ニューヨーク単独の日程とチケットの問題について
ニューヨーク単独ライブ2024『そろそろ、』お疲れ様でした!
私は、お笑い芸人の「ニューヨーク」のファンだ。時事ネタに少し弱いのが玉に瑕だが、2人の物事の捉え方や所感が自然体かつ唯一無二で、自分の頭に自然と入ってくる感覚がある。フィーリングが合うという感じだ。
いまや売れっ子芸人でもある「ニューヨーク」だが、ここ数年は賞レースからも手を引き、年に1度の単独ライブの全国ツアーに向けて、ネタを仕上げるというサイクルを送っている。
今年も参加してきたが、さすがの内容で大満足だった。
しかし、今年は例年以上に集客に苦戦していたようで、『ニューヨークのニューラジオ』でも反省と苦悩をたびたび嘆いていた。
そこで、おこがましいのは承知のうえで、一ファンとして改善案を考えてみた。
曜日を意識する方法
これは土日祝中心のスケジュールにして多くのお客さんに寄り添った形にすること。
まあ2人もニューラジオ等で言っていたことです。
特に限られた公演数であれば、最も重要なポイントかもしれません。
場所を意識する方法
ここに行けばニューヨーク単独が見れるという方法にすることです。
わかりやすく言うと、「ルミネに行けばお笑いライブが見れる」「無限大ホールに行けばお笑いライブが見れる」
みたいな形で、これまで吉本がやってことを踏襲するイメージです。
開催場所を絞って1箇所あたりの開催期間や回数を増やすのもアリだと思います。
ニューヨーク側も告知がシンプル、客側も日程と会場の把握がシンプル、これは重要な要素だと思います。
そもそも全国ツアーをやる目的とは
地方に行くからには、その土地を楽しむ姿勢を持ってほしい。みんなで食事をするだけでもいいから、その土地で何かしたという情報を発信するべきだと思う。
札幌のバニーガールバーに行ったみたいな現地を満喫したエピソードこそが地方(と言っても大都市)を回る醍醐味だと思うが、多忙ゆえに名古屋公演の1日目と2日目の間に帰京したみたいなエピソードが出てくるのは少し残念だ。
単独だけの問題と捉えずに、働き方自体を見つめ直してほしいというのが正直なところ。
そして、改めて全国ツアーをやる目的を見つめ直してほしい。
地方(と言っても大都市)の公演での集客は、毎年苦戦している印象がある。
結局どこで開催しようと、1日しか開催していなかったりすると、ピンポイントでスケジュールを合わせる必要が出てくる。
例えば、1週間連続で同じ場所で開催していれば、どんな仕事をしている人でも行ける日程があるはず。
ピンポイントで予定を合わせる必要はなく、自分の都合に合わせて曜日を選択できる。
1人でも多くのファンに見てほしいというのが1番の目的なら、会場の確保も難航するようですし、開催都市を絞ってでも、少しでもスケジュールを合わせやすくする方向に調整するのが賢明な気がする。
売れっ子芸人の「ニューヨーク」が全国ツアーを毎年やっているという事実こそが1番重要で、そこは譲れないという事情ももちろんわかるが。
告知について
今年発生した凱旋公演のチケット売れ残りについては、告知の問題だったと思う。
発表のタイミングが他公演と異なったこと、お盆と時期が被ったこと、完売していると誤解している人が多かったこと、いろいろな原因があったと思う。
これに関しては、YouTubeチャンネルをもっと効果的に活用するしかないと思う。
まず、『ニューヨークのニューラジオ』というYouTubeにしては長尺な90分番組の途中で口頭だけで話したところで、告知にはなっていないということを認識してほしい。
開催の発表はどこでしてもいいと思うが、YouTubeで単独ツアー告知用の動画を1本撮るべきだ。そうすることで、一目でツアーの日時が確認できる場所ができるし、ニューヨークの2人がツアーで各地に行くことを楽しみしてるということをアピールできるはずだ。
また、その動画の概要欄はなるべくシンプルに単独ツアーの情報だけを載せて、わかりやすくしておくことも重要だと思う。
正直、ニューヨークチャンネルの概要欄は常にごちゃごちゃしすぎている。
これは推測だが、ニューラジオのメールも同じような人からしか届いていないのではないだろうか。伝えたい情報を埋もれないようにする意識も持ってほしい。
チケット応募の仕組みについて
これはどの程度改善が可能なのかわからないが、一応書いておく。
現状の応募方式だと、複数公演申し込んだ際に、全公演当たる可能性もあれば、全公演外れる可能性もあって、非常に予測が難しい。
優先順位をつけれたり、最大何公演まで当選するとかを設定できるようにして、躊躇なく応募できる仕組みになるとありがたい。
長々と書いてしまったが、ニューヨークのことは大好きである。
今後も全国ツアーは続いていくだろうし、なるべく余計なストレスなくできたほうが、ニューヨークにとっても我々にとってもベストだと思うので、出過ぎた真似かもしれないが書いてみた。
これからも毎年楽しみにしています!