モバイルオフィスで知的生産をしてみた
つい最近のノート記事で老眼鏡を更新した話をアップしました。
詳しくは上記記事参照ですが、老眼鏡もメインのものは2本体制 を敷いていまして、新しい1本目の老眼鏡ですが問題なく使用できています。つまり新しい老眼鏡の度が確定したので、以前使っていた、読書や執筆など集中する必要があるときにかける老眼鏡のレンズの更新 にいきました。
当日は日曜日の午前中でお店が混んでいましたので、レンズの加工に時間がかかるということ(約2~3時間)だったので、せっかくなのでその待ち時間でマイカーの中でデジタル読書と執筆を行う ことにしました。
マイカーについて
マイカーは7年間に購入したミニバンです。
使用するシートはいわゆる「2列目」のシート です。
シートの機能としては、シートクーラーとシートヒーター がついています。
シートから温風や冷風が出てくるものです。シートは革製のものですので、暑い時は非常に暑いし、汗でべちゃべちゃになってしまいます。ですので、この冷風が出る機能は非常にありがたい です。今回は外気温は30度を超していました ので、冷風機能を使用 しました。温風機能は寒い時にありがたい です。皮のシートは特に寒い日に座るとヒヤッとします。それをましにしてくれます。
オットマン もついています。飛行機のシートについているオットマンと同じようなもの を想像していただければよいと思います。オットマンは角度のほか長さも変えられるのでベストのポジションで利用できます。
細かいことですが、読書灯 もあります。読書灯以外に室内でも自分の区画だけを明るくする室内灯 もあります。読書灯は自分の作業範囲だけを照らしてくれるスポットライト風 のものです。明るさは4段階に調整できます。
カップホルダー は、シートの肘掛けの一番先端部にあり、リーチもよく便利です。飲み物を置くほか、携帯を置いたり、後席用のモニタを操作するリモコンを置いたりと何かと使えます。
テレビ (電波状況がよい時はフルセグ、悪いところでもワンセグ)も視聴可能ですが、今回はこの機能はもちろん使わずでした。後席のモニタをオンにしておけば、音楽などの音量も調節できる のでとりあえずモニタをオンにだけしておきました。ちなみに、HDMI端子が搭載されているので、その気になれば後ろのモニタでゲームをしたり携帯やiPadの画面をミラーリングすることもできます。
ネット環境 については、携帯電話のテザリングモード を利用します。大量のデータを扱うとギガ死してしまう ので(苦笑)が(元々執筆なり、デジタル読書なのでそれほどのデータを扱う必要はありません)、必要最低限のネット環境はある ということです。
後席で独立した温度調整のできるエアコンが装備されていますので、頃合いのよい温度(個人的には25度にしています)に設定しました。
上記のように、2列目の座席を使用しているのですが、普段は通勤ですし、ちょっと遠出する時も車が大きいので家内は運転したくなさそうなので車に乗っている時は常に運転席です。
マイカーの一番のセールスポイントはカタログ上(もちろん実際に使ってみても)2列目のシートの豪華さでしたが、オーナーがそれを享受できない 、というとんちんかんな状態になっています(苦笑)
実際の執筆環境を写真に撮ってみました。こんな感じです。
行きつけの眼鏡屋さんは商店街の中にあるし、普段しょっちゅういく場所ではないので、ぶらぶらするのも一手ですが、ぶらぶらすると思わぬ出費をしてしまう場合もあるでしょうし(苦笑)、せっかくの日曜日なのでゆっくりと過ごしたい、という気持ちもありましたので、マイカーの中でモバイルオフィスを堪能することにしました。
モバイルオフィスでの実践
デジタル読書をする 場合は、テーブルを引き出しておき、一番前方にずらしてそこを支えにしてKindle Oasisで読書をします。
読書灯もあり、読書灯の照射範囲や照射の強さを調整できるので、非常に読書はしやすかったです。
少し背もたれを倒し、ゆっくりした姿勢で読むと、極楽でした。シートから冷風が出ているのでかなり気持ちいいです。
疲れてきたら、テーブルをしまい、背もたれをしっかり倒してオットマンをしっかり出して、ほぼフラットにしてちょっと休憩(睡眠)することもできます 。今回はここまでいきませんでしたが、スキーの時の仮眠の姿勢ですのでこれも経験上非常に気持ちよいです。
POMERAでの執筆 の場合は少しコツがいりました。
理由はいくつかあります。
・テーブルの位置が正中よりになっているのでキーボード手前に手を置いてタイピングの姿勢をとると上半身が少し窮屈に感じました。(反時計回りにねじれている感じ)
シートの幅などは問題ないので、これについては、ポジショニングをうまくするとなんとか乗り切れそうです。具体的にはテーブルの上でPOMERAを右側を少し前に出すように置くと体をそれほどひねらずに打鍵可能でした。長時間のモバイルオフィス使用であれば、これは改善してもよいかもしれません。一つの案としては、両方の肘掛けを橋渡しするような板を置いてみてもよいかもしれない 、と考えました。この場合はその板の厚さ(キーボードの高さと剛性に関係する)に要注意 と思われます。
今後必要があれば考慮しようと思いました。
テーブルの剛性 はまずまずです。打鍵によってたわんだり、ぶれたりすることがなかったので合格ですね。
読書ノートを作る 場合は、正面にPOMERA、左脇にタブレットを横置きにします。そしてハイライト内容を参照しつつ、ノートを作成します。タブレットは、隣のシートの肘掛けも少しだけ使いつつタブレットケースの蓋を折り曲げることによって(元々その用途で折り目が入っているものです)よい感じの位置に固定できました。
視認性もバッチリでした。
自宅やオフィスでの執筆であれば、タブレットで確認できない、確認できる以上のことを参照したいこともあるのでKindle端末を右脇に置くのですが、今回は、Kindleを固定するようなものを持ってきていなかったので、固定はできませんでしたが、タブレットの横にぽいっと置いておけたので、それで問題なしです。
実際のモバイルオフィスの実践内容ですが、まずはデジタル読書を行い、ちょうど読了(30分前後)となったので、おもむろにPOMERAを広げ、読書ノートを作成しました(40分前後)。
読書ノートが完成し終わった時に、お手洗いにいきたいな、と思ってコンビニにいこうと車の外に出た時に眼鏡屋さんから電話がかかってきて、レンズ更新がすんだ、という報告をいただきました。
ざっと見積もって1時間超、という感じでした。
短時間の利用に終わった
当初2~3時間かかるということだったのですが、お店の人が気を遣ってくださったのか(車の中でデジタル読書したり執筆したりします、などということはいわず、ぶらぶらしてきますわ、といっていました)1時間ちょっとで老眼鏡は完成していました。
老眼鏡を受け取り、度数や見え方に問題ないことを確認し、マイカーに戻ってきました。
居心地もよく、せっかくでしたので更新された老眼鏡を使って、あえてモバイルオフィス実践第2幕 、としてこの記事を執筆しています。
あえて、この環境で執筆しているわけですが、自宅の執筆環境は畳の間ですので、両足の置き場所が所在なさげになるのですが、モバイルオフィスの場合は、足の置き場所が確保されているし、よい角度で固定できる ので、これも捨てがたい環境だと思いました。
自宅の執筆環境で少し疲れてきたらあえて車の中に引っ込んで執筆してみるのも一つの手 だと思えました。
レンズを更新した老眼鏡はやはり少しこめかみのところがきつめになっているので集中するのにはもってこいなことが再確認できました。
まとめ
マイカーでのモバイルオフィスを実践する機会があったので実践してみて、問題点や満足点についてまとめてみました。
元々2列目の豪華さを表に出したマイカーですので、非常に充実した環境であることが分かりました。
ただし、長時間や頻繁にモバイルオフィスを利用する場合は少し改善する必要があるところも見えました。
自宅の環境で執筆に少し疲れた時や、あえてマイカーで少し遠出をして景色のよいところにいって執筆してみるなど環境を変えてみることにも応用できそうなことが分かりました。
夏の「脱システム」を実践するのに非常に魅力的な環境であることが分かりました。
今後機会があれば、夏の「脱システム」をモバイルオフィスで満喫してみようと思いました。
執筆環境がモバイルになったので、行き先を固定しないで、どこかにふらっといって、執筆したり読書をしたりして、ふらっと帰ってくると言うのを一度やってみようと思います。
ここのところ思うのですが、今回のようにちょっとしたことに注目して、それにしっかり認識を向けると、日々の何気ないことが楽しく感じるな、と実感しています。
これも、note記事を書いている御利益かなと思っています。
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