恋人の存在
恋人の存在を聞かれて素直に答えると、「恋人が欲しいのに恋人がいないヤツ」認定をされてしまう。質問者からすると、恋人はいないよりいた方が良いし、そのうえで質問しているのだ。
寂しさを全く感じないといったら嘘になるが、必要性を感じるかといったらそこまで感じないというのが正直なところだ。怠惰な人間なので、変化を嫌うというのが1番の理由ではある。
『正欲』という作品で、この世界を生き抜いていくためにパートナーの存在が必要というような描写があるが、その通りだと気付かされていく感覚が強くなる。周りからしたら、恋人のいない自分の存在はどう扱っていいかわからない腫れ物なのだ。
生きるって難しい。