WZeditorの設定について
PC上でポメラ互換のアウトラインエディタとしてWZeditorを利用しだしました。
現在のところ、ポメラのアウトライン機能を拡張したいときや気分転換を図りたいとき、そして印刷する必要があるとき に、便利に利用しています。
WZeditorは奥が深い
このことについて先般note記事をアップしました。
文中にもありますようにかなり細かくカスタマイズができます 。
前回の記事では設定については必要な設定を追い込めていない・不必要な設定をしている可能性があるためにあえて設定については言及していません でした。不必要な設定や間違った設定を記事としてアップしない方がよいだろう、という判断です。
WZeditor公式さんが小理屈野郎Twitterアカウントをフォローしてくださった
そんな中Twitter界隈でWZeditor公式アカウントさんが小理屈野郎をフォローしてくださった上、どのように設定したかできれば言及して欲しい 、という要望を出してくださいましたので、私のした設定について今回は記事を書いてみることにしました。
※上記のように設定を自分なりにしてなんとなくポメラ互換のアウトラインエディタとして使用 できているのですが、上記のように不必要なことをしていたりちゃんと設定するともっと使いやすくなるかも知れない、という不確定要素を含んだ記事 になっています。
ご自身のWZeditorの設定に活かす場合は、そのあたりを十分ご承知の上ご利用くだされば幸い です。
実際の設定の詳細
設定は大きく分けて、画面の表示方法と、設定のダイアログに分かれると思います。
画面の表示方法
これは、WZeditorを起動して、「アウトライン(O)」→「アウトライン編集」 を選択しチェックサインが表示 されるようにします。
これで一番簡単な設定は終了です。これによりポメラとほぼおなじ画面構成 になります。
ペインは2つになって、左側がアウトライン(題名)を示し、右側がその内容を示すようになります。
左右のペインを仕切っているバーは移動可能 ですので、左のペインを広くして見やすくすることもできます。これだけでもかなり使い勝手が上がると思います。
※「アウトライン」 以外に「アウトライン編集」「アウトラインプロセッサ」「アウトライン検索」「ワイドアウトライン」 などなどかなり細かく表示方法があり、その上で機能を変えたりすることができるようですが、ポップアップの説明だけでは個人的にはすっきりと理解できていないと感じています。
設定のダイアログ
次の設定は「表示(V)」→「設定」 を選ぶことで表示されます。
その中には12個ものタブがある ので圧倒されてしまいますが、落ち着いて一個一個見ていきました。
「基本(1)」タブ
これは基本的な設定になっているので特にいじる必要がなさそうだと考えました。「フォント(2)」タブ
フォントは、Kindle電子端末でも利用しているし、ポメラでも採用されているUD系の明朝体を選択 しました。これだけでかなり見やすくなるし没入感が上がります。
これについては、各個人で好みのフォントがあればそれを選択すればよいのではないか と考えました。
禁則文字などについてもかなり登録されているので、基本的には追加が必要ではないと思われます。「スタイル(3)」タブ
「ファイル形式」 を指定できるのですが、これ、いじる必要があるのかどうかはっきりしませんが、基本的にはマークダウンに近い記法になっているだろう、ということで「マークダウン」を指定 しています。
「箇条書き」 については使えたらありがたいな、と思いnoteのウェブエディタで利用する「- 」を箇条書き文字に追加 しています。しかしアウトライン画面ではうまく動作しません 。
おそらく設定方法が間違っている のだと思います。
「文字装飾」 については太字についてnoteエディタとおなじものを使えますので(デフォルトで設定あり)これを使っています。*両端の制御文字(や半角スペース)は消えませんが挟まれたところは強調されて表示される のでこれで十分です。
「文字スタイル(4)」「段落スタイル(5)」タブ
これらはマークダウンテキストでは設定項目がありません。「見出しスタイル(6)」タブ
「見出しの指定」 で、「マークダウン+WZ」
を設定していますが、これが有効な設定かどうかは個人的には分からなかった です。「アウトライン(7)」タブ
ここはかなりカリカリに設定しなければならないのかな?と思っていたのですが、さにあらず。
「アウトラインの表示」でフォントをUD明朝系のものに変えただけ です。そのあとは特にいじることはありませんでした。
ここの設定を追い込むと、もっと使いやすくなるのではないか、と思います。「色分け(8)」タブ
色分けについては特に気にするところはありませんでしたのでデフォルトのまま、としています。「入力(9)」「ファイル(0)」「ウィンドウ(A)」「インターフェース(B)」タブ
こちらもいじることなくデフォルトのままです。
以上が変更した設定群です。
設定を終えて
設定をいじるときはWZeditorの機能で「スマートヘルプ」をオンにしており、それによる設定に関するヒントが出てきます 。これでは小理屈野郎レベルのリテラシーの少ない初心者ではちょっと手に負えないな、(内容がはっきりと理解できないな )ということが多かったです。
表示設定については、「表示(V)」→「表示設定の一覧(S)」 というのがあり、ここにアウトライン用のものを設定してもらえれば(可能かどうかの吟味はできていませんが)、ありがたいな 、と感じました。
また、個人的な理解のレベルの問題として、ポメラ(WZeditor)のアウトライン機能と、noteのマークダウン記法をミックスして運用しているので、それが設定をするときに微妙に問題になっているというか邪魔をしているのではないか 、と考えました。
まとめ
今回、WZeditorの個人的な設定を公表しました。
一応それなりにうまく動いているので、個人的にはこれでいいかと思いますが、スマートな設定(過不足なく必要なもののみをきっちりと設定する)ができているかどうかはかなり怪しいところです。
「表示設定の一覧」という項目があり、ここにある程度登録されているので、これを利用するのが手ですが、アウトラインについては登録がなく、アウトライン用の表示設定を作っていただければありがたいな、と感じました。
かなり自由度の高いソフトですから、じっくりと時間をかけて設定を煮詰めていきたいと思います。
個人でも設定の追い込みを継続的に頑張りますが、もし可能ならWZeditor公式さんに、この記事、お目通しいただけると望外の幸せ なのですが…
それぐらい、内容はあやふやな記事ですので、よい子はこの設定をまねしないように(笑)