自分の読書のフロー(3) まとめ
せっかく読書をするのですから、そこから得るものはなるべく多くありたいと考えるのが人間の性です。
電子書籍で快適に読書はできているのですが、読書した内容を自分のものとし、さらに新しい意見やものの考え方を創造できたらなあと思いつつ読書術についての本を何冊か読んでみました。
それらの本や著者の方と直接お話をさせたりして頂き、前回触れたようにアウトプットを意識することが最近は少しできるようになりました。
その上で小理屈野郎の読書のフローは以下の通りです。
1.書評、今まで読んだ本の引用文献となっているなど気になっている本を選び、読む。
2.読んで気に入ったところをハイライト。どうしても気になるところはメモする。基本的にはポメラにメモ。できないときはKindleハイライトに直接メモ。
メモする場合にはメモのカテゴリー分けをすると良い(私の場合は「・」はキーワードによる内容のまとめ。箇条書きをする場合は番号を振ったり、「→」などでわかりやすくする。「※」は感心した言葉、「☆」は本文を読んでいて考えたこととしています)
メモが多くなりそうな場合は、読了と同時にメモを取り出すのではなく、章や節など小さなまとまりごとにメモをとる。(このあたりは臨機応変に)
読書中の全ての本のメモをとろうとしない。
自分にとって教養系(学ぶ系の本)の場合は、ある程度精密に、娯楽系(ストーリーを楽しんだり描写を楽しんだりする本)は心に残ったところをハイライトやメモする。(ここも臨機応変に対応)
3.読了したらKindleハイライトページに入ってその本でハイライトしたところをざっと見ながら、ポメラでメモの追加をする。(メモの追加の場合も記号や番号を上記に従って振って行く)
結構な数のハイライトをつけていても、この作業は30分ほどしかからないようです。これで読了した本の復習第1回が完成です。どんな内容だったかをかなりおもいだすことができますし内容から自分の考えたこともメモできています。
4.ハイライトをEvernoteにコピーし、ポメラでとっていたメモと結合する。
さらにハイライトをざっと見てみる。更に気づいたことをメモとして足しておく。
5.この段階で新しい発見があることも結構あります。ここでの新しい発見をアウトプットとしてnoteの記事をまとめられることもあります。
6.5.の発見を元にしたり、日頃いろいろと考えたり、noteの記事のことを考えていると、なんとなく考えるテーマが見つかります。それに関わりそうな書籍ノートをEvernote内で探して読み直したりしていると新しい発見ができます。これがアウトプットになるのだと思います。
文章にしてしまうと、特に読了後のまとめなどが面倒くさいことになっていますが、実際作業フローとして確立してしまうと、それほどおっくうなことではないし、時間も30分程度と負担にならない程度だと思います。
時間がかかっていてもったいない、と考えるのではなくここは頭の中で揉んでいる時間なので必要不可欠の時間だと思います。(これこそがアウトプットにつながるのですから)
また、一気に習慣づけようとしないこともポイントだと思います。
前回触れた2冊の読書術の本を参考にしながら、いったん立ち止まって、インプットに不具合が出ていないか、アウトプットに不具合が出ていないか、と考えると解決することが多いのではないかと思います。
こんな感じで読書をしていますがフローが変化した場合は記事にしてみようと思います。
今後は、このようなフローで読書をした著作をいろいろなテーマでまとめて、1回に1〜数冊の本を紹介していきたいと思っています。
実は今までの記事で2つ書評の記事があるのですがそれらはテーマを決めて、自分の頭の中で少し揉んで書いたものです。
よかったら読んでみてくださいね。
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