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否定と批判は違う。

『否定も批判もちょっと勘弁してほしい。』
そう思う方は、是非この記事を読んでほしい。
会話の中で否定も批判も感情的にはあまり嬉しくはないが、文字にして持ち帰って眺めてみると批判は、確かにそういう考えもあるか。と納得できる部分があるものです。


否定と批判どう違うか。

それは、違うと思う理由を伝えているかどうか。
批判は違うと思う理由を伝えるが、否定は違うと思う理由を言わない。

・普通に考えたらわかるでしょう。
・みんなやってるからやるべき。

など違うと思う理由について言葉足らずな場合も否定になります。
批判は間違っていると思う理由について明確に伝えています。
言葉の強さではなく筋の通った理由がそこにあるのか。これで否定と批判を分けられます。
批判については、自分が注意できていなかったことについて気がつけるヒントにもなります。うまく向き合っていきましょう。

分けてそれをどう受け取るか。

批判に関してはその理由についてどう受け取るかを考えてみましょう。
否定に関しては理由を聞いてみましょう。
端的に言うと以上です。
最初は難しいですが、日常の会話の中で、『これは否定』『これは批判』とわけて受け取れるようになれば良い意見に耳を傾けられるようになります。
また、自分自身が否定をしないように注意が必要です。誰かの意見を正したい場合は必ず理由を言うようにしましょう。

否定はだめで、批判は良い。

ぐらいの粒度で理解できてきたと思います。
このタイミングで理由が重要だと理解したときに注意が必要なこともお伝えしておきます。
それは、当人から出てきていない理由を想像し、それが事実のように思いを巡らせてしまうことです。
これを一般的に”悩む”と言います。

  • わざわざ大事な会議で批判してきた。これは私のことが嫌いだからだろう。

  • 嫌な言われ方をした。以前私が批判したことを根に持っているのではないか。

理由に関しては当人から伝えられたことだけを考えましょう。
そうしないと結論にいきつかず、ただ悩んでしまうだけとなります。

あらためて、否定と批判は違う。

うまく受け止められるようになると人の意見もありがたく受け取れる範囲が増えていくと思います。

まずは
”否定と批判が違うということを認識する。”
読んだ方は、ここまで理解いただけたと思います。

”認識したらそれを分ける。”
これが出来るようになるまで時間がかかるかもしれません。とにかく分けられるものだと認識し繰り返し分けてみましょう。

”批判理由について考えてみる。否定は理由を聞いてみる。”
ここまで出来ているならもう批判や否定が怖いということは無いでしょう。

理解し、できるようになるまでには反復練習が必要です。
分けようとすることが重要なのです。
分けて考える習慣が批判を自分の力に変えるきっかけになるはずです。

最後に自己紹介

もしこの記事を読んで、私個人に興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひPittaでお話ししましょう。


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