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米雇用統計ってなに?
1,米雇用統計とは?
アメリカの雇用の情勢(失業している人数や就業している人数など)をアメリカの労働省労働統計局が調査した統計で、最も重要な経済指標の一つです。
アメリカ雇用統計は原則月の第一月曜日に発表されます。
原則、毎月第1金曜日
<夏時間> 日本時間 21:30
<冬時間> 日本時間 22:30
となっています。
発表内容は
「失業率」「非農業部門雇用者数」「週労働時間」「平均時給」「建設業就業者数」「製造業就業者数」「金融機関就業者数」など計10数項目の指標を発表してます。
発表される指標の中でも、特に「失業率」と「非農業部門雇用者数」が注目されています。
失業率
労働力人口(16歳以上の働く意志を持つ人達)のうち、失業者の占める割合です。
・求職活動を諦めて過去4週間以内に求職活動をしなかった人は失業者と見なされません。
非農業部門雇用者数
農業部門を除く産業分野で、民間企業や政府機関に雇用されている人の数です。
自営業や農業従事者は調査対象に含まれません。
FRBは政策金利の引き上げや引き下げを検討する際に、労働市場の動向を把握する上で雇用統計のデータを重視しています。
2,雇用統計が為替に大きく影響するのはなぜ?
アメリカ経済規模は世界のGDPの約20%を占めて世界最大級です。その経済の70%を個人消費が占めています。
なのでアメリカの経済は個人の消費が増えるか減るかで大きく左右されます
即ち個人の雇用の情勢が大きく左右されるアメリカ雇用統計は重要な統計ということです。
雇用統計がいいと賃金の上昇や個人の消費が促されるという見込まれるということで反対に雇用統計が悪ければ賃金の低下個人の消費の低下が懸念されるという流れということです。
更に雇用統計の事前予想との結果の剥離が大きければさらに大きな為替の動きになるということです。
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