒豆花(サオドウファ)」
シーズンごとのフレーバーや、温・冷を選べるメニューが、たまらんのです。
※現在も営業中のようですが、情報はコロナ禍前のものです。
もう一つ、台湾で唯一無二!? なんと豆乳(=豆漿)に豆花が浸かってるという黄金の組み合わせ、その名も豆漿豆花を食べられるお店がこちら
「古早味豆花(グゥザオウェイドウファ)」
こちらのお店、これまたお気に入りの寧夏(ニンシャー)夜市にもほど近い、とっても美味しくてヘルシーで、しかも、あの「孤独のグルメ」にも出てしまったお店なのでございます。
周りを見るとみなさま、「伝統豆花」ばかりを頼むのです。「孤独のグルメ」でもそうでした。えりおちゃんは違います。豆漿豆花ひと筋!
余談ですが、「コロナ禍でお店、どーなった?」と思って行ってみたところ……
あのですね……
改装してましたww
はい、優れた経営者というのは、逆境をもプラスに転換させてということか、コロナ禍で客足が遠のいたタイミングで、今がチャンスです!と言わんばかりに、改装するという強気営業をかましたのは、私の知るところではハワイのハレクラニホテルとここですwww
ハレクラニは、彼らの営業戦略通り!?改装が終わりコロナ禍が明けるのを待ちに待ったのち、6月に満を持して宿泊する予定なのですが、先にこっちにぶちかまされることになったか、という。
天井の電気のとこ、なにげに台湾の形してるしw 心配してソンしたわ(泣)。
これという外国人向けメニューがなかった頃の、ジェスチャーを交えた指差し注文が楽しかったのですが、現在はお店の目の前にメニューが置かれちゃって、日本語併記もされていて、すっかりメジャーなお店になっちゃいました。
まーなにはともあれ、入り口の「孤独のグルメ」ポスターは健在でして、改装後もばっちり貼ってあってよかったですわ(笑)。
ちなみに「古早味」というのは台湾でよく見る表現で、なんじゃらホイと思いつつ、今の今までスルーしていましたが(韓国語との差ww)
調べたら、「昔懐かしい味」って意味みたいです。
なんか台湾って、和菓子テイストのスイーツが多くて、和菓子はあまり好きではない私としては、なんかもう、とっつきにくいのですが、甘すぎず、重すぎず、美味しい豆花は、洋菓子好き&豆乳好きにはたまらんのです。これからも、毎年冬にお世話になりま~す♪
「完全アウェー」な台湾が楽しい!
以上、ワタクシが毎冬、寒さから逃れるために訪れている台湾で、絶対外さない&外せない「豆乳グルメ体験」のご紹介でした。いかがでしたでしょうか。
海外旅行、ったって、韓国は私にとって「国内旅行の延長」でしかない一方、「韓国が寒い真冬にの“避難”先」である台湾は「漢字はわかるものもあるけど、やっぱアウェー」が楽しい。韓国でキムチ、フナ焼き、ねじりドーナツなら、台湾は豆漿&豆花! とはいえ日本に進出しているお店に行くかと言われたら全然行かないのですが(笑)、台湾だと食べまくってしまいます!
台湾ならではのビックリ体験、まだまだ続きますよ~! お楽しみに!
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