スタバに行かなくなりました

こんにちは、これみやびです。

スタバに行かなくなりました

いえ、正確に書くならば、

スタバのようなチェーン店に足を運ばなくなりました

ですね。
だからなんだという声も聞こえそうですが、これは私にとって非常に意味のある小さな一歩なのです。

コーヒーが好き

朝起きたときや仕事中のオフィス、休日の昼下がりにカフェで飲むといった感じで、生活の一部にコーヒーが溶け込んでいるといっても過言ではありません。(※この記事を書く前もコーヒー飲んでました、うまかった)
缶コーヒーやコンビニの100円コーヒー、メーカーさんが出している500mlペットボトルなどなど。種類は問いません。とにかくコーヒーという飲み物が好きなのです。
特にスタバの、いわゆる本日のコーヒーがお気に入り。いろんな種類のドリップコーヒーを飲めるというのはちょっと得した気分になります。
「今日はどの豆使ってるのかなー」とか「季節限定なんだ、飲んでみよう!」とか。イベントに参加してるみたいで、非常に楽しいのです。
スタバ以外のカフェチェーンでも、本日のコーヒーを実施している店舗があり、嬉しい限りです。

カフェでPC作業していた私

以前の私は、カフェにPCを持ち込んで作業をしていました。作業開始まで、以下の手順を踏んでいたような気がします。
①家からPCを持ち出し、13時過ぎにカフェに入る。
②コンセントのあるテーブルを探しだし、席取りをする。
③注文するコーヒーは、長時間作業でも耐えられそうな大きめサイズのコーヒー。
④PCのアダプタを指し、Wi-Fiに繋ぐ。
⑤そうそう、忘れちゃいけない。アイスコーヒーの場合は、時間が立つとテーブルをグラスの水滴で濡らす恐れがあるので、紙ナプキンでグラスを巻くのです。
⑥イヤホンをし、3〜4時間くらいの作業用BGMを流す。
準備万端!
プログラミングの勉強や、所属する聖歌隊のアレンジやコンサートの資料作り…エトセトラエトセトラ

これが非常に捗るんです。
外が夕闇に包まれる頃、カフェをあとにする。よく作業したなーと達成感を持つのです。

その日買った新刊本を読みたくてカフェに入った私

以前から注目していた小説が発売され、発売日当日に書店で購入しました。本当だったら帰宅してから読むはずでしたが、どうしても読みたい!
そうだ、カフェでコーヒー飲みながら飲もう♪
そう思った私は、駅前のカフェチェーンに入りました。その日は長居しないつもりだったので、一番小さいサイズのコーヒーを注文しました。
席につき、コーヒーをひとくち飲む。いい香りだし、ほのかな酸味がいい感じ。さあ、本を読もう!

ここがターニングポイント

本を読み始めます。
ですが、集中できない…、なぜだろう…
そう思った私は、一度本から目を離して周囲を見回してみました。すると、気づくのです。このフロアにいるほとんどの人が、PC作業しているもしくは何らかのテキストを広げてせっせと勉強をしているのでした。なぜか集中できない要因のひとつは、おそらくキーボードを叩く音やマウスのクリック音でしょう。なんだかせわしない雰囲気を感じます。
カフェでPC作業をしていた自分を思いかえしてみるのです…
そして…、

街中のチェーン店じゃなくて、駅ナカのカフェに行ってみようかな

駅ナカのカフェへ行ってみる

別の日、通勤で使っている駅にあるカフェに寄ってみました。
ターミナル駅内にあるため、店内にはスーツケースを持った旅行客が何組か休憩していました。私はコーヒーを注文し、腰掛けます。ここのコーヒーは軽やかだなぁと思いながら、一緒に買ったレーズンサンドをモクモク食べてると、あることに気が付きます。

ここのカフェは、時間の流れがゆるやかだ

まわりにいるのは、歩きまわって疲れたのかうとうとしている旅行客、談笑している家族連れ、コーヒーを飲みながらスマホをのんびりいじる人。PC作業をしている人は、1人くらいかな?
せわしない雰囲気はほとんどない、のんびりコーヒーが飲める!
もしかして、これが本来のカフェの姿なのではないか?

いま思うこと

ここまで読み進めていただくと、カフェでPC作業をしている人を叩いているような感じがするかもしれませんが、決してそうではありません。そこでしか出来ない作業があるから、皆さんそうしているのだと思います。そのようなお客さんに場所を提供し、少しでも多くの利用客を増やそうとするカフェの運営も大切なことだと思います。利益をあげなければいけないのは至極当然のことです。
ですが私一個人として思うことは、本来のカフェ(喫茶店)の姿というのは、コーヒーと食事・軽食を楽しむ場所であり、のんびり過ごす場所であるということ。
それに気付けたのは小さいけれど、とても意味のある一歩だと確信しています。

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