〜大邱釜山3泊4日総額2万円の旅の記録②｟出発と初のチムジルバン宿泊｠〜

2019年4月18日。大学の授業を終えて、小さな持ち込み可能サイズのキャリーバッグに荷物を詰める。今回は預け荷物がないので液体類は基本持ち込めない。化粧水や洗顔石鹸がうまく規定内に納まるようにジップロックにいれる。20時40発の飛行機なので、18時半頃には着けるように家を出て向かう。

前回の渡韓からまだ2ヶ月程なのでなんとなく記憶はある。前回よりスムーズに手荷物検査まで済ませる。今回は預け荷物無しなのでカウンター並ぶ時間は無し。

時間になり、いよいよ離陸。少し離れただけなのに空港がキラキラしてすごく綺麗に見える。

今回は機内で何か買ってみようとワクワクしてメニューを開く。韓国のサーティワンアイスクリームのパウチスムージーがあったので注文。

飲みながらふと裏をみたら、2019.3.○○ の文字が。今は2019年4月なので、もしかして賞味期限切れてる...?と思いよくよく見たら、「제조 연월일(製造年月日)」だった。よかった。

ここで気がつく。前回韓国に来た時はまだ韓国語を勉強し始めて2ヶ月、ハングルがようやく読めるようになったばかりで、発音はわかっても意味はわからなかったのに、今は読んだ韓国語をなんとなく理解できるようになっている。あれから2ヶ月だけど、まじめに勉強していた甲斐あって成長できているんだなぁとしみじみ。

そんなこんなで今回もあっという間の2時間半。大邱に到着。さあ、ここからが大変だ。空港からは少し離れた「宮殿ラベンダー(チムジルバン)」まで自力で行かなくてはいけない。時間もあってか、空港内のほとんどのお店はしまっているし、助けてくれそうな人も少ない。前回タクシーで大失敗してトラウマになりかけていたが、時間も時間でバスもないのでタクシーに乗らざるを得ない。しかも今回はWi-Fiを借りていないので、わからない言葉があってもその場で調べることができない。

タクシーに乗って東大邱駅の近くにある宮殿ラベンダーというチムジルバンに行きたいことを伝える。運転手のおじさんは、あぁ、あそこね！と言ってくれて一安心。多少は私の韓国語レベルも成長しているらしい。15分ほどタクシーに乗って、宮殿ラベンダー前に到着。あたりのお店はほとんど閉まっていて通り全体が少し薄暗い。

お腹が空いていたので、食料を調達できそうな店がないか見回してみると、宮殿ラベンダーの横に「김밥 천국(キンパ天国)」という大きな看板のある食堂のような店、その隣は海産物のお店らしく大きな水槽のある店。キンパ天国の方が気軽に入れそうだったため、キンパ天国に入ることに。

⬇️次の日の朝撮ったキンパ天国の外観写真

入ってみたが特に席を案内されるわけでもなく少しおろおろしてしまった。自由席っぽいので適当な席に座る。そしてメニュー表があまりにもわかりにくすぎる。

今はすらすら読めるが、この時は全部読むまでにはだいぶ時間がかかりそうだったので最初のいくつかだけ読む。○○キンパ、というのがいくつかあったのでキンパを注文することに。お肉の入ったキンパを食べたかったので、店員さんにプルコギキンパ イッソヨ!?と聞いてみたら、あるよあるよ〜って感じで作ってくれた。メニュー表にはないのに。この時はわからなかったが、プルコギ(焼肉)キンパではなく、ソコギ(牛肉)キンパがメニュー表にあった。注文したら後ろでおばさんがキンパを巻いてくれる。

Wi-Fiを確認するが、通ってない。(翻訳機も使えない、ネットも使えない)スマホを充電してもいいか聞いてみたらそれはOKだったのでありがたく充電させてもらう。

お会計は3000ウォン(300円)。

キンパ天国を出てチムジルバンへ向かう。

フロントで、何か聞かれるが何を言われているのかいまいちわからない。とりあえずチムジルバン、1人です。と言って11000W(1100円)支払ったら2階が女性専用フロアですと英語で案内される。エレベーターで2階へ行くと受付カウンターが。そこでチムジルバン服とタオルをもらう。とりあえずロッカーに荷物を入れて着替える。

シャワーは朝浴びる事にして、4階のチムジルバンフロアへ。

裸足でエレベーターに乗るので足がつめたい

チムジルバンフロアでは男女混合エリアと、男女別エリアに分かれている。女性専用エリアに向かう。写真禁止だったので、ホームページより。

こんな感じのところで薄いビニール製のマットを敷いて寝る。ここでもWi-Fiは繋がらない。チムジルバンは低温サウナなので布団などなくてもポカポカでよく寝れる。充電用コンセントは各エリア2つしかないので争奪戦。比較的綺麗そうな場所を選んでマットを設置。

韓国に行った経験も1度で、夜23時到着、Wi-Fiがなくて携帯もつかえない、さらに田舎なのでチムジルバン宿泊計画がうまく行かなかったら野宿を覚悟していたが無事暖かい場所で寝ることができたので、よかったなぁと思いながら就寝。

｟大邱到着日終了｠