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【司法試験撤退理由】①気力の限界

いよいよ今回から
本格的に撤退体験記を書いていきます!
よろしくお願いします✌

今回は撤退を決断した理由について
お話ししてみようと思います!
撤退を決断した理由はいくつかあります。

①気力の限界
②他にやりたいことがあった
③法曹として自信をもって仕事できるイメージが全く浮かばなかったこと

一度に全部お話しすると長くなるので
今回は①に絞ってお話ししてみます!

①気力の限界
単純に力尽きたということです。
メンタルの崩壊といってもいいかもしれません。
次のような現象から、気力の限界であると判断しました。

(1)じっと座っていられない!
私は合計3回試験を受けましたが、
3回目の準備をしていたときには
机の前に座って勉強することが
できなくなりました笑 
それでどうしたかというと、
電車に乗って勉強していました笑
ときにはグリーン車に乗って
規範を暗記したりもしました笑
静止していることがしんどいので
とはいえ歩きながら勉強も出来ないので
代わりに電車に動いてもらうことにしました。笑

(2)暗記ができない!
これは何と説明すべきかわかりませんが、
ものが全く覚えられなくなりました。
というか、思い出せなくなりました。暗記の過程においてはインプット→アウトプットを行うと思いますが、
アウトプットしようとすると
脳のどこかが作動?して、
記憶喚起をブロックするのです笑
おそらく、私の脳は無意識にそのブロックを一種の負荷だと考え、「負荷をかけても思い出せれば確実な知識として定着している」と安心しようとしたのではないかと推測します。
裏返せば、不安感があまりにも大きかったのでしょう。そのため、確実な安心感を得ようと負荷をかける思考のクセがつき、思い出せなくなったようです。

(3)生活リズムの破綻!
やたらと夜更かしになりました。
ちょっとやそっとの夜更かしではありません。
やたらと夜更かしになったのです笑笑
ひどい時は朝になってやっと眠れました。
直前期になっても同様でした。
受験生としては致命的ですよね?笑
昼間は勉強をしなければならないため
自分が思うように時間を過ごすことができません。
そうすると何が起きるかというと
勉強をしない時間に自分の時間を持とうと
夜更かしをして時間を捻出したのでした。
しかし実際には、有意義なことをするでもなく、ボーッとしたり、YouTubeをみたりとただの時間浪費だけをしたのでした。
そして朝になると眠くなって寝ますが、
当然起きるのはお昼頃です。
そして、受験生なのにこんな時間まで寝てしまったという罪悪感、午前中に勉強していないという焦燥感に苛まれ、メンタルは負の連鎖で悪化の一途を辿ります。

このように、あちこちでメンタルにガタが来てしまい、まともに勉強することも難しくなりました。
言うまでもないことですが、
きちんと勉強をしなければ合格するはずもなく
それを当時も自覚していたので悪循環はさらに加速しました。

それでは、こうならないようにどうすべきだったでしょうか。
実は今もよくわかりませんね。
当時は当時で最善を尽くしたとも思います。
ただ一つ明確なことがあるとすれば
私は多くの情報を処理、管理する能力があまりないのですが、
それを自覚するなら、きちんと処理網を築くべきだったと思っています。
具体的には、
信用できる一元化されたノート(教材)が
重要だったと思います。

この点に関しては反省すべき点が多く
失敗談も長くなりそうなので、
詳しくは今後お話しできればと思います。

今回は撤退の決断理由「①気力の限界」
について書いてみました!
次回は「②他にやりたいことがあった」
についてお話しします!


それでは☺

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