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江戸時代から美味いお米の代名詞!【熊本県菊池市】

今回は前回の神埼市からのしりとりで、熊本県菊池市とその名物についてご紹介します。

菊池市は熊本県の北部に位置し、大分県と隣接しています。

市の東側は阿蘇山からの広葉樹が広がっており、多数の野鳥が生息しています。
その東側には菊池川の源流が流れる菊池渓谷があり、日本名水百選にも選ばれる名所になっています。

そんな菊池市の人口は約4万5千人。
中心地は、盆地の土地に民家やお店が集まっています。

雄大な自然と、熊本県民ならではの暖かさが魅力の街です。



菊池市の観光名所はなんといっても菊池渓谷。

菊池渓谷は、広葉樹で覆われた山間に流れる菊池川の源流が大小様々な大きさの瀬と淵と滝を作っています。

その景色は絶景で、四季を通じて様々な景色を見ることができます。
春には新緑に囲まれ、
夏には平均水温13度と涼しい避暑地になり、
秋には紅葉に囲まれ、
冬には霧氷が花のようになります。

あまりの景色の美しさと水の綺麗さから、

  • 日本森林浴の森百選

  • 日本の滝百選

  • 水源の森百選

  • くまもと緑の百景

  • 熊本の自然百選

  • 新くまもと百景

に選ばれています。選ばれすぎです。


菊池渓谷が有名な菊池市。
実はもう一つ菊池の名前が付く名物があります。

それが菊池米。
今では“七城のこめ”という名前で販売されている、日本国内でも最高級に美味しいお米です。

美味しいと話題だったのはなんと江戸時代から。
もともと熊本のお米は美味しいとされ、その中でも菊池米は美味しいお米の代名詞とされていました。

もともと花崗岩でできており栄養がたくさんある土地。
そこに菊池川からのミネラルと酸素を豊富に含んだ水が流れてくることで、土地をより栄養たっぷりにしてくれます。
そして盆地であることから夏終わりの残暑と秋ごろの寒暖差で、稲がよく育ちます。
そして何より生産者の技術と手間が合わさり、美味しいお米に仕上がります。

そのあまりの美味しさに、お米のランクとしては最高位の『特A』に認定されています。

七城のこめは、
お米から漂う香り、
噛んだ時のしっかりとした食感、
口の中に広がる甘み、
その3拍子が揃っています。

お米だけで食べてもとても美味しい。
そう思わせてくれる必食の味です。


ここまで熊本県菊池市とその名物についてご紹介してきました。

菊池渓谷の美しい景色、そして美味しい菊池米、自然の恵みとそこに住む人々の手間や努力で作られてきた、菊池市ならではの名物でした。

ですがまだまだご紹介しきれていない観光スポットや名物が菊池市にはたくさんあります。温泉やメロンなどもあるんです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。


次回は菊池市からのしりとりで、「ち」から始まる市とその名物についてご紹介します。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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