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自分に嘘をつくことはできない。いつか心が壊れるまで蓋をしているだけ。

本当はやりたくないこと、本当はやってはいけないと思っていること。

そういうことに折り合いをつけて誰しもが生きていると思います。

折り合いをつけている、つけられているうちはまだ問題は大きくないと思います。

少なくとも、なにかしら自分を納得させられる理由があるのです。

しかし、我慢をして生きていると、そのうち折り合いを越えて、自分に嘘をつかなければならなくなります。

本人はそれを嘘だとは思いません。詐欺をするときに、これはちょっと誇張しただけで嘘ではない。あるいは、嘘も方便なのだ、嘘をつかれた方が悪いと自分を正当化します。

本人は折り合いをつけているつもりでも、端から見ると論理が破綻したり、矛盾していることはあります。

それはもう限界なはずです。嘘をついて自分を正当化しないと自我が保てないほと、追い込まれているのです。

プロパガンダの世界では嘘も100回言えば本当になるときがあります。しかし、自分自身を相手に嘘をつき続けてもいつか本当を思い出します。

思い出にふけり、小学生、中学生時代の自分をふと思い出してしまえはすべて崩壊する危険があります。

何をもって嘘と考えるかは人それぞれですが、自分の本当と自分の嘘の話です。決して偽れません。

そして嘘で心に蓋をしていてもいつか本当のことを思い出せば心の中で矛盾して、整合性がとれなくなります。

人は信じてないことをやり続ければ、心を壊すか人格という自分の本当の方を変えるしかありません。

その事について深く考えないという方法もありますが、自分を失って生きることを意味します。考えないとは人間の本質の1つを否定することです。

何をもって本当のことと考えるかはは難しい問題ですし、人格を磨くにはある程度の自己否定と再構築が必要です。

それでもあえていえば、自分に嘘をつくことだけはできません。本当と違うことを思い続ければ、いつか心が壊れます。嘘はそれまで、本当に蓋をしているに過ぎないと思います。

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