AL-starのペンチップを変えてみた スタイラスのチップについて思索する
先般購入した電子ノートですが、To Doリストと、メモとして使用 していますが結構便利に使っています。
なかなかよく考えられたシステムで、設定をすると起動するとまずはTo Doリストを小さな表示で出してくれます 。これが結構いいリマインダーになっています。
そしてメモはnote記事の着想ノート として使っています。やはり手書きになるのでかなり集中する こと、そしてその間は、ポメラだけより少し立体的に思索できている のではないかと考えています。
スタイラスも書きやすいものに変更(LAMY AL-star EMR )したのが影響していると思われます。スタイラスについては以前記事を書きました。
さて、そろそろ2回ほどチップを交換しました ので、それについて備忘録をかねて記事を書いてみようと思います。
ペンと同梱されているチップ
AL-star EMRはチップが柔らかく元々減るものとして設計されていて、描画に問題があればチップを交換 するようになっています。
本体購入時にペンチップ2本と引き抜き用の治具(ピンセットみたいなやつ)付属 していました。
ペンチップが同梱のもの交換
最初から装備されているペンチップの書き心地が少し悪くなってきた(先が少しずつ減り少しずつ短くなります)ので、まず購入時についていたもの(2本ついていました)に交換 はしました。交換してからは、書き心地はヌルヌルした感じで非常によく、スタイラスであるということを忘れるぐらいの印象で使用していました。
付属の新しいチップ使用開始後2週間を超えるぐらい から、誤認識がまた増えてきました。ディスプレイの枠に手を置いて、ディスプレイに載せている手の圧力を通さないようにして筆記していましたがそのような症状を認め出しました。
チップの先を見てみたのですが、かなり減っている模様。前述のように少し先が短くなっているからか筆記時になんとなく窮屈でフィーリング的にも書きにくく なってきました。
以上のことからチップを交換をすることにしました。
ちなみに新品のチップと、使ったチップの減り具合を写真に撮りましたのでご覧下さい。
どちらにせよペンチップは今後のことを考えると購入は必要と考え、下記のものを購入してみました。
ペンチップを購入した
小理屈野郎の探す限りではLAMYからはチップの供給がない ようです。ということは他者のものを流用できるのではないか、と考え、ネットやアマゾンのページをいろいろと調べ、以下のものを候補としました。
Wacom Pro Pen 2用のもの
購入時の価格は10本1036円 です。高いと捉えるか、安いと捉えるかは微妙なところです。2~3週間使いまくったら鉛筆でも1本ぐらいは使い切る でしょう。そういう意味ではまあ、適正というかこらえられる範囲かも知れません。
こちらはAL-starに付属していたものと完全に一緒 のようです。
説明書通りに取り外し、つてみましたが付属のものと差が全く分かりませんでした。
書き心地も一緒。
減り具合もほぼ一緒のような気がします。
Wacom Hi-Uni Digital用のもの
AL-star購入後、もう一つの選択肢として、鉛筆のHi-Uniのデザインやテイストを継承した三菱鉛筆公認のスタイラス があり、これもワコムから発売されていました。電池を使わないところとチップを交換するところから、おそらく使っているテクノロジはAl-star等のそれと全く一緒と思われます。
鉛筆の書き心地を追求しているそうで、そのあたりに差があるようです。
このスタイラスに装着するペンチップですが、アマゾンの商品の写真を見ているだけではほぼ同じように見えます。先端形状だけ少し違うか 、という程度。トライするつもりで購入してみました。
購入価格は5本983円 。
こちらも一度使ってみました。
チップ先端の直径が純正より少し細く、安めの繰り出し式ボールペンのようにガタガタします 。それほど気になるレベルではありません。
ただし長期間の利用は、AL-starの故障を惹起しそうな印象 なので、使わないこととしました。
書いたときの感覚はチップ先端が細いのですこぶる良かった です。先端が細いのでチップ自身がかなり減りやすい 印象でした。ちょっと使った(電子ノート1ページ分程度)だけでチップの先を見てみると明らかに新品より減っているのが見えました。
以上のことよりWacom Pro Pen 2用のチップを継続して使う こととしました。
チップの交換時期はチップの先の減り具合と、筆記時の誤認識の増加、筆記時の窮屈なフィーリングがポイント となりそうでした。
まとめ
今回スタイラスのチップをいろいろなものと交換しましたのでその内容を思索してみました。
LAMYからは純正のチップの交換商品は出ておらず、サードーパーティーのものを使うことになりました。
使えるチップは、Wacomのもので純正もそちらを採用しているのでは、と思われました。
誤認識が増えた、筆記時窮屈だと感じたらチップの交換時期ということが分かりました。ということは、チップの余分を持ち歩いた方が良いのかも知れません(万年筆のカートリッジみたいな話になってきましたが)。もしくは電子ノート付属のスタイラスはカバーにつけておくのが既知かも知れません。
Hi-Uni Digitalのチップの書いたときのシャープな感じは非常に良かったですがチップ先端の直径が細く、ガタガタするので、長期間の使用はAL-starではやめておいた方が良いと考えました。
最初はチップは消耗品なのに消耗品としてLAMYから発売されていないということでちょっと焦りましたが、解決策があってほっとしました 。
チップを交換することで誤認識の対策もとることが出来る 、ということに気づけて良かったです。
結局デジタルになっても手書きが絡むと筆記具沼にはまっている自分 (苦笑)。
なんだかというところはありますが、愉しく思索できるし、紙に対して使う筆記具のように選択肢も多くないので沼は浅いだろうということとし、まあ良しとしよう、考えています。