2023年7月3日
関西空港到着。
約2週間ぶりだ。2週間でこんなにも世界の見え方が変わることに驚いていた。
私が関西空港に到着したときの第一声は「めーーーーっちゃきれい!」だった。
ジブチとエチオピアで過ごしているときは、老朽化している建物が多くあることや道路にゴミが多く落ちていることに慣れていたので、その基準で日本の建物や道路を見てみるとあまりに綺麗すぎて、改めて日本の施設やインフラの水準の高さにただただ驚いていた。空港内の照明は明るく、入国審査もデジタル化されており、扉は自動で開く。出国前までは当たり前に感じていたことが「日本はあらゆることで世界的に高水準なことが多いんだな」といった認識に変わっていた。
そして税関を通り終え、出口を出たあと、迎えにきてくれた母と兄に2週間ぶりに顔を合わすことができた。半年ぐらいは会ってなかったような感覚だった。
関西国際空港から自宅までは兄が車を運転して送ってくれた。私は車内後部座席から景色を眺め、まるで初めて日本に来た人かのように「きれーーーーーい!日本すご!道にゴミが落ちてない!外灯がめっちゃある!道がコンクリートで整備されてる!車のクラクションが全然鳴ってへん!静かすぎ!」と1時間ぐらいずっとこんな調子だった。
帰り道のスシローで夕食を食べ、自宅に着いた。
自宅に着いた瞬間、「あ、家や。ほんまに俺、アフリカ行ってたんやな」とジブチとエチオピアに行って無事に帰ってきたことは自分にとっての成功体験として刻まれていることを認識した。
はたから見ればアフリカに行ってたの2週間だけかい!と思われる方もいらっしゃるかもしれない。たしかに期間だけで見れば2週間は長くないかもしれないが、はじめての海外、しかもアフリカ、言語力も不十分、現地での人脈はない、現地でスマホを使えない場面もあった などの要素も考慮すると、よく無事に宿をみつけ、現地の人とコミュニケーションを取り、スマホを使えるように契約するのも中学英語とコミュニケーションでなんとか乗り越えたりと、ほんとうに自分はよくやってくれたなと自分自身に対して感謝している。
したがって、今回の旅では、自分で考えて行動し、局面を打開していく力を育むことができたと思っている。もちろん今回の結果を肯定的に捉えてはいるが、全く満足はしていない。金銭面、人脈面、言語面、滞在期間面など伸び代だらけなのも事実だからだ。伸び代に感じている部分は改善させつつ、できるだけ早く第2回目の旅も実行していくつもりだ。
いま私がすると決めていることは、宇宙に行くことと世界全カ国に行くことであり、身体が健康なうちに達成する必要がある。時間は有限なので悠長に過ごしてはいられない。
第2回目はインドや東南アジアの国に行くことも視野に入れている。また国が決定すると公表すると思うので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回の記事は第1回目の旅の総括の記事を投稿するつもりなので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
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