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Kindle PaperWhite シグニチャーエディションが着弾しました

なんと、2日前に発注していたKindlePaperWhiteシグニチャーエディションがもう到着しました。
今回はデジタル読書の要の新しく導入したKindle端末について述べていきたいと思います。

到着までの経緯

小理屈野郎のデジタル読書の橋頭堡、KindlePaperWhiteが調子が悪くなって、Amazonに連絡したのが日曜日。
結局その日のうちに、Amazonクーポンでテックマークから返金処理が終わっていたため、すぐにKindlePaperWhite、延長保証、手帳型カバーを購入したというのを以前のnote記事でご紹介しました。

上記の記事でも言及していたのですが到着が3月中旬とのことで2ヶ月ぐらい待つ必要があるかと思っていた、PaperWhiteシグニチャーエディションが、なんと発注から2日で到着しました。

状況を少し詳しく説明します。
火曜日(発注2日後)に他に注文していた延長保証(保証の証書が入っていました。その後補償開始日を通知するメールが来ていました)と、手帳型カバーが届くことになっていたので、しばらく「お預け状態」でちょっともどかしいな、けどわくわくするなと思っていたのですが、Amazonの注文履歴を見てびっくり。「PaperWhiteは本日出荷となりました。明日(水曜日)到着です」とのこと。びっくりしました。

すぐにPaperWhiteの商品ページを確認してみると「現在お取り扱いできません」となっていました。いくらかまとめて発送しているのかな、とかいろいろ考えてしまいました(これについては数時間後もう一度確認すると「1~3ヶ月後に発送します」と元通りの表記になっていました)

さて、配送状況を確認すると、自宅の隣の市の中継地点まで火曜日のお昼頃に到着しているとのこと。ひょっとしたら、本日中配送もあり得るか?とおもっていたら、配達済みのプッシュ通知が来ていました。
うちに帰ると玄関先にAmazonの小さな段ボール箱がありました

家には行って開梱すると、やはりPaperWhiteシグニチャーエディション(以下、新機種とします)が入っていました。

概観

では箱を開けていきます。

まずは箱の概観。
今までのものと同じような箱に入っています

開梱前の箱。いつもと同じ感じの箱です
商品名部のアップ
裏側の能書き部です。いつもどおり複数の言語で表記してあります。

大きさ、質感、以前の機種との比較

では、封を切って中を見てみましょう。
箱の中もほぼ前と変わりありませんが、今回は生成りの段ボールにテカリのあるインクで印刷されています。

本体をのけてみました。ちょとおしゃれな感じです。

付属品は小さなクイックスタートガイド2つとUSBケーブルです。USB-AとUSB-Cのプラグの付いたものです。

付属品。ケーブルを束ねるもの(ねじりっこみたいなやつ)はついてません。

本体の裏側はこんな感じ。今まではAmazonのロゴがありましたが、今回はなく、例の矢印のみがエングレーブされています。梨地仕上げ様の表面で、しっとりざらざらしています。

本体裏面

従来の機種と新機種の大きさの違いです。写真ではかなり大きく見えますが、実際に手に持つと1周り大きいぐらいです。液晶の大きさが目立ちます。ベゼルが狭くなっているのが印象的です

左が新機種、右が旧機種です。

初期設定の流れ

では、電源を入れていきましょう。

電源投入前
電源投入後。いつもと同じですね。


まずは言語を選んで…

もちろん日本語を選択します

起動が始まりました。これもおなじみの画面です。

通常運転、って感じですね
ワクワクします

まずはAmazonに登録するのですが、今までの方法と新しくスマートフォンを使った方法が提示されています。
今回は新しい方法で登録することにしました

夕食後に起動させたのですが、お昼の時間を示しています。
設定が進むと共に時間は補正されます。
スマートホンを使った設定を選択したあとスマートホンでしなければならないことを説明してくれています。iOSとAndroidとOS別に説明がありますので安心です。
このままの画面でスマホの方を指示通りに質問に応えながら進めていきます。

スマートフォンのKindleアプリを使って、その設定内容をお互いに一時的にBluetoothを利用して新機種の方に送っているようです。写真の液晶表示にもBluetoothの接続が確立しているマークが出ています
次にWi-Fiのアクセスポイントに接続するか確認されます。
問題ないのでこれもOKとします。

個人情報やアクセスポイント名は伏せました。

Amazonプライムへの入会のお勧めが来ました。うちでは家内が契約しているので私には不要。ということでスキップしました。

登録しないほうが小さないつもの引っかかりそうなUIです。

これで設定は終了。いつもの画面になりました。
ただし、最新のファームウェアではないようで、以前のUIです。

時刻表示に注目。時間が同期されています。
クイックアクセスパネルを展開したときにパネルの最下部にキャレットが見えていません。
明るさや暖かさの表示もドット表示です。
これらが旧UIの特徴です。

早速アップデートを設定項目からかけることにします。普段はグレーアウトして居るとこがクリックできるようになっていましたのでクリックをして、再起動する間待ちます。
これで完成です。
個人的なセットアップとしてUD系の明朝体と教科書体のフォントをインストールし、再起動し完璧になりました。

画面最情報にキャレットが表示されています。
これが現行UIの特徴です。


ここからは細かく見ていきますね。

表示領域、精細性

表示領域(画面全体での表示できる文字数)は、今までの機種と比べると少し多めになっています。ということは文字主体の書籍を読んでいるとフリックする回数が減ると言うことですね。これはいいことだと思います。
写真を撮り忘れましたが、1画面に表示される文字数はOasisとほぼ同様でした。
Oasisより縦に長い感じです。
旧機種やOasisと同じく300dpiですので少々のことでも字がつぶれたように見えることはありません。いい感じです。
読書をするときには上下方向に目の移動が旧機種やOasisと比べて少し増えそうです。
ほんの少し慣れるのに時間がかかりそうです。

反応速度

CPUの処理能力がかなり上がっているようで、キビキビと動きます。
フリックなどの感度も問題なく、ハイライトのメモを打ち込むときもそれなりのテンポで入力できます。(もちろんポメラなど物理キーボードが付いている機種にはかないませんが)
体感的にはOasisと同程度と思います。
私の場合は、読書中どうしてものメモは基本的にポメラで行うようにしていますが、それをなくせるほどは便利ではないようです。
処理速度が上がったため、Kindleで購入した書籍データを全てクラウドから落としてみましたが、以前より格段に早くなっていました。1100冊ぐらいの書籍がありましたが、6,7時間でなんとか落とし切れました。そのまま放っておくと10分ほどでスリープモードに入るし、一度に30冊ぐらいはダウンロードできるのですが、それ以上ダウンロードとするとタッチを受け付けないので、時折画面を見ながらの結構気の散る作業になります。その間Oasisで読書でも、と思ったのですが結構集中できませんでした。(これは一回きりなので仕方が無いかなあと思いました)

ワイヤレス充電

新機種(シグニチャーエディション)の特色は、ワイヤレス充電が可能になったことです。qi規格に準拠していて9W以上の出力があるのものの場合は急速充電ができるとのことでした。
私の所有しているものはSamsungのGalaxy用のものです(スタンド型)。こちらは27W程度まで容量があります
職場のオフィスに置いているスタンドに置いてみるとすぐに充電が始まりました
新たに専用のワイヤレス充電スタンドを買う必要がなくて良かったです。
おそらくqi規格に準拠しているもので容量が問題なければ特にAmazonの認証がなくても利用できると考えました。

バッテリーの持ち

元々低消費電力の端末ですので、それほど問題になることは無いと思いますが、フロントライトの明るさはちょうど真ん中、画面の暖かさもちょうど真ん中に設定した上で、文字中心の書籍を700冊ぐらいダウンロードして100%から70%ぐらいまで落ちる程度です。
まずまずと言うところでしょう。

その他気になったこと

ページめくりの時のもたつきなし。旧機種ではワンテンポ遅れる感じだったのでこれだけでリズム良く読書ができると思います。
「ページめくりアニメーション」機能が新しく追加になっていました。今まではページをめくるといっぺんにページが描画され直す、という感じでしたが、この機能をオンにすると縦書きでページを先に進めると、左側から砂浜に打ち寄せる波のように左から右へ(上下方向は直線ですが)表示が変わってきます(かなり速いスピードです)。アンドロイドのkindleソフトほど生々しく動く感じはありません。
この時に表示のリフレッシュを行っているようで、写真を表示した次のページで残像が残っているという感じはないです。
アニメーションは特に気にはなりませんが、表示のリフレッシュが時折行われないときは残像が気になりましたので、この機能は今までの機種にもできるだけ実装して欲しいと思います。

このような感じで、いい感じでバージョンアップされていると感じました。

さて、次は運用方法についてもう一度思索してみました。

運用方法

お風呂読書用およびサブ機として利用

基本的にはお風呂読書用とします。
防水機能があるとのことですが、それほどしっかりしていないのではないか、というのが旧機種を使っていて感じるところです。筐体の構造は外見上旧機種と全く一緒です。
構造についてもう少し詳しく言うと、バスタブ様のプラスチックの弁当箱のような筐体にガラス面と回路を弁当の蓋と具のように入れるような構造になっています。バスタブ様の筐体とガラス面の間には細いパッキングが全周で入っていてこれで、防水性能を確保しているようです

手帳型カバー

上記のような構造を頭の隅に置いておいて、今回は運用を次のように買えてみます。
前機種では入浴時に手帳型カバーを付けたり外したりをしていたが、これが筐体の微妙なひずみを起こし、パッキングに悪影響を及ぼすのではないかな(考えすぎかも知れないですが)、と考えとりあえずは手帳型カバーを使わずに運用開始とした。
せっかく購入した手帳型カバーですが、何らかの理由で外出時に持ち出すときに使うことにしました
普段家の中と言っても裸のまま置いておくのは気が引けるので、前機種購入後すぐに使っていたALTNAのキャリングスリーブを引っ張り出してきて使うこととしました。
サイズ的に横幅はぴったり。縦は少しあまりがありますが問題ないレベルです。小物も収納できます
このままひょいと鞄に放り込むことも可能です。


使い心地の総括

前機種よりパフォーマンスが上がっており、満足しています。
今回未解決のトラブルとして確認されているのは下記の一つのみです。

Wi-Fiトラブル

自宅やスマートフォンのテザリングは一瞬でつながったが職場のネットにはうまくつながりませんでした。
仕事場の情シスの方に伺いいろいろと設定を見ていただきましたがが原因不明。しばらくはスマートフォンを職場のネットにつなぎ、そこからテザリングで運用することにしました。
他のKindle端末は全て問題なくつながっているので、新機種固有の問題と考えて良いようです。
Wi-Fiは電子書籍端末では常に必要なものではないし、そのうちファームウェアのアップデートで直るかも知れないと思っています。

まとめ

今まで使っていたPaperWhiteが故障しましたが完全なダウンタイム2日で新しい環境を構築することができました。
新機種は機能や使い心地の面で地道にアップグレードされており好印象でした。
Wi-Fiの小さなトラブルはありますが実用上は問題ない感じでした。
今後しばらく使ってみて、また何かあれば記事にしていきたいと思います。

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