外科研修医の朝③7時、教授回診…
こんな時間から教授回診しているのは、日本ではオーリーワンだったのではないかと思います…
なぜこんな早朝に⁈という理由は、
この時間に患者さんを診ておかないと、そのまま夕方とか夜まで診れなくなる可能性があるから。
この早朝回診は重症な方や、手術後間もない方を回りますが、時間との勝負、という事態がありえるので、
状態はいいのか、何か治療の変更や追加をする必要があるのか、など、朝のうちに確認しておくことは必須だからです。
教授回診というと、白い巨塔が元祖的な感じですが、
ドクターXでもよく出てきました!
大門未知子が「いたしません!」のやつです。
でも、こちらはあそこまで大所帯ではないので、あんなゾロゾロ大名行列にはならないし、
形式的なものでもない。
重症な方や、術後間もない方を教授は自分の目で確認したいし、医局員も教授の見解を聞きたい、
という、本当に実務的な回診。
これだったら大門未知子も「いたす」んじゃないかな⁈
そして、安定した患者さんの教授回診は、普通の朝の時間帯(9時くらい)から週に2回くらいやったかな?
大学病院なのでこの時間は医学生も加わって、多少のゾロゾロ感はあります。
安定してる患者さんは、朝7〜8時は朝ごはんの時間だから、ゾロゾロは避ける、というのもあります。