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KindlePaperWhiteがダウンしてしまいました

私のデジタル読書の橋頭堡となったKindlePaperWhiteですが、故障してしまいました

今回はこれについてお話ししていこうと思います。

電子書籍専用端末を購入

KindlePaperWhiteを購入したのが2019年12月末です。以前の記事でもお話ししましたが、eインクでの快適な電子書籍読書環境を獲得することができました。これは個人的な経験の中では革新的なことだったと思います。
端末はできるだけ長く経済的に使いたい、と思っていましたのでAmazonのデフォルトの1年保証の後に2年保証を有償で付けました。(これは後で非常にありがたいと思うことになります)

使用感、そして

非常に小さく(ポケットに気軽に入れることができます)、たくさんの本を同時に持ち歩ける、ということから非常に便利な端末です。
そして、目が非常に疲れにくいので、どんどん読書に没入できます。
eインクでの表示ですので反応時間が普通の液晶よりありますが、目が疲れないことの方が大きなメリットで、あまり気になりませんでした。
普段の読書、そしてお風呂での読書を楽しんでいましたが、一度目のトラブルは半年弱で来ました。

1回目の故障

時期

5月の連休少し過ぎた後に、故障が起きました。徐々にひどくなったと言った方がいいかもしれません。

症状

交換に至った症状を振り返ってみました。

ゴーストタッチ

ゴーストタッチ(画面に触れてもタッチが関知されなかったり、全く関係ないところをタッチしたことになったりすることです)が、起こり出しました。最初は頻度も少なく、まあ我慢できる程度(とは言っても読書体験は落ちます)でしたのでだましだまし使っていました。思った通りの反応を得られないというのは結構なストレスでした。そのうち、画面に触れていないのにページがめくれたり、フォントの大きさが変わったりし出しました。

LEDの球切れ

よく見てみるとフロントライト(液晶の照明)5個のうち2つが切れているのを見つけました。ちょうどゴーストタッチが気になりだした頃です。

Amazonの対応について

上の2つの症状が出だしたのでさすがに使い続けることはできない、となり、Amazonのカスタマーサービスにチャットで相談しました。
再起動をしたり、LEDが切れているところを分かるような写真を添付したりして、故障が認定され最初の1年だったのでAmazonによる交換保証が行われました。

その後もすぐにトラブルに見舞われます。

2回目の故障

時期

Amazonによる交換保証が行われ、代替品(リファービッシュ品;不良品等して返却された商品や中古商品などを整備し、新品に準じる状態に仕上げたもの)がすぐに到着しました。
喜々として開梱し、動作確認を始めたところ、いきなりの不具合発覚でした。

交換品(リファービッシュ品)の不具合

こちらの不具合は、見てすぐ分かるものでした。
セットアップを始めると、フロントライトが怪しい。よーく見てみるとLED5個のうち3つが点灯せず。とほほ。
リファービッシュ品の整備のレベル、大丈夫かな、と不安になりました。

面倒くさいですが、不良品ですので再度Amazonのカスタマーセンターにチャットで相談しました。

Amazonの対応

これはさすがにLED不点灯であることを照明する写真を添付することによってすぐに確認してもらい、さらに別の代替品を送付してもらいました。
この間、自分の手元にあったPaperWhiteは最大3台(私が新品から使っていたもの、代替品その1およびその2)
送られてきた代替品はもちろんリファービッシュ品でしたが大きな問題は無く、この端末がメインとなりました。
代替品を送ってもらった箱で故障しているものを送り返すのですが、非常によくできていました。箱を潰さずに、それを再利用するようになっていました。送付先もAmazonから指定されており、着払いで送付することにしました。
私の場合は短期で2台を送り返す必要が出てきたので、その旨もAmazonのサポートセンターにお伺いしたところ2台まとめて送り返してもよいと言うことでした。
クロネコさんに集荷をお願いしたのですが、返品や交換は時々あるのか、梱包法も教えていただき問題なく返送できました。

もとい、、、

安定したPaperWhiteでの読書生活が1ヶ月ぐらいかかりましたが、戻りました。この段階で5月の末になっていました。
このときは1台体制だし、ダウンタイムが読書のダウンタイムになるのにちょっと懲りましたので、運用方針を見直すことにしました。

トラブル後の運用の工夫

2台体制の構築

しばらくは1台体制で様子を見ていたのですが、2台体制にすれば、さすがにどちらもいっぺんに不具合を起こすと言うことは非常に考えにくいので、もう1台購入しようと言うことになりました。
2台目として購入するのであれば、KindleOasisにしたいなあということで情報をいろいろと集め、自分なりに吟味をしてみました。
本体はいつも通り32GB、広告なし、kindl unlimitedなし、wifiモデルの端末としました。せっかくなのでセールがあればそれに乗じようと言うことで、価格をよく見ていたところ、Amazon上で3万円を切る価格でのセールがありましたので、えいやと購入しました。
さすがに結構な金額でしたし、電子書籍もコンスタントに購入していたので分割払いができる、ということでAmazonの5回分割払い(金利等の負担はなかったです)を利用しました。
2020年7月末のことでした。
このときは一緒に使うものとしてバンカーリング3、ボックス型のケースを同時購入としました。

運用体制

KindleOasisは表示領域が2周りぐらい広く、ページ送り・戻りの物理ボタンも実装されており、CPU性能もPaperWhiteより格段によく、非常にテンポよく読書を行えています。こちらを主力機とし、PaperWhiteはサブ機としての運用を始めました。

PaperWhiteは、Oasisが充電中の時や(使えるけど末弟に余分な負担をかけなくてよいのであればかけたくないので)お風呂の読書タイムに利用していました。
お風呂での使用時もなるべく水滴等がかからないようにし、細心の注意を払っていましたが、また悪夢はやってきました

3回目の故障

時期

2021年秋頃からその兆候は見え隠れしていました。今度は以前の故障の時よりだましだまし使うのがうまくなっているので、完全に動かなくなるまでに時間がありました。

症状

ゴーストタッチ

なんだか恒例ですね。こちらは2021年11月ぐらいからかなりひどくなり、ハイライトを行うのがかなり面倒になる感じになってきました。12月には勝手にページが送られたりするようになり、かなり使いにくい状態になってきました。最終的にタッチパネルが完全に動かなくなったのは2022年明け以降でした。

LEDの球切れ

LEDの球切れが徐々に起こり出しました。最初は1つだけがチカチカし出してお風呂を少し暗めにして入っているのでかなり気になりましたが、そのうち完全に消灯してしまいました(苦笑)
さらに1月ほどしたらもう一つ消えました。こちらもチカチカする期間があってその後完全に消灯となりました。

Amazonおよびテックマークの対応

まずは前回同様Amazonのカスタマーセンターに相談。本体のコントロールができないので、ちょっと特殊な方法でリセットをかけることになりましたが、最終的に自分のアカウントを設定するところでメールアドレスなどを入力する必要があるのですがタッチパネルの不具合でそれさえもできず、故障認定となりました。
そこから保証関係を見てくださり、初回購入から2年少し、前回Amazonでの交換から1年半、私は初期保証後2年の有償保証を付けていたので、延長保証での本体交換が可能です、とのことで、今度は延長保証を管轄しているテックマークに連絡することになりました。
連絡をし、しばらく待っていると係員の方につながり、交換希望を伝えると、先ほどリセットをかけたので、コンピュータ上私のPaperWhiteが認識されていない状態になっていたとのことで、いろいろと細かい情報をお伝えしてしばし待ちました。
テックマークは保証の状態や、Amazonでリセットをかけたことを確認できたようで、AmazonのKindle端末確認ページで本体が確認できない場合はすぐに交換の判断ができないことになっているので、会社(テックマーク)の中で検討してからメールでお知らせします、とのことでいったん終了となりました。

最終的に

(テックマークに電話をした)その日のうちに結論を出しますとのことでした。場合によってはリファービッシュ品での交換ではなく本体の購入し直しをしてもらうかも知れないし、その場合でも全額補助になるか一部負担金が出る可能性があるかも知れないですとのことでした。
2時間もしないうちに指定したメールでの返事が来ました。
なんと

KindlePaperWhite本体、有償保証で支払った金額全部をAmazonギフトで返金しますとのことで、それで本体などを再購入ください、とのことでした。

うーん、すごい寛大な処置
びっくりしました
2年少し使った上、本体がほぼ新品(さらに世代交代後の最新機種)になってしまうと言うことです。
延長保証、付けていてよかったです。

※あくまでも小理屈野郎の例です。必ずしもこういう対応になるとは限らないと思いますのでそのあたりはお含みおきください。

KindlePaperWhite(11世代)シグニチャーエディション

ということでアマゾンのホームページに入り、KindlePaperWhite シグニチャーエディションを購入することにしました
こちらはOasisと一緒でフロントライトは暖色にすることもできるし、自動で明るさをコントロールできます(さすがにLEDの数はOasisほどはないようですが)。反応速度もかなり速くなっているようで、到着が楽しみです。


納期

よく見てみると納期が3月中旬とのこと。昨今の半導体不足の影響か、新機種になってから注文が殺到しているからか原因は分かりませんが、しばらく楽しみに待ってみようと思います。
お風呂の読書タイムはもうしばらくお預けですが、待っておればまたその環境が戻る、いや、それ以上の環境が戻る、というのが見えているのでウキウキしますね。

本体以外に購入したもの

本体以外に購入したものは、Aticの手帳型ケース(蓋をおると、スタンドになるもので以前からのお気に入りの最新バージョンのものにしました)を購入しました。
今回お世話になった2年間の延長保証を注文したのも言うまでもありません。


まとめ

私のデジタル読書の橋頭堡、KindlePaperWhiteがついにダウンしてしまい、最終的に新機種導入となったので、その顛末についてまとめてみました。
また現在の専用端末2台でのデジタル読書運用体制になって経緯についてもまとめてみました。
延長保証、3000円弱でそれなりの金額がしますが、ヘビーユースをしているもしくは今まで故障は交換の経験がある方は、本体購入と同時に付けておくことを考慮した方がよいと思いました。


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